風祭文庫・アスリート変身の館






「博子の復讐」
(前編)


作・風祭玲

Vol.828





ガコン!

真っ暗な部屋に金属を叩くような音が響き渡り、

ゴンゴンゴンゴン…

重い音を立てて締められていた扉がゆっくりと開いてゆく。

そして、扉の間から差し込む光が徐々に太くなりながら

漆黒が覆い尽くしていた内部を次第に浮き上がらせると、

倉庫を思わせる雑然としたその内部が姿を見せる。

コトリ…

ヒールの音を響かせながら、

手入れの行き届いたサラサラの髪を軽く肩になびかせる

大室博子が開かれた扉の前に立つと

「林…」

振り向きもせずに人の名前を呼んで見せる。

「はい、お嬢様」

彼女の呼びかけに応じてオーダーメイドのスーツを着こなし、

白髪交じりの髪を丁寧に別けた男性が博子の傍らに進み出るなり、

静かに頭を下げると、

「ねぇ…

 何所に真由子が居るの?」

博子は首を伸ばし誰かを探すようにしながら尋ねた。

「はいっ、

 こちらにお連れしてあります」

彼女の質問に林と呼ばれた男性は中へと進み、

身の丈ほどもある正方形をした箱の前で立ち止まると、

その箱を覆いつくすように掛かっている布を捲りあげた。

すると、

「まぁっ!」

箱の中を見た途端、博子の目は光り輝き、

それを見た林は布を固定すると、

「お気に召しましたか?」

と彼女の背後に回り尋ねる。

「えぇ…

 とっても。

 うふっ、

 ステキだわ」

博子はまるで誕生日プレゼントを貰った幼女の如く喜ぶが、

しかし、彼女の向き合う箱の中には

首に首枷、両手を後ろ手に縛られ、

さらに両足をM字開脚された状態で

博子と同じ年恰好の少女が全裸姿で拘束され、

気を失っているのか首をダラリを下げていた。

「林、

 これからどうするつもりなの?

 まさかこれで終わり。ではないですよね」

箱の前に張られた金網に手をかけ、

博子は振り返りながら尋ねると、

「はいっ、

 無論でございます。

 この女にはお嬢様がお気に召します姿になっていただきます」

と林は返事をする。

「あたしの気に入った姿に?」

「はい」

博子の質問に再度林は頭を下げると、

「あら、嬉しい、

 で、どんなことをしてくださるのかしら」

顎に人差し指を当てながら博子は意地悪ぽく尋ねた。

すると

「これを使います」

林はそう言いながら、

「お持ちしなさいっ」

入り口のところで待機している黒スーツの男達に向かって指示を出す。

すると、

「こちらでございます」

その声とともに

すっ…

林の手元に向かって

艶かしく光る細長い物体が入る容器を差し出された。

「それは?」

物体を怪訝そうに眺めながら博子は尋ねると、

「はっ、

 お嬢様の御意向を受けて作り上げたものです。

 この女の輝かしい第一歩はお嬢様の手で…

 どうぞ、これをつけてあげてください」

林は博子に向かって受け取った容器を差し出した。

「そう…

 それはまた面白い趣向ね」

話を聞いた博子は短く返事をすると、

差し出された容器を受け取る。

すると、

バコン!

博子の前に立つ箱は黒スーツの男達の手によって見る間に解体され、

垂直に立つ頑丈な鉄枠と、

その鉄枠にぶら下げられるように両手足を拘束されている全裸の少女だけとなってしまった。

「うふふ…

 真由子さん。

 さぁ起きて…」

全裸の少女に近づきながら博子はそう囁くと、

「おきなさいっ!」

と声を張り上げる。

すると、

「うっ

 うん?」

その声に起こされたのか、

少女・真由子の身体がピクッと脈打つと、

閉じていた目をうっすらと開けた。



「お目覚めかしら?」

目を覚ました真由子に向かって博子は腰に手を置き、

胸を張った姿で尋ねると、

「あれ?

 ここは?

 え?

 え?

 あたし?

