風祭文庫・アスリート変身の館






「アマレスラー千帆」
第5話:服従 -徹の場合-



作・風祭玲

Vol.375





「気合を入れるってぇ?」

その言葉に俺は思わず振り返ると、

「あぁ…魚野のヤツ

 あの千太郎の弟だと言うだけで

 最近急に態度がでかくなってきやがって、

 俺たちにいちいち文句を言ってきやがる。

 ここいらで気合を入れてやらないと

 部としてのシメシがつかないからな」

俺と同室でレスリング部のキャプテンを務める

渡辺省吾は大きく頷きながら腕を組んだ。

「そんなに態度が悪いのか?」

「あぁ…

 ウチの監督の推薦でココに入ってきたんだけど、

 どうもそれを鼻にかけているみたいだ」

「そいつはいけないなぁ…

 躾はちゃんとしないとな」

省吾の話に俺も頷きながら返事をすると、

「まっ、徹の手は借りることはないと思うがな」

省吾はそう言いながら俺の肩を叩いた。

しかし、それがあんなことになるだなんて

そのときの俺には想像すらできなかった。



俺の名は高橋徹、P大の4年でアメフト部に所属している。

アメフトは高校の頃からやっていてこのP大にはその推薦で入り、

ずっと俺は真面目にアメフトに打ち込んでいた。

それから数日後…

省吾はレスリング部の練習終了後に、

1年の魚野千帆に居残りを命じた。

魚野千帆…それがそいつの名前だ。

あの魚野千太郎の弟であり、

そして田川監督に気に入られレスリング部に入部した。

「始まったな」

千帆が居残されたことを知った俺はそう呟くと、

アメフト部の練習を早々に切り上げ、俺は省吾に付き合うことにした。

「大丈夫か?」

気合を入れるための竹刀を持つ省吾に俺はそう尋ねると、

「あぁ大丈夫だ、

 徹は見ているだけでいいよ」

省吾はアメフトのショルダーを背負ったままの俺にそう言うと、

ビュッ

っと竹刀を振る。

「あまり派手にやるなよ、

 後々面倒なことになるからな」

それを見ながら俺は後々傷害事件にならないように釘を刺すと、

「あはははは…

 魚野はそんな柔なやつじゃないよ」

省吾は笑いながら俺の指摘を否定した。

俺たちがレスリング部の練習場に入ると、

そこにはケツ割れを穿いただけの筋骨逞しい男・魚野千帆が俺たちを待っていた。

「へぇ…良いガタイをしているじゃないか…

 アメフト部にほしいなぁ」

千帆の肉体を見ながら俺はそう呟くと、

「おいおい、アレはウチの部員だぜ、

 まぁ鍛えればオリンピックも夢じゃないと思っている」

俺の呟きに徹はそう返事をすると、

竹刀を担ぎながら、

「おいっ!!」

っと千帆に向かって声を上げた。

そのときだった、

俺…いや省吾にとっても予想外のことが起きたのは…

省吾に声をかけられた千帆は返事をせずに

俺たちの方を見ながらスッと腰に手を宛がうと、

スルリ…

っと穿いていた短パンを膝下まで一気にずり下ろしてしまった。

「おっおいっ!!」

予想外の千帆の行動に俺が驚くと、

ビンッ!!

まるで、これまで虐げられてきたものが鬱憤を晴らすかのごとく

その中からペニスが一気に飛び跳ねると、

千帆の股間にその巨大な姿を見せつけながら起立した。

「なっ」

「デカイ…」

俺と省吾は千帆の極太のペニスに驚くと思わず一歩後退した。

すると、

ノシッ

ノシッ

千帆は俺たちの方に向かってゆっくりと歩いてくると

仁王立ちになり

「しゃぶれ!!」

と一言、命令してきた。

「なっ

 なんだ?

 コイツは?」

俺たちに向かって命令をしてきた千帆のその態度に

カチンと来た俺は、

「おいっ!!

 なんだぁその態度は?」

と怒鳴りながら一発奴に食らわせてやろうと拳を振り上げると、

ズムッ!!!

