風祭文庫・モランの館






「ディンガの甕」
(最終話:梓の元へ)


作・風祭玲

Vol.348





その翌日…

「ん、あれ?

 おいっ、山口っ」

体育館脇の更衣室で次の時間の体育に備えて体操着へ着替えをしていた時、

不意に俺はクラスメイト呼び止められた。

「なんだ?」

振り返りながらそう返事をすると、

「お前のその乳首なんだ?」

と言いながらクラスメイトは俺の胸を指さした。

「え?」

彼の指摘に俺は慌てて下を向くと、

いつもなら平べったくなっているはずの俺の乳首が、

プクッ

っと肥大化した乳輪が厚ぼったく盛り上がり、

さらにその中の乳首も以前の数倍の大きさに膨らんでいた。

「なんだこれは…」

それを見た俺は思わず目を剥くと、

その途端、

「うわっ!!

 なんだ、コイツ…

 女みたいな乳首をしているぞ!!」

俺の乳首を見た他の奴が大声を上げると、

「ぬわにぃ?」

たちまち更衣室で着替えをしていた連中が俺の前に押し寄せてくると、

「見せろ!

 見せろ!」

と騒ぎ立てはじめた。

「よるなっ

 見せもんじゃねぇ」

群がってくる男共を薙ぎ払いながら

俺は慌ててシャツを頭から被ると更衣室から飛び出していった。

そして、

「くっそう…一体、どうなっているんだ?」

シャツにクッキリと浮かび上がる乳首の影に俺は戸惑っていた。

その日は文字通り、俺の乳首がクラス中の話題にされ、

その為に俺はやや肩身の狭い思いをするハメになってしまった。



「どうなってんだ、

 一体?」

夜、風呂の中で俺はぴんっと膨らんだ乳首と、

大きく腫れ上がっている乳輪を弄っていると、

ビクッ

ビクッ

っと次第に身体が反応をし始めてきた。

「…あぁ…

 なんだ?
 
 こう弄っていると、
 
 気持ちがいいなぁ…」

両手で乳首を弄りながら俺は身体をバスタブに委ねる。

そして、

次第に堅さを増してくる乳首を抓んだり抓ったりしていると、

何時の間にか俺のペニスはビンビンに勃起し、

痛いくらいになっていた。

しかし、俺は勃起しているペニスには手を触れず、

乳首を弄り回していると、

そのうちに、

体の中から何か得体の知れないものが沸き出してきたのを感じ取った。

「なっなに?

 何かが来る」

快感に酔いしれながら俺はそう感じていると、

それをもっと引き寄せようと

ムニッムニッ

っと乳首を強く引っ張った。

すると、

ズズズズ…

ゆっくりと高まってくるそれに俺は翻弄され始めてくると、

「あっあぁ…

 凄い…
 
 凄い…
 
 くっ来るっ
 
 あぁ、いやいやっ
 
 だっだめぇぇ…
 
 いっちゃうっ」

身体の中からわき起こってきた絶頂に飲み込まれると、

勃起しているペニスから精液を吹き上げてしまった。

「(はぁはぁ)なんだいまの…

 オナニーよりも無茶気持ち良い…」

グッタリとした俺は余韻を味わいながらそう呟いていた。



「あれ?

 おいっ山口…
 
 お前、随分と日に焼けているけど、

 最近の美術部は屋外で写生でもしているのか?」

その翌日の放課後、

美術室へと向かう俺を担任が呼び止めるなりそう尋ねてきた。

「え?

 焼けてますか?」

担任のその言葉に俺は驚くと、

「あぁ…野球部みたいに真っ黒だぞ」

担任はそう指摘をすると、

ポンと俺の肩を叩いて職員室へと向かっていった。

「え?そんなに日に焼けたかなぁ…」

俺はそう思いながら美術室の傍にあるトイレに入って鏡を見ると、

「え?」

鏡の前で思わず固まってしまった。

そう、鏡に映った俺の顔は

長時間、日に当たっていたみたいに真っ黒に日焼けをしていた。

朝は気が付かなかったが、

しかし、日焼けは俺の顔だけではなく、

腕や脚の肌も真っ黒に染まっていた。

「そんな…

 なんで…」

鏡を前にして俺はしばし呆然としていると、

よろめくようにして美術室へと向かっていった。



「先輩っどうしたんです?