 あれ、動けない…

 やだ、裸…」

自分の置かれた状態を確認した途端。

顔色を青くしながら前を見た。

そして、

「おっ大室さんっ

 これって一体?」

と弘子のことを知っているのか真由子は尋ねると、

「うふっ、

 ようやく判ったようね、自分の立場が」

博子は冷たくそう言い放った。

「立場?

 なんで、

 弘子さんがあたしをこんな風にしたの?

 どうしてこんなことを!」

そんな博子に向かって真由子は抗議すると、

「あら、

 それくらい、あたしが答えなくても、

 ご自分で判るでしょう?」

と博子は意地悪く言う。

「判るって…

 ハッ!

 まさか、

 あたしがチアリーダーになったことを…」

博子の言葉を受けて

真由子は大学のチアリーディング部でチアリーダーになったことを指摘すると

その途端、

「お黙り!!」

博子の怒鳴り声が響き渡った。

そして、

「見損なったわ、

 あなたが顧問の児島をたぶらかしてチアリーダーの地位を掴んだなんて…」

と真由子を睨みつけながら言うと、

「ちっ違うっ

 あたし、そんなことをしてないわ」

博子の指摘を真由子は即座に否定するが、

「なに?」

博子は手にしていた容器を林に託し、

近くに転がっていた棒を拾い上げると、

大きく振りかぶる。

そして、

ビシッ!

力を込めて真由子の肩を叩くと、

「痛ぁーぃ」

真由子の悲鳴が響き渡った。

しかし、博子の手は止まることなく、

「お前が

 児島をそそのかしたんだろう、

 さぁ、白状しろ。

 そうです。

 言って許しを請え!」

幾度も叩きながら博子は声を荒げるが、
 
「違う、

 あたしを、

 決めたのは、

 児島さんよ」

痛みを堪えながら真由子は否定し続けた。

やがて、

カラン…

博子の手から棒が落ちると、

「さぁて、どうしましょうか」

体中に痣を作る真由子を前にして

博子は意味深な笑みを浮かべながら考えはじめた。

そして、彼女の前をわざと2往復してみせると、

「!!っ」

何かを思いついたふりをすると、

チラリと真由子を見るなり、

「林」

と控えている林を呼んだ。

「はい、お嬢様っ」

博子の呼び出しに応じて林が進み出ると、

「やっぱりそれを渡しなさい」

手を差しながら、

博子は林に託していた容器を手に取る。

「?」

痛みを堪えながら真由子はそれを見ると、

パカッ!

博子は容器のふたを開き、

「これって何かわかる?」

そう囁きながら中身を真由子に見せつけた。

「?」

意味も判らずに真由子は容器の中を見た途端、

「!」

一瞬にして表情が凍りつく。

「あら、

 あなたでもこれが何なのかわかるのね、

 ほんとスケベなんだから」

表情を凍らせる真由子を見下ろしながら博子はそう言うと、

「これはね、

 本物じゃないわ、作り物よ。

 ふふっ、

 でも、とってもよく出来ているでしょう」

と博子は種明かしをして見せる。

「作り物?

 それを…

 どうする気?」

博子を見上げながら真由子は聞き返すと、

「これはね、

 女の子を男の子にしてしまうとっても素晴らしいものなのよ、

 あなたにあげるわ、

 あたしを差し置いてチアリーダーになったプレゼント」

笑みを浮かべながら博子は言う。

「やめて!」

それを聞いた真由子は即座に声を上げるが、

「うふっ!」

満面の笑みを浮かべながら博子は容器の蓋を開け、

中に収まっている”それ”を取り出すと、

”それ”は博子の手の上でグニャリと垂れ下がった。

「林…

 素晴らしいわ、

 肌触り、

 質感、

 どれも本物と代わらないじゃない」

”それ”を手にしながら博子は驚きの声を上げると、

「恐れ入ります」

博子の後ろで待機する林は頭を下げる。

「素晴らしいわ、

 ねぇ、あなたもそう思わない?」

手にしている”それ”を真由子に見せつけ博子は迫ると、

「やめてぇ!

