３度目の春がやってきた。

次、桜が咲いたとき、

僕はここを去ることができる…

そんな思いで庭に咲く桜を見ながら

僕は真新しい学生服に袖を通すと、

サラシを巻いた胸を閉じ込めるようにボタンを締めます。

「正樹様

　準備は出来ましたか？」

ちょうど着替え終わる時を見計らうようにメイドの美麗が

部屋の外から僕に声をかけてくると、

「うん

　いま終わったところ」

僕は振り向かずに返事をします。

すると、

ガチャッ

僕のその声が終わないうちに部屋のドアが開けられると、

「なんだよっ

　ノックもなしに開けるなよ」

ドアを開けられたことに腹を立てながら文句を言いますが、

「母さん…」

開けられたドアの向こうには母さんが立っていて、

学生服姿の僕を嬉しそうに目を細めながら見入っていたのです。

「なっなに？」

母さんのその様子に僕は一瞬引くと、

「ほんと…

　ついこの間赤ちゃんだったのに…

　凛々しいですよ正樹…」

そう言いながら母さんは目にうっすらと涙を浮かべます。

「あっ奥様…」

それに気づいた美麗がハンカチを出して差し出すと

母さんはハンカチを受け取り涙を拭く仕草をして見せます。

「もぅ、大げさなんだよ、

　母さんは…」

そんな母さんの姿に僕は伸びかけの髪を掻きながらそう言うと、

「あっそろそろ行く時間じゃない？

　良いの？

　支度しないで」

と僕は中学校の入学式の時刻が迫っていることを指摘します。

すると、

「あら、もぅそんな時間」

僕の指摘に母さんはあわてて去っていくと、

「（うふっ）正樹様、

　新しいオチンチンの具合は如何ですか？」

と一度は僕の前から姿を消した美麗が再び姿を見せ、

朝、交換したばかりのチンポの具合を尋ねてきました。

「うっ

　うん、

　いいよ」

美麗のその言葉に僕は少し頬を赤らめながらそう返事をすると、

「正樹様、今回のから”剥けます”ので注意してくださいね」

悪戯っぽく美麗は僕に言います。

「わっ判っているよ」

そんな美麗に僕は殴る振りをしながら叫び声をあげますが、

「きゃっ！」

そんな僕をからかうかのように美麗はふざけながら僕の前から立ち去り、

そして、僕は一人でこの部屋に残ってしまった。

「まったく、”剥ける”だなんて」

美麗が去った後、僕はそう呟きながら

モゾ…っと自分の股間に手を持っていくと

学生ズボンの上から股間のチンポを摩ってみる。

そして、

ゴロン…

ゴロン…

僕の手の動きに合わせて左右に動くチンポの感覚に

「あっ…」

僕は小さく声を上げてしまった。

「これが…僕のチンポ…」

そう呟きながら僕は無意識にズボンのベルトを外すと、

ブリーフ越しにゆっくりとチンポを摩り始めます。

「んっ

　くはぁ…

　はぁ…

　はぁ…」

チンポを弄りながら僕の息は次第に上がり始め、

僕の口から喘ぎ声に似た声が漏れる。

血の通わない作り物のチンポだけど、

でも、最近このチンポに感覚があるような

そんな気がするようになってきたのです。

理由は判りません…

「ひょっとして、

　クリトリスが変化してチンポと融合してしまったのでは？」

と思うこともあります。

でも、こうしてブリーフ越しに触るだけで僕は感じ…

そして、興奮してしまうのです。

「あはっ

　くっ

　なっなに？

　この感覚…」

偽りのチンポを握り締めながら

僕は下半身から忍び寄ってくるジンジンと痺れてくるような感覚に溺れ、

そして、それに誘導されるかのように

シュッシュッ

っとブリーフの中のチンポを摩り始めます。

「あっあぁ…

　くぅぅぅ」

手が痺れ

パサッ

思わずズボンを落とすと、

僕は中腰になりながらさらにこすり続けます。

クチュッ

チンポから伸びる２本の管のうち

膣に入れられた管に僕の体内より溢れ出た体液が偽りの睾丸へと注ぎ込まれ、