 真っ黒じゃないですか?」

キャンバスを前に座った俺の顔色を見た里香が驚くと、

「あぁ…

 なんか急に日に焼けちゃったみたいで…」

絵筆を取りながら俺はそう答える。

すると、

「でも…

 なんか、それ似合いませんね…」

「そっそうか?」

「うん…

 それだけ焼けていると

 なんか、サッカー部か野球部のユニホーム姿の方が似合いますよ」

真っ黒になった俺の顔を見ながら里香はそう言うと

自分のキャンバスをセットする。

しかし、

「一体…何が起きているんだ?」

俺は少しずつ黒みを増していく自分の手を見ていると、

プルンッ

っと胸が微かに揺れた。

「え?」

その感触に驚いた俺は思わず立ち上がると、

「先輩…どうしたんですか?」

絵筆を取ったばかりの里香が声を掛けた。

「なっ何でもない!!」

俺はそう返事をして、

胸を隠しながら美術室から飛び出すと、

一目散にトイレへと駆け込んだ。

そして、個室に飛び込むと大慌てでYシャツを捲りあげた。

すると、

ブルンっ

Yシャツの中から2つの膨らみが飛び出してくるとその存在を誇張した。

「なっ…

 オッパイ?」

俺は信じられない表情をしながら、

震える両手で女性の乳房のように膨らんでしまった

自分の胸を鷲掴みにすると、

その頂点で盛り上がっている乳首に指を触れた。

その途端、

「(ビクッ)あっあぁ…!!」

まるで、雷に打たれたような快感が俺の体の中を突き抜けていった。

「なっなに?

 くぅぅぅぅぅぅ

 感じるぅぅ」

昨日の風呂場で感じたものより遙かに強い感覚に

俺は喘ぎながらその場に座り込んだ。

そして、

身体をピクピクさせながら、

グリグリと固く勃起する乳首を抓んだり、

または押し込んだりする。

そして、そのたびに体の中を突き抜けていく快感に酔いしれていた。

「あぁっ

 すげぇ…
 
 乳首が昨日よりも感じている…
 
 それになんか…

 オッパイがどんどんと大きくなっているみたいだ。
 
 え?」

快感に酔いしれながら俺は乳房の膨らみが次第に増してきている事に気づくと、

驚きながら立ち上がった。

すると、

ブルンっ

さっきまではBカップほどだったはずの乳房が、

いつの間にかDカップくらいに成長し、

まるでロケットの如く正面に突き出していた。

「なっなんだよぉ…

 これぇ」

漆黒色と言ってもいい位に黒みを増した乳房に俺は驚いていると、

グニュッ

俺の体内で何かが蠢き始めると。

ゆっくりと何かが俺のチンポの方へと伸び始めだした。

そして、

ムニッ

俺の下腹部で何かが動くと、

クチュッ

っとそれが口を開いた。

「え?

 あっ」

その感触に俺は慌てて股間に手をさし込むと、

「なっ無い!!

 無くなっている!!」

そう、俺の股間でその存在を誇示していたペニスが消え、

代わりにその跡には縦に膨らんだ溝が彫り込まれていた。

「そんな…

 俺…女になってしまったのか」

あまりにもの突然の出来事にショックを受けた俺は

そのまま個室の壁に寄りかかっった。

すると、

ズルッ

壁に当たった肩から

着ている制服がゆっくりと押し上げられた。

「そんな…

 そんな…

 俺…女になっちゃった

 どっどうしたら良いんだ?」

次第に小さくなってくる肩を抱きしめながら

俺は個室の中で困惑していると、

「…あはは…そうだろう」

と言いながら数人の男子がトイレに入ってきた。

そして、トイレに入ってくるなり、

「くっせーなんだこの臭いは」

と一人が声を上げると、

「うぇっ、気持ち悪い…」

他の者もそう言うとそそくさと出ていってしまった。

「え?