 こっちにこないで!」

体中を震わせながら真由子は悲鳴を上げるが、

手足を拘束され、枠に吊り下げられている真由子は

ギシギシと手足の拘束具を鳴らすだけで一歩も退くことが出来なかった。

「やめてぇ、

 お願い、

 お願いだから、

 そんなモノで犯さないでぇ!」

全身を小刻みに震わせながら真由子は懇願するが、

身動き一つ出来ない真由子の前に博子は立つと、

「うふふふ、

 安心しなさい。

 これであなたを犯したりはしないわ、

 あなたは”犯される”んじゃなくて、

 ”犯す”のよ」

と告げた。

「え?」

それを聞いた真由子は驚きながら博子を見上げると、

「これをあなたに付けてあげる」

そう言うなり博子は腰を下ろし、

飾り毛の下で少し中のものを挟みながら口をつぐんでいる真由子の秘裂に左手を添えると、

クイッ!

っと閉じている肉扉を開いて見せた。

すると、内臓を思わせる濃いピンク色をした中身が晒され、

同性とはいえ誰にも見せた事が無かった部分を見られたことに、

真由子の顔はたちまち真っ赤に染まると、

迫る博子から顔を背けてしまった。

「うふっ、

 とっても醜くて綺麗なピンク色ね。

 これで、児島をたぶらかせたのね。

 この悪魔っ」

真由子の肉襞を見ながら博子はそう罵ると、

「さぁ、

 こんな醜い悪魔の口を塞いであげるわ

 覚悟しなさい」

そう言いながら手にしていた”それ”をグニッ!と握ると、

プリッ!

袋が垂れ下がる根元より先端が膨れた二本の管が飛び出した。

そしてその管を引き出すと、

それぞれの管を真由子の秘裂の中にある上の穴と下の穴に差込み挿入し始める。

「いやっ

 入ってくるぅ

 やめて

 やめて!!」

ギシギシと拘束されている身体を揺らして真由子は抵抗をするが、

しかし、博子の行為をとめるなど出来るハズもなく、

ヌプッ!

ついに”それ”から伸びる管を飲み込んでしまうと、

ギュッ!

博子は手にしていた”それ”を真由子の肉襞に押し付けた。

すると押し付けられた圧力で挿入された管のそれぞれの先端が

真由子の子宮と膀胱の中へと入り込み、

ニヤッ

それを手で感じた博子が一瞬笑うと、

キュッ!

根元は押さえながら押し付けた”それ”の茎の部分を引っ張って見せる。

すると、

ボコッ!

ボコンッ!

真由子の子宮と膀胱の中で膨らみが弾け、

ギシッ!

弾けたものがアンカーとなって博子の手の中の”それ”を固定させた。

「ひぃ!」

体の中で起きた異変を真由子は感じながら小さく悲鳴を上げると、

「うふっ

 これはね、

 外科手術をしない限り取れないの、

 あなたのお股に一生ついたままよ」

そう言いきかせて博子は離れると、

ブラン…

真由子の股間には長さが20cmにも及ぶ巨大な男性の性器が下がっていたのであった。

「いっいやぁぁ

 お願い、

 お願いです。

 こ・これをとって下さい!」

作り物とはいえ股間から生える艶かしい男性の性器を見ながら真由子は泣き叫ぶと、

「何を言うの?

 あなたはもぅ男よ。

 男なのよ。

 オシッコだって立って出来るし、

 女の子だって犯すことも出来るのよ。

 だけどチアはもぅ出来ないわよね、

 だって、そんなグロテスクなものを見せるわけには行かないわよね」

と博子は笑うようにして言う。

「ひどいっ、

 鬼!っ

 悪魔!っ

 人でなし!」

目に涙をためながら真由子は博子を罵ると、

「あら、ありがとう、

 でも、そんなことを言っていて良いの?

