風祭文庫・アスリート変身の館






「部室に咲く花は」



原作・風祭玲

Vol.801





ギシッ!

グィーン!

軋む音を上げながら真っ直ぐだった平行棒が大きく撓むと、

その直後、

カシュン!

乾いた音が響き渡り、

練習着を身に纏った少年が空中へと飛び出していく、

そして、捻りを加えながら1回転すると、

バスッ!

微かな音共に床に敷かれたマットの上へと降り立った。

「うしっ!」

足から伝わってくる確かな手ごたえを感じつつ、

高坂博史は筋肉トレーニングで鍛え上げた身体を大きく伸ばすと

「但馬くーん!」

「きゃぁぁ!」

体育館の出入り口で固まっている制服姿の女子達から

一斉に黄色い歓声が沸き起こり

体育館に響き渡っていく。

「うっ」

そんな彼女達を鬱陶しそうに博史は見ると、

パカッ!

いきなりその後頭部が叩かれ、

「おいっ、

 何もたもたしているんだ」

と同じ器械体操部の但馬雄二の怒鳴り声が響いた。

「痛ぁ〜っ

 なにもそんなに強く叩かなくても…」

痛む後頭部を押さえながら博史は不満そうに文句を言いながら、

潤んだ目で雄二を見詰めると、

「うっ」

少女を思わせるその瞳に雄二は思わず怯んでしまう。

すると、

ダメを押すように

スッ

博史は雄二の手を取り、

「僕のこと嫌いになったの?」

と囁いた。

その途端、

カァーッ

瞬く間に雄二の頭に血が上ると、

ガツンッ!

拳で博史の頭を一発殴りつけると、

「ちょっとこいっ!」

そう怒鳴りながら博史を引っ張り始めるが、

「ひっどーぃ!」

「但馬君になにをするのよっ」

「暴力反対!」

事情がわからない女子達からブーイングが響き渡る。

だが、雄二はそんなブーイングには耳を貸さずに博史の腕を引くと、

ギャラリーの声が届かない男子更衣室へと引っ張り込んだ。



ガラッ

ドンッ!

引き戸のドアを閉め外部の音を遮断すると、

「まったく

 いいかっ高坂っ

 お前って奴は…」

と雄二は博史に向かって注意をしようとするが、

「お前は体操をなんと考え…

 って…

 バカっ、

 何を…

 なにをする気何だ、お前は」

注意をしようとした雄二に博史が迫ってくると、

形勢逆転、

瞬く間に雄二は壁際へと追い詰められ、

雄二の唇に博史の唇が迫ってきた。

「お前、

 男同士だろう…

 なに、血迷っているんだよ」

顔色を蒼くしながら雄二は博史に言いかせるが、

「雄二ぃ…

 ぼっ僕…」

上気した目で博史は雄二を見詰めると、

ニギッ!

いきなり雄二の股間を掴みあげた。

「ひゃっ!」

突然の感覚に雄二は飛び上がりながら悲鳴を上げると。

「そんな声を出さないでよ、

 誰かに聞こえたら嫌じゃないか」

と囁きながら博史は自分の唇で雄二の唇を塞ぐと、

シュシュッ

シュシュッ

雄二の股間で硬く伸び、

ウェアを下から持ち上げている男のシンボルを扱く。

「博史…お前…」

積極的な博史を見据えながら雄二はそう呟くと、

ギュッ

遊んでいる雄二の手を博史は握り、

「僕のココ…

 こんなになっているんだよ」

と言いながら博史は雄二の手を自分の股間へと導いていく。

するとそこには、

雄二と負けず劣らずに硬く勃起している博史のシンボルが聳え立っていたのであった。



「あぁっ」

「うっうんっ」

「あはっ」

唇を重ね合わせながら抱き合った博史と雄二は

絡み合いながら床の上に寝転がると、

激しく愛撫を始めだす。

そして、

それぞれの手が相手の練習着を剥ぎ取ると、

汗を滴らせる肉体を貪りはじめた。

チュパッ

チュパチュパ…

「あんあんあん」

「んふわぁ」

喘ぎ声をあげつつ、

己の股間で硬く伸びているイチモツを博史と雄二はしゃぶり合い扱きあう。

技の錬度を上げるために鍛え上げた肉体から汗が迸り、

汗を滴らせながら絡み合う二人の姿は

見るものによっては異様でもあり、

また、畏怖するものであった。



「いくよ、博史」

二つに割れる尻を上げた博史に雄二はそう囁くと、

「来て…」

博史はそう呟き、

クッ

肛門の力を抜く、

それを見た途端、

雄二の鼻息はいっそう荒くなり、

股間のイチモツは張り裂けんとするばかりに大きく膨らんだ。

「はぁはぁ

 はぁはぁ」

震える胸を押さえながら雄二は己のイチモツに手を添え、

ゆっくりと博史の穴めがけてその切っ先を動かしていく、

ピト

「うっ」

先走りを垂らす亀頭が博史の穴に触れた途端、

博史は思わず声を漏らしてしまうと、

キュッ!