 匂い?」

それに驚いた俺は思わず自分の腕の匂いを嗅いでみると、

「うっ…」

俺の腕からは腋臭のような独特の匂いが漂い始めていた。

そして、

「この匂いは…」

と以前、あのディンガの村でかいだ匂いとよく似ていることに気づくと、

個室から飛び出すと恐る恐る洗面所の鏡を見た。

すると、

「うそっ!!」

鏡に映ったのは俺の姿は紛れもないディンガ族の女だった。

「そんな…」

俺はヨロヨロとよろめきながら

鏡に手を付け、

そして鏡に映っている人物が自分かどうかを確かめた。

「止めろよ…

 止めてくれ…
 
 おっ俺…

 ディンガ族に…」

幾度も確認しても鏡に映った俺の姿は

丸くなった顔に、

厚い唇。

そして、漆黒の肌と

大きく突き出した乳房、

頭を覆う縮れた髪の毛

パンパンに張り出した腰、

どこから見てもまさにディンガ族の女と言い切れる姿に変貌をしていた。

そして、そんな自分の姿に俺は呆然としていると、

「あぁ?

 悪臭だってぇ」

と確かめる教師の声が階段から近づいてきた。

「やばい…」

その声に気づいた俺は慌ててトイレから飛び出すと、

近くの空き教室へと逃げ込んだ。



はぁはぁ…

「くっそう、どうなっているんだ?」

空き教室でシャツを制服とシャツを脱ぎ捨て、

全裸になった俺はシゲシゲと自分の身体を見つめた。

しかし、

何度見ても眼下に見える俺の身体は

漆黒の肌を持つディンガ族の女性に間違いはなかった。

そして、見事に膨らんだ乳房を弄るうちに、

「あっあぁ…」

何時の間にか俺は片手で乳首を、

そしてもぅ片手は股間に這わせながら呻き声を上げていた。

「あぁ…

 すげぇ…
 
 何処を弄っても感じまくりだ、
 
 なんか、全身がチンポになってしまったような感覚だ」

喘ぎながら俺は愛液を流し始めたオマンコを弄りまくる。

ビクン

ビクン

幾度も身体を痙攣させながら、

「あっ

 あっ
 
 だめっ
 
 いっちゃう
 
 あっあっあ
 
 いぃ…
 
 いっちゃう
 
 いっちゃう

 あぁ」

身体を海老反らせながら俺は次第に甲高くなっていく声で喘いでいた。

そして

「あぁぁ…!!」

ビクン!!

ビシャッ!!

昨日のとは比べものにならない女として初めての絶頂を迎えるのと同時に

俺のオマンコは”潮”を噴き上げた。

はぁはぁ…

「すっげぇ…

 こっこれが女の絶頂かよ」

床をビショビショに濡らして俺は余韻に浸るが、

しかし、

ウズッ

「あぁ…ダメっ

 もっ物足りない…」

そう口走った俺は、

愛液を流すオマンコに指を入れながら

俺は起き上がると自然と美術室に足を向けていた。

カララ…

裸のまま俺が空き教室から出たときは既に日は落ち、

明かりが消えた校舎内は真っ暗になっていた。

「ちっチンポ…

 あぁ…太いチンポが欲しい…」

俺は涎を垂らしながら、

脳裏に梓のあのペニスを思い浮かべると、

オマンコからは愛液を滴り落としつつ、

ヒタヒタ

と美術室へと向かっていった。

そして、

ガラッ

美術室の扉を開けて中へと入っていくと、

ボゥ…

うっすらと光る俺のキャンバスへと向かい、

そして、そこに描かれている梓の絵を見下ろした。

「あっ梓…

 お願い…

 そのぶっといチンポで…あっあたしを突いて!!」

俺はいつしか女言葉で譫言のように呟くと、

梓の絵を床に降ろすとそれを跨いでオナニー始めだした。

クチュクチュクチュ…

「あぁ…

 あぁ…
 
 いぃ…
 
 あぁ…
 
 梓のチンポ…
 
 あぁ欲しいの…
 
 突いて、
 
 突いて!
 
