風祭文庫・モランの館






「サン族の少年へ」
(前編)


原作・バオバブ(加筆編集・風祭玲)

Vol.T-058





「ふっふっふっ」

呪術師は不敵な笑みを浮かべながらあたしの方を見ると、

グイッ

っと妹・真奈香の股間を開いて見せ付けた。

「そんな…」

その様子にあたしはただ驚いていた。

そう、たった今

私の目の前で真奈香は、サン族の少年と性器を交換されてしまったのだった。

そして、あまりにも信じがたい光景で私はただ呆然と立つ竦むしかなかった。



「はぁはぁはぁはぁ…」

真奈香と少年は呪術によって交換された性器を朦朧しながら眺め、

呪術師は満足そうにその出来栄えを確かめていた。

真奈香の股間にはさっきまで少年の股間に生えていた漆黒の薄汚れたペニスと睾丸が存在していて、

その一方で横たわっている真奈香の開けた股間には女の証は何一つ残っていなかった。

何より驚いたのは手術で交換したのではない証拠に、

真奈香の股間に生えた性器と周りの皮膚の間にはっきりとした境界や傷跡はなく

真奈香の白い綺麗な肌が性器の傍から急に漆黒に染まっているように見えたことだ。

「ウソ……そんな……」

私は思わず驚いて口を手で押さえた。

真奈香は顔を真っ赤にしながら荒く息を吐いている。

真奈香はこの現実を理解しているのだろうか?

私はこの上ない不安を感じながら真奈香を見た。

「はぁはぁ……お姉ちゃん」

真奈香の眼から涙が溢れ出し私を見ている。

私は喉が渇いてしまって言葉がまともに出てこない。

「ま、真奈香。

 だ、大丈夫?」

かろうじてそれだけいうと

真奈香はこくんと頷き、

不安げな視線で再び自分の股間を見つめた。

「あたし……どうなっちゃったの?……」

股間から覗いているペニスは嫌でも視界に入る。

真奈香はおどおどしながら私に尋ねた。

「これ……あの子のオチンチンだよね……なんで、あたしに……」

答えられない私に真奈香はそう言うと、

そっと手を伸ばして股間のペニスを握った。

「ま、真奈香っ!?」

「あ、うっ!」

真奈香は感触に驚いたのか、

それともペニスを触られる感覚に驚いたのか思わず声を漏らしていた。

「○○○○」

呪術師が何かを言うとニヤリと笑う。

それが気持ち悪くて私は真奈香を庇った。

だが、

「あたしに……オチンチンが生えてる……」

真奈香はその感触と感覚を確かめてしまったのかぶるぶると震えていた。

「真奈香、大丈夫よ。

 お姉ちゃんがついてるんだから、落ち着いて」

私は必死に真奈香を抱きしめるとそう言った。

「そ、そんなこと言っても……あたし、どうして?」

真奈香は今にも泣き出しそうだ。

そんなとき

「○○○○!」

元気なサン族の少年の声が聞こえた。

すっかりその存在を忘れていたが

ふと振り向くと

少年は真奈香のアソコをつけたまま、

興味津々というように指で広げたりして探索している。

「あ、あ、あ!

 あたしの…ア、ソコが……なんで、どうなってるの?」

その様子を見てしまった真奈香は全てを悟ってしまったのか、

口をパクパクさせながら少年の股間を眺めていた。

そこには綺麗なピンク色のオマンコと

そのすぐ傍の白い肌が漆黒のサン族の少年の股間にくっついている。

「真奈香、お願い、落ち着いて聞いて!」

「いやっ、いやぁっ!!

