風祭文庫・アスリート変身の館






「涼子の条件・その後」



原作・inspire(加筆編集・風祭玲)

Vol.T-344





「うふふふふ…

 今日も気持ちよかったわ」

屋内プールのシャワー室で

そう呟きながら水泳部のキャプテン・涼子はシャワーを浴びていた。

すらりと伸びた長い足と細い腕に水を当て、

被っていた水泳キャップを取ると、

自慢の髪が白い肌に吸い付いていく、

とても水泳部のキャプテンを務めているとは思えないプロポーションの彼女だが、

ただ一つ、

身に着けている水着が普通の女性とは違っていた。

そう、涼子は男性用の競泳パンツを着用していたのだった。

男性用の競泳パンツを穿きながら、

豊満なバストをさらけ出した妖艶な肉体、

そしてそれに似合わずロリっぽい顔をした涼子。

これだけでも萌える要素は大きい。



「おっと、

 あぶないあぶない…」

シャワールームから出てきた

涼子は不意にそう言うと更衣室へと戻る。

更衣室のなかにいたのは、

精液まみれになり、

女子用の競泳水着を着用した男子の後輩部員。

あの日、涼子の用いた薬によって、

それぞれの性を逆にされた男女カップルが激しく絡み合い、

その様子を覗いて見ていた男子部員を性転換させ、

自分の競泳水着を着用させると自らも男性化してその部員を犯す。

薬の効き目はわずか3時間というものだったが、

その間の濃厚なプレイには目を覆うものがあった。

さらにその様子を覗き見ていた別の部員を

一人づつ犯すようになっていたのであった。



「(今日は誰が覗き見ているのかしら…)」

涼子が罠を仕掛けるために用意していた覗き穴…

いつもは男子部員が覗き見ているのだが、

今日は話が違った。

穴の外にいたもの…そこにいたのは一人の女子部員だった

「(あの子は…川村さんね)」

女子部員の名前は川村千紗。

高校2年生の女子部員だ。

まじめに練習に取り組んでいることで評判の彼女のことだ、

遅くまで練習していてたまたま覗き見てしまったのだろう。

「(うふふふふ…

  まじめにがんばっているから

  あの子にもご褒美をあげないとね)」

そう思いながら、涼子は目を輝かせていた。



翌日、

涼子に言われた千紗は遅くまで練習を続けた後、

涼子に呼ばれた場所に来ていた。

「(おかしいわね。

  キャプテンはここで待っているっていったのに…)」

普段なら自分が来るころにはその場にいるはずの涼子は、

今日に限って姿を見せていない。

「キャプテン、

 どこにいるんですかー?」

千紗は大声で呼んでみると、

「あたしならここにいるわよ、川村さん。

 遅くまでがんばっていて、本当に偉いわね…」

その声に応えるように涼子の声が背後からしたが、

いつもの涼子の声よりは少し低いように感じた。

「キャプテン…!?」

振り返った千紗が見たもの。

それは首から上は涼子そのものであったが、

しかし、

首から下は胸板は極端に張り出し、

腹筋も6つに割れ、

手足も筋肉で覆われて太くなり、

さらに股間に申し訳程度に張り付いている青いビキニの

競泳パンツを猛々しく盛り上げている。

その姿はロリ顔であった涼子とのギャップはすごいものがある。

「どう、たくましい体でしょ」

涼子は自慢げに話しかけると

「…ねえ、あなたにもこの感覚を味あわせてあげるわ…」

そういうと涼子は嫌がる千紗に手を掛けると、

強引に水着を脱がせ、

かわりに用意していたビキニの、

黒字に青と黄色のストライプが入った競泳パンツを穿かせたのであった。

「やだ」

千紗はあらわになった胸に思わず手で覆ってしまうと、

「何を恥ずかしがっているの、

 あなたにはこれを飲んでもらうわ…」

涼子が取り出したもの、

それは冒頭で紹介した性転換薬だ。

「さぁ、お飲みなさい」

「いっいや」

涼子は嫌がる千紗に無理やり飲ませた。

すると、

「あっ、

 体が…

 熱い…

 やだ、胸が無くなっていく、

 いや、オチンチンが突き出してきた。

 いや、

 いや、

 いやぁぁぁ!」

千紗は悲鳴を上げながら、

女子スイマーから涼子の体のような

筋骨隆々とした逞しい男子スイマーの姿となったのである。

「うふふふ…

 男の体の感覚…

 思いっきり楽しみなさい」

涼子は千紗のパンツを触り、

上から激しく扱きはじめる。

「ああああん…

 ああん…

 ああん…」

千紗は激しくあえぎ声を上げながら、

パンツのふくらみをさらに大きくしていく。

そして、

「あっ

 あっ

 あぁ、

 出ちゃう、

 出るぅぅぅぅ」

どぴゅううううううううう…

その声と共に千紗は射精してしまうと、

その場にうなだれてしまった。

「…これだけじゃ終わらないわよ…」

そういうと涼子は自分のパンツをずり下ろした。

すると涼子の顔からは想像もつかないほど

巨大なイチモツが姿を現した。

「ひっ…」

硬直する千紗の前に迫り、

千紗の体を半回転させて持ち上げると、

自分のイチモツを千紗の尻の穴に当てた。

「やめて」

排泄しか知らない穴に

涼子のイチモツの頭による圧迫感を感じながら、

千紗は涙を流しながら懇願するが、

「うふふふ…

 それはあなたが決めなさい」

と囁くと、

涼子は千紗の体を持ち上げていた手をそっと腕の力を抜く、

「あっあぁぁぁぁ」

すると、

千紗は自分の体重で沈み始め、

それと同時に

メリッ

メリメリメリ

涼子のイチモツが千紗の穴をこじ開けて侵入してくる。

「いや、

 いや、

 いや」

自分の体重による挿入、

千紗にとってこれほどの屈辱は無いが、

しかし、支えるものが無い千紗にとって防ぎようは無かった。

メリ…

ズブズブズブ…ブ

そして、根元まで千紗は咥え込んでしまうと、

「アーーーーーーーーーーーーッ!」

部屋の中に千紗の絶叫が響き渡った。





「ああん…

 ああん…

 ああん…」

真下から突き上げる涼子の突きに

千紗は大声を上げるとともに

さらに快感の海に溺れて行く。

「どう、川村さん、

 満足した?」

涼子はそう問いかけたが…

「何…

 この今まで経験したことのない快感…

 もっとあたしに味あわせて…」

千紗は男の性欲、

そして感覚にすっかり酔いしれてしまったようだ。

こうして男同士とも取れる濃密な3時間は過ぎ去っていく。



さて、

のぞき穴からはやはり見ていた別の男子部員が覗いていた。

翌日、その男子部員は涼子から呼び出しを受けると、

案の定、女性の体にされ、

競泳水着を着用させられていた。

そして、彼の前には…

「うふふふふ…

 あたしたちの交わりを見ているなんて、

 いい度胸ね」

「いいわ、

 あたし達で犯してあげましょう…」

二つの巨大な筋肉の塊、

青と黒の巨大なふくらみを持ったビキニの競泳パンツ、

それとは裏腹にあどけない少女の顔を持った二人の男…

そう薬を飲んだ涼子と千紗だった。

男子部員はこの二人に精が尽きるまで

陵辱されたことはいうまでもない。



おわり