 あたし、欲しいのぉ」

俺は幾度もうわ言を繰り返しながら激しくオナニーをし続けた。

その一方で、俺のオマンコからあふれ出た愛液は滴り落ちると、

ビチャ

ビチャ

梓の絵の上に掛かっていく。

「あぁ…

 いやっ

 いやいやいや、
 
 太いの
 
 太いのを頂戴!!」

俺はそう叫び続けると、

ヌプッ

俺の指とは違う何かが俺のオマンコを突いた。

「え?」

それに驚いた俺は下を見ると、

ポゥ

梓の絵の中からカリ首を大きく広げた漆黒色のペニスが突き出し

その先端が俺のオマンコに触れていた。

「あぁ…チンポ!!」

それを見た俺は喜びながら

ギュッ

っとペニスを握りしめると、

ヌプッ

っと亀頭を膣へと導いた。

ゴリッ

ズリュゥ…

「くっ

 いっ痛い…」

破瓜の傷みがジワジワと広がっていくのを感じながら、

俺はゆっくりと腰を降していく、

ズズズズズズ…

「くはぁ…

 あっあっあっ
 
 凄い…
 
 凄い…
 
 お腹が…
 
 お腹が裂けちゃう」
 
カリッ!!

俺は指を噛みしめながら腰を下ろすと、

俺のオマンコは絵から突き出したペニスをすべて飲み込んでしまった。

「あぁん…

 いいぃ」

縮れ毛の頭を振り回しながら俺は悶えると、

ヌプッ

ヌプッ

っと腰を動かし始める。

「うわぁぁぁ

 いっ痛い
 
 痛いよぉ!」

俺はそう叫ぶが、

しかし、腰の動きは止まるどころか次第に激しくなっていく、

ヌプヌプヌプ

「あっ

 あっ
 
 いぃ…
 
 あっ
 
 凄い
 
 あっ
 
 だめっ

 あぁん」

大きく膨らんだ乳房を上下に揺らせながら俺は一心不乱に腰を動かすと、

再び絶頂への階段を上り始めた。

「だめだめだめ

 いやいや」

顔を左右に振り、

両手で乳房を絞り出す。

もはや俺は一匹のメスになっていた。

そして、

「あっあぁぁぁ!!!

顎を上げて絶頂を迎えると、

ビュッ

くわえ込んでいたペニスが熱い精液を吐き出すと、

俺の体内に広がっていった。

「あぁ…

 熱い…
 
 熱いよぉ」

体内奥深くに広がっていく精液の熱を感じながら俺が余韻に浸っていると、

『へへへ…凄かったぜ…拓也』

と言う声が響くと、

ヌォッ

絵の中からディンガの勇者、そう梓が顔を出してきた。

「あっ梓?」

梓の顔を見ながら俺はそう呟くと、

「拓也…

 すっかりディンガの女になっちゃったな。

 へへ
 
 やっぱり、あの呪術師はすごいや、
 
 あの拓也が女になってしまったんだからな」

と男言葉で梓はそう言うと、

ヒタッ

俺の腰に両手が当てられた。

そして、ゆっくりと絵の中から起きあがってくると、

ズルリ…

俺のオマンコはくわえ込んでいた梓のペニスを吐き出すと、

ブブッ!!

と小さな音を立て中から白濁した液体を流し始めた。

「よう、いい格好じゃないか」

絵の中から這いだして来た梓は俺を見下ろしながら、

その裸体をさらけだすと、

「あっ梓…

 なんで」

俺は思わず聞き返した。

すると、

『なぁに、

 お前が帰った後、

 折々な女と寝たんだけどな、

 どの女ともいまいちだったんだよ。

 それで俺をディンガにしてくれた呪術師に相談したら、

 俺が女だったときに相性が良かった

 お前を女にしてみたらどうかって、言ってくれてな、
 
 俺の身体にお前を女にする呪いを掛けてくれたうえに、
 
 この世界に俺を運んでくれたんだよ』

「そっそんな…

 それじゃぁ、
 
 あの時、あたしの前に姿を現したのは…」

梓の言葉に俺は前回梓が姿を現したときのことを言うと、

『はは

 そうさ、お前は俺の芝居にまんまと掛かり、
 
 そして、俺の精液を飲んでくれた。
 
 ふふ…
 
 女になるのを知らずにな』

「いやぁぁぁ!!」

それを聞いた途端、俺は耳を塞ぐとその場に蹲ってしまった。

すると、

グィッ

梓は俺の髪の毛を鷲掴みにすると、

『さぁ…

 拓也、お前はディンガの女になったんだ。

 俺の子を産めっ』

と単刀直入に俺に言うと、

「そっそんなこと…」

その言葉に俺は躊躇した。

その途端、

パンッ

梓が俺の頬を平手打ちにすると、

『いいか、俺はディンガの勇者だ、

 お前は俺に従わなければいけないんだよ、

 さぁ、どうして欲しい?』

梓は俺にそう告げると、

グリッ

っと俺のオマンコの中に指を入れた。

「あっ(ビクッ)