 うふっ、

 身体すっかり冷えちゃっているみたいだけど、

 オシッコは大丈夫?」

サラサラの髪を弄りながら博子はさらりと指摘すると、

「うっ!」

それを聞いた途端、

真由子の膀胱に膨張感が走る。

「ふふっ、

 すっかり溜まっているみたいね、

 いいのよ、

 しても…」

プルプルと震えガマンし始めた真由子に博子は優しく話しかけると、

「ただし、

 立ってするのよ、

 座ってしたんじゃ折角のオチンチンが台無しでしょう?」

と言うや否や、

キュッ

真由子の拘束具を吊るしている紐を引っ張り始めた。

すると、

ギシッ

ギシッ

腰を下ろしM字開脚をしていた真由子の身体が上に引っ張られるようにして起き上がり始め

見る見る立ち上がっていくと、

ブラン…

股間につけられた”偽りのペニス”が股間から飛び出していく、

そして、ついに立ち上がってしまうと、

「さぁ、

 心置きなく立ってオシッコをしなさい」

と命じると、

博子は一・二歩下がりじっと真由子を見つめる。

無言の時間が過ぎていき、

「うっ、

 くぅ」

小便を我慢し続ける真由子の口から声が漏れ始めると、

「何時までガマンしているの?

 身体に悪いわよ、

 さっさと出しなさい」

と博子は言う。

しかし、真由子はなおも我慢するものの、

「うっうっぅっぅっ…」

ついに泣き出してしまうと、

プゥッ

一瞬”偽りのペニス”が膨らんだと思った途端、

シャァァァァァ!!!

彼女の股間から綺麗な放物線が飛び出し、

細長い扇状に床を濡らしていった。

「まぁ、見て

 林っ

 ちゃんとオシッコが出ているわ、

 なんて素晴らしいんでしょう」

真由子の股間から噴出す水の帯を見つめながら博子は感激して見せると、

「ありがとうございます」

林は頭を下げる。

長い放尿がようやく終わり、

噴出していた水の帯は止まるが、

しかし、声を殺して泣く真由子の泣き声は止まる事はなかった。

だが、

ブラン…

放尿を終えて垂れ下がっている”偽りのペニス”に博子の手が伸びると、

ギュッ!

とそれを握り締めた。

すると、

「ひぃ!」

その感覚が伝わったのか真由子は目を剥き、

身体をビクンと撥ねさせる。

「あら、ごめんなさい。

 ちょっと刺激が強すぎた?」

それを見た博子が尋ねると、

「なっなにを…」

次は何をされるのかと怯えながら真由子は聞き返した。

しかし、

シュッシュッ

シュッシュッ

博子はそれには答えずに”偽りのペニス”を扱き始めると、

「ねぇ、

 これって感じる?」

と囁くと、

「ひっ」

ビクビク

博子の手が動くたびに真由子は身体をヒクつかせる。

そんな真由子の姿を見ながら、

「うふふ、

 感じているんでしょう。

 ここの触覚はあなたのクリトリスを通じて感じているようになっているのよ。

 そして、あなたが感じるごとに

 あなたの流れ出た愛液がこの袋に溜まり、

 そして、溜まった愛液がオチンチンに回っていくと…

 ほら、

 もぅこんなに大きくなっちゃった」

と博子が指摘すると、

ビクン!

萎えていたはずの”偽りのペニス”は半勃ちとなり、

その先端が剥け始める。

「ちゃぁんと、

 剥けるのね。

 オチンチンはこうじゃなくっちゃね、

 林」

その剥けかけた”偽りのペニス”に自分の指を当て、

クリッ!

と皮を剥き、鈍く光る亀頭を露出させながら博子は林に話しかけると、

「お嬢様にそう言っていただけると光栄です」

と林は答える。

「ひぃ…」

赤剥けに剥けきり自分の股間から起立する肉棒の姿に

真由子は顔を引きつらせるが、

その間にも”偽りのペニス”はさらに膨らみ、

ついに棍棒の如くそそり立ってしまうと、

「まぁ、

 こんなに大きくしちゃって、

 そっちも溜まっていたのね。

 いいわ、

 あたしが筆降ろししてあげるわ」

と頬を赤らめて博子は囁くと、

スルスルスル

真由子を立たせていた紐が緩められ、

「あっあっあぁぁぁ」

立った姿勢のまま真由子は寝かせられていった。

そして、男達の手によって拭き取られた床の上に寝かされてしまうと、

スルリ…

博子は着ていたワンピースを脱ぎ、

さらに下着をも取ると、

その均整の取れた白い裸体を晒した。

「うふっ、

 さぁ、たのしまさせて貰うわよ、

 チェリー君」

クチュクチュ

自分の秘裂を弄りながら博子は真由子に迫り、

そして、拘束されたまま寝かされている真由子を跨ぐと、

股を開いてみせる。

「何をする気?

