風祭文庫・カナマナおしゃべりの館






「未来のお話」






マナ>マナでーす
カナ>カナです。
マナ>あたし達のマナカナの評判が良かったのでまたまた登場です。
   さて、450物語、達成しちゃったね。
カナ>そうだな、なんか、あっという間に達成しちゃったけどなぁ
   で、いつの間にか風祭文庫のタイトルロゴが変わっちゃったけど、
カナ>これってそれを記念して?
マナ>さぁ?
   ただ、これまで使ってきたのが暗いイメージがあるって言っていたから
   それで変更したんじゃないの?
カナ>それにしても面白いフォントだね。
マナ>金文調って言うそうよ、某巫女漫画のタイトルにも使われていたよね。
カナ>ふぅぅん…ちょっとしてそれを狙ったか?
マナ>さぁ?(笑)
カナ>けど、各館のタイトルも変更するだなんて気合入っているなぁ
マナ>まぁ、\1,155も払って、このフォントを買い込んだんだもん、使わないとね。
カナ>なるほど、あのドケチな作者らしい(笑
マナ>それを言っちゃ悪いって
カナ>ところで、さっきからマサイ館が騒がしいけど何かあったの?
マナ>あぁ…これの事よ
カナ>えっ、そっそれって、
マナ>ん?見て判らない?ヌバの腰飾りよ
カナ>だっ大丈夫かよ、そんなもの着けて、
マナ>あはは、大丈夫よ、
   巫女の小夜ちゃんに頼んで呪いはキャンセルしてもらったから、
カナ>そっそうか?
マナ>そ・れ・と・も、変身してヌバの勇者になった方がいい?
   カナが見てくれるのなら…
   あたし”勇者の証”を立ててあげても、
   い・い・わ・よぉ
カナ>ならんでいい、ならんでいい
   で、そのビーズの腰紐がどうしたって言うんだ?
マナ>ノンノン、
   ビーズじゃないわ、トンボ球よ
カナ>トンボ球?
マナ>うん、これまでこの紐に使われている球の名前が判らなかったんだけど、
   それが、トンボ球って言うことが判明したのよ。
カナ>あっ判った、今週号のスピリッツだろう。
マナ>うん、ギャラリーフェイクね。
   あの漫画、先日はバレリーナのことを取り上げていて、
   その中で書かれていたバレリーナ=芸者と言う説にウチの作者ったら
   「バレリーナ萌えは異端ではない」
   なんて変な自信を持っちゃってね。
カナ>あはは(単純なヤツ)
   で、それとマサイ館の騒ぎとの関係は?
マナ>そーそ、
   それで、マサイ館の物語にあるビーズと言う表現をトンボ球に変更することが決まったそうよ、
カナ>はぁ?
   それであの騒ぎかぁ…
   また面倒なことを
マナ>そうねぇ、
   しかもそれだけじゃぁ終わらないのよ、
カナ>へ?
マナ>ウチの作者、トンボ球の名前が判らなかったので、
   作品で使用するのを極力避けてきたのよ、
カナ>ほーなるほど、確かに首飾りとか腰紐とか抽象的な表現になっているな
マナ>でしょう?
   で、正式名が判ったのでそれを全面的に使用することも決まったの。
カナ>あらら…
マナ>マサイ戦士は胸に掛けているトンボ球の紐の本数がその階級を表しているし、
   ヌバやディンガの勇者は腰に巻いているトンボ球の紐が唯一の服…
   つまり、裸族変身を表現をするのにトンボ球の紐が重要なアイテムだったりするのよ、
カナ>でも、そんなに大事なものならビーズって表現してもいいじゃなかったのか?
マナ>あのね…
   「…見て、いまのあたしが着ることを許されている服はこのビーズで出来た腰紐だけなの…」
   と
   「…見て、いまのあたしが着ることを許されている服はこのトンボ球で出来た腰紐だけなの…」
   と比べて見てどっちが萌える?
カナ>そりゃぁ…ビーズと言ったらなんかキラキラした軽いアクセサリーみたいだけど、
   でも、トンボ球といわれると深くて重い運命のようなものを感じるな、
マナ>でしょう?
   この言葉の感覚の違いが見直しの決定になったのよ。
カナ>けど、マサイ館って106話も話があるぞ、それを全部?
マナ>うん、
カナ>うっはぁぁぁ!!
マナ>まぁ作者のことだから大改修を掛けるでしょうねぇ…
   ある意味強力な武器を得たから、それは最大限に使うと思うわ。
カナ>むー…
   そういえば、前回の休筆のきっかけってマサイ館の大改修だったっけ。
マナ>うん、改修作業に時間がとられて新作発表が止まって、
   それから半年近く止まったわよね。
カナ>じゃぁ今回もこの改修がきっかけで止まるかもな…
   ところでさぁ
   この改修とは別にそれぞれの物語にタイトルタグの取り付けが行われているけど、
カナ>今頃、なんで?
マナ>あぁ、あれ?
   うん、実はねぇ、
   これからのことを考えてのことなんだって、
カナ>これからのこと?
マナ>将来、この風祭文庫が消滅したときのことよ、
カナ>え?、消えるのここ?
マナ>今すぐって訳じゃないけど、
   でもあたし達の存在は無限じゃないわ、
   作者が飽きたり、何らかの理由でここの維持から手を引けばあたし達は消えてしまうのよ、
カナ>うっ(そうか)
マナ>現にそう言う形で消えて行ったサイトは幾つもあるし、
カナ>……
マナ>ただウチの作者って
   そのときにはあたし達をこのサイトと一緒に消すことはしないで、
   条件をつけて解き放つ気でいるんだって。
カナ>解き放つって?
マナ>要するにフリーの物語として公開するって事よ
   タイトルタグと出典・風祭文庫、原作者・風祭玲であることを明記すれば
   投稿作品を除いた文書の改変や翻訳、そして自己サイトへの掲載を許可するんだって
カナ>ほぇぇぇぇ!!
   またなんでそんなことを…
マナ>なんでも100年後・200年後の人にも読んでもらいたいと言うのが作者の意図とか、
カナ>はぁ?
マナ>うん、100年後なんて作者は死んでこの世には居ないでしょう?
   でも、改変自由のフリー物語にしてネットの世界に放り出してしまえば、
   姿を変えて言葉も変えて、そして100年後や200年後の人に読まれるとね。
カナ>そんなに上手く行くかなぁ…
マナ>賭けかもね。
   でも、面白いと思わない?
   風に吹かれ大空に舞うタンポポの種みたいで、
カナ>ネットの中を風に吹かれて舞い踊る種か…
   そんなノンビリしているとあっという間に押し流されるぞ
   あっでも、作者の風祭ってそう言う意味もあるのかな?
マナ>さぁね、
   おっとまたまた重い話になってしまいましたが、
   風祭文庫は閉鎖するつもりは一切無いそうですのでご安心を…
   (この話は遥か先の話です)



おわり