そして、体液は睾丸の中で偽りの精液となって溜まり、

やがて、

シュッシュッ

シュッシュッ

「くはぁ

　あっ
　
　あっ
　
　あぁ！！」

あえぎ声を上げながら僕はチンポを擦り続け、

そして、腰を折るようにして伏したとき、

「クスクス…」

という笑い声が僕の背後より響いたのです。

ハッ！！

その笑い声に僕は驚いて振り返ると、

なんと母さんの手伝いに行ったはずの美麗が

小さく開けられたドアより部屋を覗きこみながら

笑っていたのでした。

「なっなんだよ！！

　覗くなんて…」

僕はあわててズボンをはき直すと、

自分の痴態を見られたことへの恥ずかしさと

怒りをぶつけるかのように怒鳴り声をあげます。

「だって、

　正樹様がなかなか降りてこられないので、

　こうして迎えに来たのですよ」

と美麗は悪びれずにそう言うと部屋の中に入ってきます。

「だからといって！！」

入ってきた美麗に僕は口を尖らすと、

「ふふ、正樹様…

　まだまだ子供だと思っていましたが、

　いつのまにか大人になられたのですね」

と美麗は僕にそう囁きながら僕の前に立つと、

スルッ

自分の手を僕の股間に這わせ、

そして、穿き直したばかりのズボンの上から僕のチンポを軽く掴んだのです。

「あっ」

ドキン！！

その瞬間、僕の心臓は大きく高鳴ると、

「ふふ…

　感じます？」

と美麗は囁きます。

「うっ

　うん…」

その言葉に僕は素直に頷くと、

「そうですか、

　正樹様…

　正樹様のこのオチンチンはもぅ正樹様の体の一部…

　誰のモノでありませんわ…

　だって、

　ほらっ

　こんなに固く、

　そして、勃起しているではないですか…」

と美麗は僕に言いながら、

カチャッ

ベルトを外すと僕のズボンとブリーフを下します。

その途端、

ビンッ！！

いつの間にか固く伸びていた僕のチンポが元気よく飛び出すと、

「うっ

　なんで…」

決してふつうの男性のように勃起することが無いはずのチンポが

いつの間にか剥けきり亀頭を輝かせながら

固くそして太く伸びていることに僕は驚きの声を上げたのです。

「どうなさいました？

　正樹様…

　ほらっ、立派なオチンチンですよ」

そんな僕に美麗は言いながら、

ニュプッ

っと僕のチンポを自分の口の中に収めると、

「あっあぁ…

　美麗が…

　美麗が僕のチンポを…」

いつの間にか立ってオシッコを出するためだけの器官と思い込んでしまってた僕のチンポを

メイドの美麗が嬉しそうにしゃぶって見せたことに僕は驚愕すると、

「ふふ」

観麗は頬を膨らませたり、

萎めたりしながら、

ゆっくりと首を前後に振り始めます。

ニュプ

ニュプ

ニュプ

僕の部屋にいやらしい音が響き渡り、

「あっあっあぁ！！

　感じる
　
　感じる
　
　美麗が僕のチンポを…
　
　あっ感じる」

美麗の頭の動きに合わせるかのように僕のチンポを上下していく感覚に

僕は喘ぎ声をあげてしまうと、

「あぁ、おいしいですわ、

　正樹様のオチンチン…

　正樹様は立派な男子に成長なされましたわ、

　さぁ、射精してください、

　正樹様の熱いザーメンをわたくしに味合わせてくださいな」

悪魔の囁きに似た声で美麗は僕に言うと、

さらに激しく僕を攻めたのです。

「あっ

　いっ

　いぃ…」

作り物の…

決して感じることのない偽りのチンポ…のはずだった。

しかし…

いま、こうして美麗にしゃぶられていることに僕は感じ、

そして、喘ぐ…

僕は一体なんなんだろう…

男なのか…

それとも女なのか…

いつの間にか僕は自分がかつてなんだったのか忘れかけていた。

女？

男？

昔、むかしのあの日…ウェディングドレスに身を包み、

幸せの絶頂に居たのは誰だったのか、