俺がその拳を振り下ろすよりも先に

千帆が放った重い一発が俺の鳩尾にめり込んだ。

「うっ…」

ケンカはこれまでにも数え切れないくらいしてきたが、

しかし、これほどまで重い一発は喰らったことはなかった。

「なっなんて重い拳なんだ…」

そう感じながらも、

俺は必死で立とうとするが、

しかし、

たった一発で千帆は俺から立つ力すらも奪い、

ガクッ

俺の膝が一気に折れてしまうと、

ドォッ!!

俺は崩れるようにしてその場に倒れてしまった。

「おっおいっ

 徹!!」

次第に意識が薄れていく俺の耳に省吾の叫び声が響くが、

しかし、俺は

「畜生!!、

 なに笑っているんだよっ

 お前は!!」

俺は俺を見下ろしながら不敵な笑みを浮かべる千帆に向かって

言いかえした所で気を失ってしまった。



ジュブッ

ウゴッ

ジュブジュブ

ウゴッ

俺が気がつくきっかけは周囲に響き渡る奇妙な物音だった。

「…あっ…

 なんだ?

 この音は…」

そう思いながら俺は薄っすらと目を開けると、

俺の目の前では短パンを脱ぎ捨て全裸になった千帆が

省吾の口にあのデガチンポを勃ったて、

そして彼の頭を押さえつけながらすごい勢いで腰を動かしていた。

「うぉっうぉっ」

まるで女のようなうめき声を上げる省吾の姿に

俺はしばし唖然としていると、

千帆は俺が目を覚ましたことに気がついたのか、

省吾の身体をまるで物のように掴みあげると放り投げ、

そして俺に向かってゆっくりと歩いて来た。

ビクン!!

ビクン!!

歩くたびに左右に揺れる千帆の勃起したチンコに

俺の体はいつの間にか震えだすと

初めて本物の恐怖を言うのを味わった。

そして、真正面に立った時。

俺の目の前にはデカくて反っている千帆のチンコが迫った。

「うっ」

まさに獲物を虎視眈々と狙うコブラのようなその姿に、

「畜生!!、

 俺を舐めやがって

 ぶっ殺してやる」

俺は必死で怒りを奮い立たせて立ち上がろうとするが、

その直前、

ゴッ!!

千帆の太い腕が一瞬動くと、

俺の身体が横へと吹き飛んだ。

ガシャッ!!

アメフトのショルダーが床に当たる音が練習場に響き渡る。

「野郎!!」

咄嗟に殴られたことに気づいた俺は口をぬぐいながら起き上がるが、

千帆は無言のまま今度は膝蹴りを喰らわせた。

ガシャッ!!

ゲシッ!!

俺がショルダーを着込んでいるためか、

千帆は遠慮なく蹴りと拳で俺をいたぶり続ける。

「なんてことだ…」

完全に主導権を握られ、

俺は2歳も下の新入生になされるがままになっていた。

しかし、こんなに暴れいても千帆のチンコは勃っていて、

省吾の唾液でヌラヌラと濡れている亀頭が

殴られ続ける俺をじっと睨みつけていた。

ドサッ!!

ついに俺が仰向けになって倒れると、

千帆は倒れた俺の前に仁王立ちになり、

「俺の道具になれ…」

と低い声で言いながら俺のアゴを持ってゆっくりと顔を上げた。

「うっ!!」

ニュッ!!

目の前に濡れている千帆の亀頭が迫ってくる。

他人のチンコを間近でしかもマジマジとこんな近く見たのは始めてで、

しかも、間近に迫ってきた亀頭は怪物と言ってもいいくらいの大きさだった。

「舐めな!!」

再び千帆の声が俺にそう命令をすると

俺の頭がゆっくり押さえつけられ、

拳のような亀頭が俺の唇に触れた。

しかし、俺は口を開かせずに真一文字に口を閉じていた。

その途端、

ゲシッ!!

再び千帆の拳が俺の横顔に炸裂した。

「うげっ」

俺の身体は真横に吹き飛ぶともはや抵抗は無駄になっていた。

「さっさと舐めるんだ!!」

顎を持ち上げながら千帆が再度そう命じると、

俺はついに観念するとうっすらと口を開けた。

その途端、

ヌプッ!!