 なんで、どうして?」

「真奈香っ!」

「お姉ちゃん、あたし、あたし……

 一体どうなっちゃったの?」

「真奈香、お願い、聞いて」

「いやぁ、いやぁ」

「真奈香っ!」

私は必死に真奈香を落ち着けさせようとした。

しかし、目の前にある自分のアソコが他人についていて

しかも少年に弄られているという事態に真奈香は暫く錯乱していた。



「落ち着いた?…真奈香」

私は暴れる真奈香を必死に抱きしめながらゆっくりと説明した。

意識を失っている間に呪術師のかけた呪術によって

真奈香と少年の性器が交換されてしまったこと。

そのことを時間をかけて説明した。

「うん……でも」

裸のままの真奈香は複雑な表情で自分に生えた少年のペニスを眺めている。

「ごめんね……私が気が付かなかったばかりに…」

私は妹に申し訳なくて謝った。

あのとき、呪術師の怪しい笑みを見逃さずにしっかり起きていれば

真奈香もこんな目に遭っていなかったかもしれないのだ。

「あ…ううん、あたしも起きれなかったんだし……

 呪術の途中でようやく目が覚めたんだもん」

真奈香は気になるのか、

ときたまブラブラするペニスを指でつまんだりしている。

「でも、元に戻れるんだよね?あたし…」

「そりゃ……あの呪術でもう一回交換すれば、できるんじゃない?」

私はできるだけ不安を与えないようにそう言う。

「そ、そうだよね……まさか、このままなんてこと……あはは」

それを聞いた真奈香は乾いた笑い声を上げ、

そして、ちょっと顔が強張らせてペニスを押さえた。

「…どうしたの?」

「お、おしっこ……」

「そ、そう……大丈夫?」

「わかんない……でも、実はもう漏れそうなの」

真奈香は苦笑いを浮かべてそういうと小屋から飛び出して行った。

「真奈香っ!?」

「ちょ…だ、駄目……う、んっ、漏れるっ!」

あたしはスグに追いかけて外に出るとすぐ傍の木の裏で水の音がしていた。

「は、はぁぁ……んん」

「真奈香……」

私は心配になって慌てて裏に周ると真奈香は立ったまま腰を突き出し「立ちしょん」をしていた。

裸のまま……

中学生の真奈香は白い華奢な女の体つきながら股間に生えた漆黒のペニスから激しく放尿していた。

私は胸に突き刺さるような衝撃を覚えて立ち止まってそれを見ていた。



真奈香と私は結局その日も村から出ることができず、

そのまま過ごした。

真奈香は服を着て過ごしていたが、

しかしショーツがきついらしくノーパンでジーンズを履いていた。

「あ……あの子……」

夕方、私たちが泊まっている小屋にやってきたあの少年を見て真奈香は飛び出していく。

「ちょっと、真奈香!?」

慌てて私も追いかけたが

「お姉ちゃんはこないで!