 やめて、

 こんなことをしてどうするの

 狂っているわ

 あなたたちみんな狂っている…」

顔を強張らせながら真由子は自分を見下ろしている博子にそういうが、

「うふっ、

 大丈夫、

 怖がらないで良いのよ、

 とっても気持ちいいんだから」

妖美な視線で博子は真由子を見た後、

己の秘裂を指で大きく広げ、

そして、真由子の股間から起立している”偽りのペニス”を掴むと、

クチュッ!

それを挿入し始めた。

「あっあっ

 いやぁぁぁ!!」

真由子の悲鳴が響き渡り、

「!!っ

 つぅ…

 うんっ」

その悲鳴の中で博子は勃起し巨大化したペニスを飲み込んでいく。

「うん…

 んんっ

 おっ大きい…

 こんな大きいと、

 あん、

 壊れちゃう」

髪を振り乱し、

喘ぎながら博子は巨大ペニスを飲み込み、

そして、体内に収めてしまうと、

「はぁぁぁ…、

 どうかしら、

 女の味は?」

そう尋ねながら小さく膨らんでいる真由子の乳房を掴みあげた。

「ひぃ

 ひぃ

 ひぃ

 …締まる…

 締まる…

 あぁ…だめ…」

ギュッ

と”偽りのペニス”を締め付けてくる膣の感覚が真由子の身体の中を駆け巡り、

次第に自分の体に本物のペニスがついているような感覚へ変わっていくのを感じながら

真由子は首を振っていると、

ガシッ!

乳房を握っていた博子の手が動き、

真由子の腕が上がっている肩を掴みあげた。

その途端、

ヌーッ!

博子の腰が浮き上がると体内に飲み込まれていたペニスが引き出され、

ヌプッ!

再び沈められた。

「あっ」

「うんっ」

二人の口から喘ぐ声が同時に漏れると、

「ほらほら、

 もっといくわよぉ」

自ら腰を動かしながら博子は真由子に向かって声をかけると、

徐々に腰の動きを早めていく、

「あはっ

 あんっ

 んっ

 あんっ」

博子の喘ぐ声と、

「んはっ、

 んはっ

 はっはっ

 んぐっ」

真由子の堪える声が交互に響き、

ジワッ…

真由子の”偽りのペニス”が限界を迎えていく、

そして、

「あっ

 だめっ

 出る

 出る出る…出る」

真由子の口からその言葉が漏れると、

「さぁ、

 思いっきり出しなさい。

 わたしの中で」

と絶頂を迎えていた博子はそういうや否や、

ギュッ!

っと膣を締め付けた。

すると、

パチッ!

真由子の頭の中で何かが弾け、

ビュッ!

ビュビュビュッ!!

博子の体の中に挿入されていた”偽りのペニス”から

大量の愛液が吹き上がっていく。

「あぁぁぁ…」

体の中に注がれる熱い液体を感じながら博子は力を抜いていくと、

「………」

彼女の下の真由子は虚脱感の中にあった。

「気持ちよかったでしょう?

 一度でも男の快感を味わってしまうと、

 二度と女には戻れないわ」

そんな真由子に向かって博子はそう告げると、

「うぅっ」

真由子は泣き始めてしまった。

すると、

「じゃぁ、一つだけ試練を与えてあげる。

 これからあたしの言うとおりにして、

 あなたが女であることを忘れなければ、

 そのオチンチンを取ってあげてもいいわ」

と泣き続ける真由子に向かって博子はそう言うと、

「林、

 後のことは頼みますわ」

そう言い残して博子は去って行く。



つづく