千帆のチンコが俺の口の中に押し込まれた。

「うぐっ!!」

瞬く間に口の中を埋め尽くした肉塊に

一瞬、このまま噛み付いてやろうかと思ったが、

「少しでも歯を立ててみろ、殴り殺すぞ」

俺の企みを知ってか千帆は俺にそう言うと、

ズブッ

っと俺の口の奥へとチンコを押し込んでくる。

「うごっ(げほっ)」

千帆のチンコはでかくて

俺の口はたちまちパンパンになってしまったが、

でも、千帆は両手で俺の頭を固定すると

激しいピストン運動が始めだした。

ジュボジュボジュボ

ぶっとい肉棒が俺の口の中を往復し始める。

「うごぉぉぉぉ!!」

俺はただやられるままだった。

そして、口の感覚がなくなったころ、

「うぉぉぉぉぉ!!

 いくぅぅぅ!!!」

千帆は雄叫びを上げながら

俺の喉の奥深くにチンコを突っ込み、

ブシュッ!!

熱い精液を俺の奥目がけて放出した。

「うぐっ!!!」

苦くて熱い精液が何の抵抗もなく俺の喉を通り

そして胃の中に流れ込んできた。

ゆっくりと胃を暖めていく精液の味と匂いを嗅ぎながら、

いつの間にか俺の頬に涙が流れ落ちていた。

やがてすべてを出し切った千帆のチンコが俺の口から抜かれると、

「うげぇぇぇ!!

 ゲホゲホゲホ」

俺はその場に両手を着いて吐き出そうとして咽が、

しかし、千帆はそんな俺に構うことなく、

乱暴に俺の体を持ち上げると、

そのままマットの上に叩きつけるように落とした。

すると、

カチャッ…

俺が穿いていたユニフォームのズボンがいきなり引き下げられると、

さっき千帆に犯されていた省吾のヤツが

俺のケツに口をつけると肛門を舐め始めた。

「なっ何をするんだっ省吾!!」

肛門の周りを這うようにして動く省吾の舌の感覚に俺は声を上げると、

「徹、お前も千帆様にオンナにしてもらえ」

省吾はそう俺に言うと、

「さぁ、千帆様、

 準備が出来ました。どうぞ!」

と言いながら省吾は俺のケツを大きく広げた。

「やっやめろ!!」

俺が叫ぶのと同時に

グイッ!!

暴れる俺を千帆が力づくで押さえつけると、

ヒタッ!!

奴のチンコの先が俺の肛門に押し付けられた。

「うっ」

ギュッ!!

その感覚に俺は反射的に肛門を窄めるが、

しかし、

千帆は俺の肩に手を載せ、

腰を前に突き出した。

すると、

グググググ…

千帆のチンコが硬く閉じた俺の肛門を押し広げはじめると、

これまでに味わったことのない激痛が俺を襲ってきた。

「うぉぉぉぉぉっ」

俺は力いっぱい抵抗をするが、

しかし、千帆はその硬く閉じた門をこじ開けるようにチンコをねじ込んで来る。

「ぐわぁぁぁぁ!!!」

まるで傷口を無理やり引き裂くような激痛に俺は叫び声をあげると、

「痛いか、

 でもな、女はみんなその痛い思いをしているんだぞ」

と千帆が俺にそう告げた。

「え?」

千帆の意外なセリフに俺が驚いた途端、

ズブブッ!!

ついに千帆のチンコは俺の肛門をこじ開けて一気に腸の中へと入ってきた。

「ぐわぁぁぁ!!」

千帆は容赦なく俺を突き刺すと、

チンコを深々と俺の中に入れ、そしてそこで止めた。



「はぁはぁはぁ…」

あれから一時間が過ぎても、千帆は俺を突き刺したまま動かなかった。

俺の口を犯したときは激しく腰を振ったクセに、

しかし、今度は打って変わって全く動かなかった。

いやっ動かないわけではない。

ピクッ!!

ピクピク!!

