風祭文庫・アスリート変身の館






「涼子の欲望」



原作・inspire(加筆編集・風祭玲)

Vol.T-312





 「うふふふふ…

  今日もとっても気持ちよかったわ。」

そう呟きながら

水泳部のキャプテン・涼子は一人シャワーを浴びていた。

流れ落ちる温水が涼子の身体を流れ下り、

身体に纏わりついている塩素を含んだ水を押し流すと、

足元より排水口へと向かってく。

「はぁ…」

恍惚とした吐息を吐きつつ涼子は全身をくまなく洗って見せるが、

しかし、涼子の股間には男性用の競泳パンツがぴっちりと張り付いているのであった。



シャァァァァ…

豊満なバスとをさらけ出した妖艶な肉体、

しかしそれに似合わずロリっぽい顔をした涼子。

これだけでも萌える要素は大きい。

「!!っ

 あぶないあぶない…」

何かに気づいたのか涼子は不意にそう呟くとシャワーを止め更衣室へと戻る。

彼女が戻った更衣室には、

女子用の競泳水着を着用した男子の後輩部員が精液まみれになっていた。

あの日、涼子の用いた薬によって、

それぞれの性を逆にされた男女カップルが激しく絡み合い愛しあう。

そして、その様子を見ていた男子部員を涼子は性転換させ、

自分の競泳水着を着用させると自らも男性化してその部員を犯す。

薬の効き目はわずか3時間というものだったが、

しかし性が反転した二人が行う濃厚なプレイは目を覆うものがあり、

そのプレイを餌代わりに覗き見ていた別の部員を捕まえると、

1人づつ犯すようになっていたのである。

「(今日は誰が覗き見ているのかしら…)」

涼子が罠を仕掛けるために用意していた覗き穴…

いつもは男子部員が覗き見ているのだが、

今日は話が違った。

穴の外にいたもの…そこにいたのは一人の女子部員だった

「(あの子は…川村さんね)」

女子部員の名前は川村千紗。

高校2年生の女子部員だ。

まじめに練習に取り組んでいることで評判の彼女のことだ、

遅くまで練習していてたまたま覗き見てしまったのだろう。

「(うふふふふ…

  真面目にがんばっているからあの子にもご褒美をあげないとね)」

そう思いつつ涼子は目を輝かせる。



翌日、千紗は遅くまで練習を続けた後、

涼子に呼ばれた場所に来ていた。

「(おかしいわね。

  キャプテンはここで待っているって言ったのに…)」

普段なら自分が来るころには待ち合わせ場所で待っている涼子が

なぜか今日は姿を見せていない。

「キャプテン、どこにいるんですかー?」

涼子の姿を探して千紗は大声で呼んでみると、

「あたしならここにいるわよ、川村さん。

 遅くまでがんばっていて、本当に偉いわね…」

と言う声が響いた。

しかし、いつもの涼子の声よりは少し低いように千紗は感じる。

と同時に、

「キャプテン…!?」

振り返った千紗が見たものは

首から上は涼子そのものであったが、

けど首より下は胸板は極端に張り出し、

腹筋は6つに割れ、

手足も筋肉で覆われて太くなっているのである。

そして、何よりも強烈なのは

股間に申し訳程度に張り付いている青いビキニの競泳パンツが

猛々しく盛り上っていたことだった。

「………」

呆然としながら千紗は涼子の肉体を眺めていた。

ロリ顔の涼子と逞しい男性スイマーの肉体、

そのギャップは悪魔的な凄さを醸し出していた。

「どう、たくましい体でしょ。」

涼子は自慢げに話し出しと、

「…ねえ、あなたにもこの感覚を味あわせてあげるわ…」

そういうと涼子は嫌がる千紗の水着を脱がせ、

かわりに用意していたビキニの…

黒地に青と黄色のストライプが入った競泳パンツを無理やり穿かせたのである。

「な…なに…」

困惑の表情を見せながら千紗は露になった胸に思わず手で覆ってしまうと、

「あなたにはこれを飲んでもらうわ…」

そう言いながら涼子が取り出したもの、

それは冒頭で紹介した性転換薬だ。

そして涼子は千紗に無理やり飲ませると

「あっ

 あぁぁぁぁ!!!」

たちまち千紗は涼子の体のような筋骨隆々とした逞しい姿となってしまったのである。

「そんなぁ…」

「うふふふ…男の体の感覚…思いっきり楽しみなさい」

そう囁きながら涼子は千紗のパンツを触り、

上から激しく扱き出す。

「ああああん…

 はあん…

 はあん…」

千紗は激しくあえぎ声を上げながら、

パンツの膨らみをさらに大きくする。

そして、

どぴゅううううううううう…

堪えきれずに千紗はパンツの中に射精してしまうと、

その場にうなだれてしまった。

「…これだけじゃ終わらないわよ…」

そんな千紗に向かって涼子はそう言うと自分のパンツをずり下ろすと、

そこからは涼子の顔からは想像もつかないほど巨大なイチモツが姿を現した。

「ひっ…」

硬直する千紗の前に涼子は忍び寄ってくる。

「覚悟はいいわね」

の声とともに涼子の背後から千紗を持ち上げると、

ゆっくりと自分のイチモツを千紗の尻の穴に近づける。

そして…

「アーーーーーーーーーーーーッ!」

千紗の悲鳴が上がると、

「はあん…

 締まるよぉぉ

 はあん…

 はあん…」

大声を上げる千紗を涼子は犯したのであった。



「どう、川村さん、満足した?」

終わった後、

千紗に向かって涼子はそう問いかけたが…

「何…この今まで経験したことのない快感…

 もっとあたしに味あわせて…」

千紗は男の性欲、

そして感覚にすっかり酔いしれてしまうと、

「いいわ、

 たっぷりと可愛がってあげる」

涼子もペロリと舌なめずりを見せた後、

己の腰を激しく動かしたのであった。

こうして男同士とも取れる濃密な3時間は過ぎ去ったのである。

さて、のぞき穴からはやはり見ていた別の男子部員が覗いていた。

翌日、その男子部員は涼子から呼び出しを受けると、

案の定、彼は女性の体にされ競泳水着を着用させられていた。

そして、彼の前には…

「うふふふふ…

 あたしたちの交わりを見ているなんて、いい度胸ね」

「いいわ、あたし達で犯してあげましょう…」

二つの巨大な筋肉の塊、

青と黒の巨大なふくらみを持ったビキニの競泳パンツ、

それとは裏腹にあどけない少女の顔を持った二人の男…薬を飲んだ涼子と千紗だった。

男子部員はこの二人に精が尽きるまで陵辱されたことはいうまでもない。



おわり