結婚指輪を見せられ、男性よりプロポーズを受けたのは誰だったのか、

ゼミの女友達とスキーに行き、温泉宿ではしゃいだのは誰だったのか、

セーラー服に身を包み、楽しい学生生活をしていたのは誰だったのか、

スカートを穿き、赤いランドセルを背負って登校して行ったのは誰だったのか、

雛人形をバックにして無邪気な笑みを浮かべていたのは誰だったのか…

僕の脳裏に今野友里恵としての記憶がまるで時を遡るようにフラッシュバックしていき、

そして、それが止まった時、

「さぁ、

　正樹様っ

　あなたの中に溜まっているその忌まわしい思い出を、

　精液と一緒に良く出してしまいなさい！！」

美麗の命令調の言葉が響いたのです。

その途端、

「あっ！！」

パチン！！

まるでその記憶を一斉に壊してしまうかのような火花が僕の頭の中で飛ぶと、

「あうぅぅぅぅぅぅ！！」

僕は腰を震わせながら、

ビュッ

ビュビュッ！！

股間に溜まっていた体液が一気に偽りの睾丸へと流れ込み、

そして、睾丸からあふれた体液は偽りチンポの中を勢いよく通り、

美麗の小さな口の中へと流し込みます。

そう、そのとき僕は”射精”をしてしまったのす。



「くはぁはぁはぁ」

”射精”後の虚脱感を感じながら僕は美麗に寄りかかってしまうと、

「ふふっ

　美味しかったですわ、

　正樹様のザーメン…」

美麗は僕が放った透明な体液を滴らせながらそう言い、

そして、唾液で濡れてしまった僕のチンポを丁寧に拭きとると、

そっとブリーフの中へと収めます。

しかし、射精後もジンジンと僕の股間は痺れ続け、

なかなか僕は腰を上げることが出来きませんでした。

「あらあら、

　腰が抜けてしまったのですか？
　
　正樹様…」

そんな僕の姿を見て美麗がそう言うと、

「やれやれ」

とため息をつきながら

「さぁ、

　あたしに掴まってください」

と言いながら僕を抱き起こします。

そのとき、

フワッ

石鹸の柔らかい心地良い香りが美麗の髪から漂い、

僕の鼻を擽ったのです。

「あぁ…

　良い香り…」

その香りをかぎながら僕はふと呟くと、

「ふふ…

　そうですわ、

　女の子はみんな良い香りをしていますのよ、

　正樹様もそういう女性の匂いに気づく様になられたのですね」

と言い、

「さぁ、入学式まで時間が有りませんわ、

　クルマが待っています、

　急いでくださいね」

と言い残して部屋から去っていきました。



「はっ

　はっ

　はっ」

美麗が去ってもまだ息が戻っていない僕は

その場にまた座り込んでしまうと、

そのまま股間に手を持って行きます。

けど、

グニャリ…

さっき、美麗にしゃぶられていたときにはあんなに固く、

そして長く伸びていたはずの僕のチンポは

すっかりその固さと長さを失い、

以前のチンポへと戻っていました。

「あれは…

　夢だったのか？」

ついいまし方、

ここで行われた痴態が夢だったのでは？

そう思いながら僕はチンポを摩り続けていたのです。



「あら、正樹さんどうしたの？

　顔が赤いですけど」

中学校へ向かうクルマの中で母さんは僕の頬が赤らんでいることに気づくと、

「いっいえっ」

僕は慌てて俯くとそう返事をする。

「風邪？」

そんな僕の様子に母さんは僕が風邪を引いたのでは？

と疑いを持ちながら尋ねると、

「そっそんなんじゃなりません」

メイドの美麗との間に起きたあのことなど母さんに話すことなど出来るわけなく、

僕は口を濁した。

やがて、僕と母さんを乗せたクルマは中学校へと滑り込み、

そして、僕は中学生になりました。



中学１年生となった僕はまるで過去を振り払うかのようにサッカーに打ち込みます。

毎日毎日、遅くまで部活に励み、

そしてボロ雑巾のごとくクタクタになってベッドに潜り込む日々を続けますが、