っと不規則に千帆は挿入したチンコに力をいれ、

俺の中で小さく動かしていた。

「うぅ…」

チンコに力が入るたびに俺の息は思わず詰まる。

「くはぁ

 はぁはぁはぁ」

どれくらい時間が経ったのか判らない、

俺は肩で息をしながら千帆の腕の牢屋の中でじっと耐えていた。

すると、その頃を境にしてケツから次第に痛みが消えていくと、

俺はなんか変な感じになってきた。

痒いような…

疼くような…

そんな快感に近い感覚に次第に俺が上気していく、

「あぁ…

 犯されるってこんな気持ち良いなのか…」

そう思っていると、

俺の体を固定していた千帆の腕が動き、

そっとショルダーごと俺を抱きしめると、

「徹、オンナになりなさい」

っと優しい声で囁いた。

「え?」

その声を聞いた途端、

俺の中で何かがはじけ飛ぶと、

「千帆様…おっ俺…」

そう呟きながら俺は俺を犯す千帆を許してしまった。

そのときだった。

ユサッ

突然、千帆様の腰がゆっくりと動き出すと、

ズンズン!!

っと下から突き上げるように千帆様が俺を犯し始めた。

しかも、ゆっくりと動いてくれたのはほんの最初だけで、

スグにすごい勢いで腰を振り始めた。

「うぎゃぁぁぁぁ」

千帆様のチンコが引き抜かれるとそれにあわせて俺の内臓は引き出され、

そして押し込まれると押し込まれていく、

それの繰り返しに俺は悲鳴を上げ首を振りそして喘ぎ続けていた。

すると、

ハァハァ

俺の前に自分のチンコをしごきながら省吾が立つと、

俺はその場に四つんばいにされ、

そして、

ヌプッ

俺の口に省吾の勃起したチンコが入ってきた。

その夜、俺は省吾と千帆様によって訳がわかんなるほど犯されると、

その日以降、毎晩連続で千帆様に犯され続けた。

まるで、俺をオンナに性転換させるかのように…



こうして犯され続けられた俺の肛門は次第にケツマンコへと姿を変えていくと、

ナマの女を抱こうとしても俺のチンコは勃たなくなってしまった。

「ねぇ、どうしたの?」

「くそっ何で勃たないんだよ」

ラブホに連れ込んだ女の横で

俺は萎えたままの自分のチンコを必死になって扱き続けていた。

しかし、大学内で千帆様の雄姿を見かけた途端、

俺のチンコはズボンを突き破るかのごとく固く勃起すると、

ケツも千帆様のチンコを求めて疼くようになってしまった。



「俺は…オンナになってしまったのか…」

疼くケツに俺はそのことに気づかされると

次第にアメフトの練習にも力が入らなくなり、

部活に出ない日が増えていった。

ところが、その頃を境にして俺は千帆様に犯されなくなってしまった。

千帆様に犯されない夜が1日、2日と過ぎていく、

「あぁ、欲しい…

 千帆様のあのチンコが…」

ベッドの中で俺は千帆様の勇姿を思い浮かべながら

硬く勃起したペニスをしごき、

指で千帆様のチンコを求めるケツを癒していた。

そしてついに、疼くケツに突き動かされるようにして

俺はケツ割れだけの姿で部屋を出ると

千帆様の部屋へと向って行った。

恐る恐る千帆様の部屋のドアを開けた途端、

俺の目に飛び込んできたのは俺と同じ年のラグビー部員が犯されている姿だった。

「千帆様…」

そう言いながら俺が部屋に飛び込んでいくと千帆様は腕組みして仁王立ちのまま、

「俺に服従できるか、

 俺のオンナになれ、道具になれ」

と俺に告げた。

「はいっ」

その言葉に俺はそう答えながら跪くと、

自分から千帆様のチンコ咥え込む、

徹の名を捨て、千帆様の道具に堕ちた瞬間だった。

すると、

「俺は体を鍛えている野郎にしか興味はねぇ

 お前はアメフトを休んでいるだろう、

 いいか、俺に使ってほしければ体を鍛えろ!

 柔なやつは容赦なく捨てるからな」

と千帆様は俺に言うと、

「むごっ(はい)」

俺は千帆様のチンコを咥えながら頷いていた。

そして。その日から俺は道具として教え込まされました。

アメフトの練習中、千帆様に目で合図されれば

プロテクターをつけたままの姿で倉庫でケツを掘られたり、

風呂で命令されれば何人にも奉仕をした。

もはや俺は千帆様の道具に堕ちていた。



道具になった俺はP大を卒業した後、某実業団でアメフトを続けることになったが、

しかし、千帆様に呼び出されればスグに大学の寮へと飛んで行っている。

なぜって?

それは、そこに千帆様が待っているからさ…



おわり