 お願い…」

それだけいうと真奈香は少年の顔を見て頷き、

少年に手を握られると引っ張られるように駆け出して行った。

「真奈香っ!……」

私は、驚いてそんな真奈香の後姿を見送った。



あれから一時間、私は村のあちこちを探し回っていた。

いくら今の真奈香が男になっているとはいえさすがに心配だったからだ。

こんな見知らぬ地で勝手に出歩くなんて…

妹の思わぬ行動に私は胸をいためた。

そして、村の端のブッシュに来たとき

私は真奈香の声を聞いたような気がして立ち止まった。



「真奈香!?」

私はそっと辺りに耳をそばだてると

その声のする方に進む。

獣道のような道を辿りながらブッシュの奥に進むとちょっとした空間があって、

そこに二人の少年少女がいた。

「まな……」

だが

その光景を見て私はハッとして座り込んだ。

真奈香はジーンズを脱ぎ捨て下半身を剥き出しにして座り込み、

少年がそこにあるかつての自分の逸物を弄っていた。

「ああ……こんな……硬くなってきちゃった……」

戸惑いの色を隠せないまま真っ赤な顔をした真奈香は自分の股間を眺めている。

そこでは漆黒の逞しいペニスが当に勃起し始めていた。

「○○○○?」

少年が何かを言う。

それに真奈香はこくこくと頷くと

「あ……んっ!き、気持ちいいよ、キントゥ」

と呟き、目を瞑って股間の感覚に耐えていた。

「そんな……真奈香」

私は呆然としながら二人の情事を見詰めていた。

真奈香のペニスは更にどんどん硬く勃起し

立ち上がっていくと股間にその雄姿を見せる。

「んんっ……やだ、こんなになっちゃうの?……そんな」

そのツッパリ感に目を開けて真奈香は戸惑ったように言った。

「○○○」

少年はにやにやしながら何かをいうと

真奈香のペニスの裏側に手を這わす。

「ふあっ、あ!……んっ、んっ、んんぅっ!」

亀頭のすぐ下の尿道付近の感度のいいところを指で触られ真奈香は顎を突き上げて喘いだ。

「○○○○○?」

少年が何か尋ねると真奈香は顔を真っ赤にしたままこくんこんと頷いた。

すると少年は手を持ち変えると

シッュ

シュッ

と真奈香のペニスを握ったまま上下させる。

「まさか……」

私は男のオナニーだと気付きながらも

声をかけられなかった。

「そんなぁ……こんな…ああ、何?……や、やだ」

真奈香はよがりながら股間に生えた元は少年のペニスの感覚に酔いしがれている。

シュッ

シュッ

その繰り返しの扱きによって真奈香のペニスは充血し、血管が浮き出てくる。

そして、

ピチュ

という音と共に、液体の音がすると

見る見るてかてかと漆黒のペニスが濡れて来た。

「そんな……」

私は唾を飲み込みながらその異常な光景を眺めていた。

シッュ

シュッ

「ああ、ふぁぁっ!

 やだ、
 
 やだ、
 
 やめて、
 
 止めてっ!
 
 お願いっ!」

真奈香の白い体から伸びた漆黒のペニスは少年の愛撫にあわすように

ドクン

ドクン

と脈打ち、今にも射精しそうな勢いだった。

「な、何か出ちゃう。

 漏れちゃうよぉ〜。

 やめてぇ」

真奈香は当に切迫したような表情で訴える。

しかし、少年は嬉々としてやめなかった。

「ん、んんんっ、ん〜っ!」

真奈香は必死に耐える。

唇を噛み締めている。

真奈香……駄目っ!