 そんなに乱暴をしないで…」

俺はそう言いながら悶え始めると、

『さぁなんて言うんだ?』

と梓は俺に詰め寄る。

すると、

「おっお願です!!

 勇者様のそのぶっといチンポであっあたしの…
 
 あたしのオマンコを刺してください!!」

俺は声を震わせながら梓にお尻を向けると高くあげ、

愛液を吹き出すように流しているオマンコを大きく広げた。

すると、

『へへへ…

 最初からそう言えばいいんだよ』

そう言いながら梓の指が

クニッ

俺のオマンコを広げると、

梓はゆっくりと顔を近付け、

『へへへ…

 拓也…

 オマンコが真っ赤になって洪水になっているぜ』

と男言葉で嬲るようにしていうと、

ベロリ…

と俺のオマンコをひと舐めした。

なま暖かいザラリとしたものが俺の秘所を撫でるように通過していく感覚に、

ビクン!!

俺の体の中を電撃が走り抜けた。

そして同時に

「んあぁ!!」

俺は喘ぎ声をあげると、

「へぇ…

 感度は良いみたいだな」

梓は感心しながらそう言うと、

クチュッ!!

っと再び指を俺の膣に入れ、

そして中をかき回し始めた。

「あっ

 あぁ…
 
 いっいぃ
 
 だめっ
 
 そんな」

クチュクチュ

とイヤらしい音を立てながら俺は声を上げると、

「そーら

 そーら
 
 拓也…お前の乳首をこんなに大きなっているぞ、

 そうだ、お前はディンガの女だ、

 ほらっ勇者様のチンポはビンビンになっているぞ、
 
 どうするんだ?」

と梓は俺に言うと、

「んあぁ」

俺は体の向きを変え、

ヌポッ

固く勃起している梓のペニスにしゃぶり付いた。

「うごっ」

口の中いっぱいに梓のペニスが押し込んでくると、

俺は以前と違って嫌がることなく必死にしゃぶりついた。

フェラをするだけで俺の身体は燃え上がり、

そして、オマンコからは愛液が滝のように流れ出す。

「んあぁ…」

俺は歓喜極まる表情で棍棒のような梓のペニスをしゃぶり続けると、

スッ

梓の手が俺の顔を掴み上げると、

グィッ

っと引き上げた。

そして、

「拓也…」

と俺の名前を呟きながら俺の乳房を手を当てた。

「(ビクッ)あっ」

固く勃起している乳首に梓の手が当たった途端、

俺は思わず身体をよじらせる。

「感じているんだろう?

 女は全身が性感帯なんだよ

 俺はもぅ1年前に無くしてしまったがな」

やや口惜しそうに梓はそう言うと、

ガッ!!

いきなり俺に殴りかかった。

「痛いっ

 何をするの?

梓に殴り飛ばされた俺は床に倒れると、

頬を押さえながら見返した。

すると、

「へへ…

 なかなか良いポーズじゃないか、

 見ろよ、俺のチンポはこんなにビンビンだぜ、
 
 さぁオマンコを広げろ、
 
 お前の望む通り、
 
 コイツで突き刺してやる」

梓はそう言うと、

グイッ

っと勃起している漆黒のペニスを俺に見せつけた。

すると、

「あぁ」

俺の股は自然に開き、

「刺して!!