しかし…

「はぁ

　はぁ…

　はぁ…

　あうっ！！

　うっくっ！！」

ビュッ！！！

どんなに疲れ果てても、

どんなに忘れようとしても、

朝になると僕の手は勝手に動き、

そして、ブリーフの下のチンポをまさぐると、

いつの間にか扱き、射精をするのです。

「はぁはぁ

　はぁはぁ

　だっ駄目…

　こんなことをしては駄目…」

チンポより噴出した透明な粘液を見つめながら

僕は幾度もこんなことはよそうと決心をしながら

まるで忌々しいものを拭い去るかのようにティッシュでふき取ります。

けど、僕のオナニーは決して止まることはありませんでした。



そんなある日

ガチャッ！！

放課後、部室のドアを開けると

「おっ、雉沼かっ

　お前に良い物を見せてやるよ」

と先輩の声が響くと同時に、

グィッ！！

いきなり僕の腕が引かれると部室の中へと引き込まれてしまうと、

「なっなんですか？」

突然のことに僕は訳を尋ねますが、

「まーまー」

の声と共に

バッ！！

僕の視界いっぱいに外国人女性のヌードが飛び込んできました。

「うわっ」

金色の髪、

豊満な乳房、

ピンク色の中身まで露わになっている股間、

そして、男性を挑発するかのようなセクシーなポーズ…

そんなヌードのグラビアを僕に見せながら、

「どうだ？

　目が覚めただろう」

と先輩ははしゃぎながら僕に言うと、

「ホレ

　お前にやるよ
　
　先生に見つかるなよ」

と念を押しながら、

そのグラビアが掲載されている雑誌をたたみ僕に手渡したのです。

「せっ先輩っ」

「なんだ、それじゃ物足りないか？」

「いえっ

　そんなわけじゃぁ」

「だったら、持って行け、

　あっそうそう、

　ここでセンズリするなよ、

　部室に臭いが篭ると堪らないからな」

一足先にユニフォームへと着替え終わっていた先輩は

そう言い残して去って行くと、

そして、その一方で

「そんなぁ」

僕はヌード雑誌を片手に困惑していました。



けど、

「ハァハァ

　ハァハァ」

夜…

夕食もそこそこに僕は自分の部屋に引き上げると、

先輩から貰ったヌード雑誌を横目にチンポを扱いていたのです。

「ハァハァ

　ハァハァ

　あっあぁ…

　なんで…

　女の人が裸になっているのにこんなに感じるの？」

僕はヌード写真に写っている女性の乳首、

乳房、

臍、

そして、股間へと視線を舐めるように動かしながら、

シュッシュッ！！

シュッシュッ！！

っと偽りのチンポを扱き続けます。

そして、

「あぁ…

　いっいぃ…

　出したい…

　抱きたい…

　女と…

　あっあぁ

　したいよぉ…

　くぅぅぅぅぅ

　でるぅぅぅぅ」

グラビアの女性の股間に自分のこのチンポを挿入している姿を思い浮かべながら、

僕は激しくチンポを扱きます。

そして、

「うっ

　出るぅぅぅ」

顎を挙げ、

身体を痙攣させながら

ブチュゥ！！

シュッ

シュッ！

剥けきり飛び出した亀頭の先から激しく”精液”を噴き上げてしまうと、

「くはぁ

　はぁはぁはぁ」

僕は虚脱感に襲われますが、

しかし、すぐにムラムラと言う気持ちが胸の奥から湧き上がってくると、

グイッ

僕はチンポを掴みます。

すると、ムクムクムク！！

萎えていたチンポはたちまち固さを大きさを取り戻し、

瞬く間に僕の股間にその雄姿を見せるのです。

そう、このチンポは知れば知るほど精巧にそして巧に出来ていて、

作り物ゆえに勃起することがありません。

でも、そう言う固定観念を覆すかのように、

外からの圧力加減で膨張・萎縮する素材で出来ていて、

オナニーをしようと強く握ると、

たちまちその容積は数倍に膨れ、

射精後、手を離すと萎んでいく…

そんな素材と精巧にチンポを模したそのつくりに、