そう思った瞬間。

「うあっ!!」

真奈香の顎がつきあがり腰がビクンッと震えると

少年が握っていた真奈香のペニスが脈動した。

ブチュ

生々しい音がすると空中に白い粘液が吹き上がった。

「んふぅっ、

 んふぅっ、

 んふっぅ」

目を閉じた真奈香が力むたびに白い軌跡が空中を舞っていく。

熱い滾りが当に空中に放出されていた。



私が愕然として座り込んでいた。

それは真奈香自身も同じようで

「はぁはぁはぁはぁ…」

荒く息を繰り返しながら光のない眼で股間を眺めていた。

股間から白い精液が垂れ、周囲にも大量に飛び散っている。

「あ、あたし……はぁはぁはぁ…」

呆然としたまま、真奈香はそれを眺めそっと右手の指で触れる。

そして、熱いネバネバした精液に触れて

「ひっ!」

と叫ぶと、後ろに引いた。

ショックだったのか真奈香は

「そんな……あ、あたし……」

と呟きながら震えだすと

「○○○?」

と尋ねる少年を突き飛ばしフラフラしながら駆け出して行ってしまった。



私は気持ちが整理できなくてそのまま小屋に戻ると閉じこもっていた。

そして、暗くなった頃

真奈香が静かに戻ってくると

私の顔をちらりと見て、抱きついてきた。

「ま、真奈香?」

「お、お姉ちゃぁぁぁん」

「ど、どうしたの?真奈香?」

抱きついてきた真奈香にあのとき嗅いだ精液の匂いを微かに嗅ぎ取りながら

私はそれを悟られないように尋ねた。

「あ、あたし……どうしよう、お姉ちゃん」

「落ち着いて、真奈香。

 一体どうしたの?」

「お姉ちゃん、あたし…あたし……」

抱きついてきた真奈香を落ち着かせようと必死に頭を撫でてやりながら自分も落ち着かせようとしていた。



夜、私は一緒に寝ていた真奈香がいなくなっているのに気づくと、

慌てて小屋の外に出てみた。

月明かりの下、

小屋のすぐ傍の茂みの向こうに真奈香の後姿が見える。

「真奈香……よかった」

私は安堵して真奈香に近寄ろうとすると、

そのとき

「んんっ、んんぅっ!」

真奈香はそんなたまらなさそうな声を上げると全身をビクビクッと震わせた。

そして、その向こう側では白い筋が幾本

ピュッ

ピュッ

と真奈香の腰の辺りから飛び散っていく。

「まさか…」

私は頭から血が一気に引いていくのを感じながら真奈香に駆け寄った。

「真奈香っ!」

「お、お姉ちゃん!?」

振り向いた真奈香の下半身はすっぽんぽんであの少年の性器が丸見えだった。

そして、そのペニスからは白濁した粘液が今もネバネバと垂れている。

「真奈香……あなた」

「あっ!?」

真奈香の目が目いっぱい開かれると

「いやっ!」

と言って、真奈香は私に背を向けた。

「あ、ごめんなさい……

 そんなつもりは…」

私は思わず真奈香に謝罪していた。

「あたし…」

真奈香の声が聞こえる。

「あたし……我慢できなくて…」

何かに怯えているようなそんな声が聞こえる。

「真奈香……」

「お願い…わたしには本当のことを言って……

 何も怒ったりしないから」

私はできる限り優しくそういうと、そっと真奈香の肩を抱いた。

「お姉ちゃん…」

真奈香は逃げようとはせず、そっと私の抱擁を受け入れてくれた。



「で、あのときからモヤモヤ〜ってした気持ちが晴れないのよ……」

真奈香は昼間キントゥという性器を交換した少年に射精させられたことから、

全てを私に打ち明けてくれた。

けど、そのときの真奈香の言葉遣いは男っぽく変化し、

まるで少年と話をしているような感覚になっていた。

しかし、私はそれを気にするような素振りはせずに

「そう…それでオナ…一人エッチしてたのね」

と答えると、

「う、うん…」

真奈香はそう返事をし頷く、

姉妹とはいえこんな会話は初めてだった。

オナニーの話なんて同性だからってできるものではない。

だから恥かしくはあったけど、

でも、困惑しているはずの真奈香のためにはしっかり聞いてやらないと…

と私は思っていた。

「こんなことしてるなんて……あたし、変なのかな?」

真奈香は股間に生えているペニスを眺めながらいう。

「そ、そんなことないよ。

 お姉ちゃんだって、オナニーはし…し、てるし……

 男の子の方がよくするっていうじゃない」

「そ、そうだよな。

 あの子もしてたみたいだし……あたしがして、おかしいってことはないよな」

真奈香はほっとしたようにそう言った。

「あ……」

すると真奈香の漆黒のペニスがムクムクと膨張し始めた。

「あ……やだ…」

私はびっくりして声も出せないまま、じっとその様子を眺めている。

「う、んっ!」

ペニスは起き上がると、どんどん勃起し、

カリを張り出しながら、その雄姿を見せていく。

そんなものが…

今、妹に生えているのだと思うと、私はどきどきしていた。

「ど、どうしよう……」

真奈香の困惑した声が聞こえる。

私も内心困惑は隠せなかった。

でも…

真奈香にこれ以上心労をかけさせたくないという思いが