 そのチンポであたしのここを刺して!!」

と俺は声を上げた。

「へへへ…

 じゃぁいくぜっ

 勇者のチンポの味をとくと味わうんだな」

梓はそう言うと、

俺の身体にのし掛かってくると、

ズムッ

っと勃起しているペニスを俺の体内に挿入した。

「うわぁぁぁぁぁぁ!!」

再び押し広げられる激痛に俺は悲鳴を上げると、

「騒ぐなっ

 外に聞こえるだろう」

と梓が怒鳴る。

そして、

グッ

っと俺の口を塞ぐと、

「んっんっん」

俺は目を丸くしながら身体をバタバタさせた。

その一方で、

「へへへ…」

梓はそんな俺に気遣うことなくゆっくりと腰を動かし始めた。

チンポがある程度まで引くと、

ズンッ

っと押してくる。

「んっんっん…」

次第に早くなってくるそれに俺は快感を感じるより翻弄され続けた。

「どうだ、

 勇者のチンポは凄いだろう、

 へへ
 
 拓也、お前のオマンコもすげーよ
 
 絡みつくように吸い付いてきやがる。
 
 くっ
 
 これまで抱いたどの女よりもお前は凄いよ
 
 あぁ…
 
 いいぜ
 
 いいぜ…
 
 やっぱりあの呪術師の言ったとおりだ、
 
 俺と一番相性の良い奴は、
 
 拓也、お前だってな」

艶めかしく腰を動かしながら梓はそう言うと

「あっ

 いやっ
 
 だめっ
 
 あっあっ
 
 凄い、凄いよ」

俺は快感に酔いしれ、

そして、自分の乳房を揉みながら喘ぎ声を出していた。

「へへ、

 感じるか、
 
 感じているのか
 
 俺は勇者になって拓也を犯し…
 
 そして拓也は女になって俺に犯される。
 
 はははは…
 
 ひっくり返しになったな」

そう言って笑い声をあげる梓に俺はただ喘いでいた。

そして、

階段を上るようにやってきた絶頂に

「いやいやいや

 もぅいっちゃうの?
 
 いやぁ
 
 まだ早いよぉ」

と訴えると、

「あぁ、俺もいきそうだ、

 一緒にいくぞ!」

射精が近いことを悟った梓はそう言うと、

「あっあっっ
 
 いっちゃういっちゃう
 
 いやいやっ」
 
「おぉっ

 おぉっ
 
 出るっ

 出る出る出る」

「んあぁぁぁぁっ」

梓はペニスを俺の体内奥く深く突き刺すと同時に果てた。

ジワッ

ゆっくりと広がっていく精液に感触を

俺はうつろな目をしながら体全体で感じていた。



「最高だったぜ」

射精後、

梓は俺にそう言うと唇を重ね合わせた。

そして、その後ゆっくりと離れていく梓の身体に俺はしがみつくと、

「ねぇ…ディンガの村に連れて行って」

と囁くと、

「いいのか?

 牛のションベンで身体を洗うところだぞ」

と梓は俺に聞き返すと、

「いいの…

 だってあたし…ディンガの女だもん…
 
 勇者の梓についていくわ…」

と答える俺はィンガの女になり切っていた。

「そうか…

 じゃぁ、行こうか、ディンガの村に」

梓は俺を抱き上げると、

ゆっくりと絵の方へと向かっていった。

そして、

「ココにはもぅ戻って来れないからな」

と一言あたしに告げると

「うん」

あたしは大きく頷いた。

パァァァァァ

光が俺を梓を包み込むと、

ブワッ

いつの間にかあたしと梓はディンガの村の傍の荒野に立っていた。

「ディンガの村」

それを見たあたしはそう呟くと、

「あぁそうだ、

 ここが俺とお前が生きていく村だ」

梓はそう返事して、あたしを地面に降ろした。

すると、

「行こう…」

乳房を揺らせながらあたしは村に向かって駆け出していった。



「あれぇ?

 この絵誰の絵?」

翌日、美術室にやってきた里香は首を捻りながらそう言いながら

床の落ちているキャンバスを拾い上げると首を捻った。

そして、

「まぁいいか」

と言うと、

コトリ

美術室の隅に立てかけ、

「さぁーて」

と言いながら絵筆を握った。

ふとその時、

「あれ?

 確か、そこに誰かが居たような気がしたんだけど…」

と呟きながら、自分の向かい側の空間を見ると、

「まぁ…

 気のせいだね」

そう言いながらキャンバスに向かった。


コトッ

里香がかたづけたその絵には

男と女の2人の裸族の姿が描かれ、

午後の光を静かに受けていた。



おわり