僕は感覚的にこのチンポが自分の体の一部…

そう本物のチンポであると認識をしてしまっていたのです。

シュッシュッ

シュッシュッ

「うっ」

プシュッ！

シュッシュッ！！

チンポを扱き始めると

スグに僕の膣よりあふれた体液は管を通って睾丸へと注がれる。

コレだけの回数”射精”し続ければふつうの男子中学生なら

とっくに出し切っているはずなのだが、

しかし、僕のチンポはさらに精液を吐き出そうとする。

そうこの精液は本物の精液ではなく、

僕の封印したオマンコより噴出す愛液であった。

しかし、もぅ愛液と言う感覚はなくなっていた。

僕はこの体液を僕の精液を思い、

そして、いつか女性の胎内へと流し込むことを

夢見るようになってしまっていたのです。

僕の股間に付けられたこの作り物のチンポは

確実に僕の心に男性としての性意識を植え付け、

そして、僕を男性へと変身させていたのです。



「あぁ…」

射精後の虚脱感の中、

去年の春に僕の夫・隆が忠告していた言葉を思い出していました

『…友里恵、あの婆は間違いなく、

　お前に自分の死んだ息子の人生を歩ませようとしているぞ…』

あの時、隆が言ったその言葉を僕は復唱すると、

「あっあなた…

　ごめんなさい…

　ぼっ僕…

　もっもぅ…だめ…あぁ…」

僕はそう呟きながら薄っすらと涙を浮かべ、

そして、次の射精と共に

静かに友里恵の記憶を封印したのです。



やがて迎えた夏休み…

僕は封印した記憶を完全に帰し去るために

夏休み返上で部活に明け暮れることにした。

小学校の卒業式まで頻繁に会っていた夫とも、

体調やスケジュールの都合を理由にして会わないようにし、

また、身体も女性らしさを消し去るかのように筋力トレーニングに明け暮れた。

猛練習と筋肉トレーニングの甲斐あってか夏休みの間に僕の身体は逞しく成長し、

日に焼けた肌とあいまって一層、男臭さをかもし出すようになっていたのです。



ある晩、僕は風呂場の鏡に自分の体を映し出していました。

鍛えられた筋肉と筋が浮き出た手足。

割れ始めている腹筋。

盛り上がりを見せる胸板。

その胸板の上で瘤のような存在になってしまった乳房。

確実に男らしくなっている自分の姿を見ながら、

「ふぅっ」

僕は小さく息を吐きつつ股間に下がる偽りのチンポを見ます。

そう、このチンポが僕を男へと導いていったのです。

一昨年の春…

僕の股間にチンポが付けられ、

そして、今日まで僕は男として育てられてきた。

もぅこのチンポは外す事は出来ない…

僕は男になったのだ…

鏡を見つめながら僕はそう決心するとシャワーを浴びます。

ジャー

熱い湯気を立てながらノズルから噴出すお湯は僕の身体を洗い、

そして、そのお湯はしばらく会っていない夫・隆への想いと

そして愛情も僕の心から洗い流していきます。

「男…

　男…

　僕は男だ…」

シャワーを浴びながら僕はそう繰り返すと、

徐に手を股間へと持っていき

そして、お湯に打たれているチンポを握ると、

ニュッ！！

僕のチンポは元気良く勃起します。

そして、

「あぁ…」

僕はチンポを扱き始めると、

ヒタッ

シャワーを浴びながら壁に寄りかかり、

シュッシュッ

シュッシュッ

っと扱き続けると、

ジワッ

みるみる僕の股間に熱い物が溜まり、

そしてそれは出口を求めて僕の中を蠢いていく、

「はっ

　はっ

　はっ」

手の動きに合わせて僕の口から喘ぐ声が漏れ、

「うっ

　ぐっ」

歯を食いしばり、

そして、全身に力を込めた。

その直後、

シュッシュッ！！

上を向く僕のチンポから熱い粘液が吹き上がると、

「あぁ…

　きっ気持ち良い…」

”射精”の快感を全身で感じながら僕はそう呟く。

もぅ、かつての女性には戻れない…

そう感じた初秋の夜でした。



つづく