「いいよ。我慢しなくても」

という言葉を私にいわせていた。

「でも……恥かしい」

「しょうがないよ。今は真奈香についてるんだもん。

 あの子のオチンチン慰めてあげなさい」

自分でも自分の言葉に驚いたが真奈香も我慢できなくなっていたらしく、

そっと右手でペニスを握り締めていた。

「ああ、気持ちいい〜……」

真奈香は、すでにペニスの快感に浸っているようで

トリップしたような表情になっている。

「んん、我慢できないっ」

そう叫ぶと

シュッ

シュッ

シュッ

と真奈香は右手でペニスを扱き出した。

「ああ、あたし……キントゥのオチンチン感じてるんだ。

 あはぁ、はあ

 気持ちいい…

 キントゥのオチンチン気持ちいいよぉ」

真奈香は声を上げ、

そして激しくペニスを扱き続ける。

そして

「あっあっ出る!!」

と言う声の下。

ついに真奈香の股間で我慢汁でどろどろになったグロテスクな肉棒は白濁した液を吹き上げた。

私はショックを隠せなかった。

こんなに間近で…妹の体から精液が吐き出されていくことに…

そして、妹がそれに陶酔してしまっていることに…

ブシュ

ブチュ

ブチュ

飛び散っていく精液の量の多さ。

男の子のそんなもの見たこともないけど

こんなのって…

やはりサン族の男っていうのはすごいんだろうか。

「はぁはぁはぁ」

真奈香は満足したように精液だらけの右手を持ち上げると

くんくんとその匂いを嗅ぎ指でその感触を楽しんでいる。

「あたし……キントゥの精液出しちゃった…

 これがあたしの…キントゥの精液。

 ああ、また興奮してきちゃう。

 あたしが射精してるんだ」

真奈香は何か倒錯した興奮に包まれていた。

他人の…それもアフリカのサン族という部族の男の子の性器を自分のものにして

それを感じて楽しみ始めているのだ。

「ああっ、男の子のも…こんなにねちゃねちゃしてるんだ」

真奈香は指の間で糸を引く精液で遊んでいる。

「あたし……すごいことしてる…

 女の子なのに、オチンチンもたまたまもあるの。

 その感触もあるし、射精までできちゃうの」

真奈香は私がいることも忘れて、

愛しそうにペニスの撫でまわし、その感触を確かめている。

すると、

『○○○○』

と言う声と共にあの少年が上気した様子であたし達の前に出てると、

ぐいっ

っと彼の股間についている真奈香の性器をあたし達に向けて晒した。

「なっ」

黒光りする少年の体についている真奈香の性器からヌラヌラと愛液あふれている。

「この子、オナニーをしていたんだ、

 真奈香のアソコで…」

それを見たあたしはそう思うと、

「返してよ

 真奈香のオマンコを返してよ!!」

と叫びながら少年につかみかかった。

すると、いきなりあたしの襟が鷲づかみにされると、

「どいて…」

真奈香のその言葉と同時にあたしは思いっきり突き飛ばされてしまった。

「真奈香?」

妹の予想外の行動にあたしはキョトンとすると、

「ああ……こんなに興奮するもんなんだ…男の子って」

真奈香はそう呟きながら

シュシュ

棍棒のように勃起しているペニスを扱きながら少年の股間に腰を下ろし、

すっかり欲情した目付きで少年の股間にあるオマンコに食らいつくと必死になって舐め始めた。

「○○○」

少年は腰を前に突き出しあえぎ声を上げる。

「狂ってる…

 狂ってよ。」

私が愕然としていたが

真奈香の女の子としての羞恥心は

もはや男の欲望に飲み込まれてしまったようで

かつての自分の秘所に舌を這わすことに夢中になっていた。

すると

『○○○』

少年は真奈香の頭を撫でながら何かを呟くと、

その場に腰を下ろし、

そして股を開いた。

「えへへ…」

その股をイヤらしそうに真奈香が見つめると、

「いくぜ」

と言って真奈香は少年の股間に自分の股間を埋めた。

「真奈香っ」

そう真奈香は真奈香のオマンコをつけたあの少年と交わろうとしていたのだ。

そして今まさに真奈香は自分のペニスを少年に挿入しようとしていたのだ。

「だっだめ真奈香!!

 そんなことをしてはだめ!!」

あたしは飛び出すと真奈香の肩を掴み、

妹の体を引き起こそうとしたが、

しかし、

「何をしやがる!!」

真奈香のその声が響き渡ると、

思いっきり突き飛ばされてしまった。

ドタン!!

あたしがひっくり返る音が響き渡る。

「ダメよ…

 真奈香そんなことをしてはダメ」

何度もそう言いながら痛む体を引き起こしたあたしの目に飛び込んできたのは

「あぁ、

 締まるぜ、

 あたしのオマンコってこんなに締め付けるのかよ
 
 えへへへ…」

そんな卑猥な言葉を吐き

少年の股間に向けて盛んに腰を打ち付ける真奈香の姿だった。

「やめて、

 お願いだから、夢なら覚めて…」

あたしはただこの言葉を言い続けていた。



つづく



この作品はバオバブさんより寄せられた変身譚を元に
私・風祭玲が加筆・再編集いたしました。