博史の穴が窄み、

異物を寄せ付けんとして力が入る。

だが、

その声と無意識の動きが雄二の感情に火をつけてしまうと、

グッ!

雄二は強引に博史の穴に己を押し込み始めた。

メリッ!

「あうっ」

硬く閉じたものを無理やりこじ開けられる激痛に博史は声を上げると、

「ハァハァ

 ハァハァ

 力を抜けよ、

 じゃないと痛いだけだぞ」

と鼻息荒く雄二は警告をした。

「うっ

 そっそんなことを言ったって、

 お前のチンポ、

 でか過ぎなんだよ」

雄二の亀頭の部分を飲み込んだ博史は、

身体を震わせながら反論をするが、

「へへっ、

 お前のケツ…

 熱くて、

 絡んで、

 そして、締まっているぜ」

そんなことを言いながら雄二は腰に力を込めると、

揺さぶるように前へ前へと腰を押し出し、

その動きに合わせる様にして、

雄二のイチモツは博史の体内奥深くへと突き刺さっていく。

「はぁはぁ」

「はぁはぁ」

鍛え上げた汗だくの身体を明かりに光らせながら、

雄二のイチモツを飲み込んだ博史は

体の向きを変えると雄二に抱きつき、

そして、キスをする。

すると、

ユサッ!

博史を抱きかかえる形になった雄二は自分の身体を上下に揺すり始めると、

「んあっ!」

唇を離して博史は喘ぎ声をあげた。

「雄二ぃ」

雄二の腕の中で博史は彼の名前を呼ぶと、

「なんだい?」

と雄二は大きく身体を揺すり返事をする。

「あぁっ、

 俺達…

 一緒だよな」

肛門を突かれるその感覚に博史は喘ぎながら尋ねると、

「そうだよっ

 俺達はいつも一緒だよ」

雄二はそう答え、

そして、

「女の体と男の体…

 どっちの方が感じるか?」

と悪戯っぽく尋ねると、

ズンッ!

雄二は激しく博史を突きはじめると、

「あぁーん、

 いいよぉ、

 あぁ…」

肛門を犯される快感に酔いしれながら、

博史はレオタードに身を包んだ少女だった頃を思い出していた。

 

溢れんばかりの光を浴びながら、

演舞台の上で1年の高坂博子はフィニッシュのポーズを決めていた。

小中を新体操一筋で過ごし、

そして推薦を受けてこの学校に入学した博子は

1年生でありながらもレギュラーメンバーに加わる大抜擢を受けたのだが、

しかしそんな博子を待っていたのは、

2・3年生部員達からの冷たい視線であった。

試合の翌日、

「ふぅ…」

練習で掻いた汗を博子は拭っていると、

「おいっ、高坂」

と2年部員が声をかけてきた。

「はっはいっ」

タオルを持つ手を止めて、

博子は振り返ると、

「ほらっ、

 なに暢気に汗を拭っているんだ、

 1年なら先にすることがあるだろう」

と2・3年生が散らかした道具類を指差す。

「あっ」

それを見た博子は少し驚いた顔をすると、

「新体操が少しできるくらいで天狗にならないでもらえるかしら」

と別の2年部員がイヤミたっぷりに言い、

さらに、

「他の1年生と同じ様に基礎運動に汗を流してもらいたいわね…」

とまた別の部員がイヤミを言う。

「別に…そんな…」

それら言葉に博子は反論をしようとすると、

「あら、あたしたちに意見をする気?」

「高坂さん。

 1年で試合に出られたからって、

 調子の乗るのは良くないことですわ」

全員がキツイ視線で博子を見据えた。



「はい…」

上級生部員のニラミに根負けした博子は腰を上げると、

言われたとおりに片づけをはじめだすが、

しかし、そんな博子に追い討ちをかけるようにして、

2・3年生部員はアレコレと雑用を博子に押し付けていく。

こうして博子が練習出来ないようにする上級生部員の妨害は続き

練習不足からか、

博子の上達度は急速に悪化していったのであった。

そんなある日、

「はぁ…

 辛いなぁ」

そう呟きながら、

博子は学校のPCルームでパソコンを弄っていると、

とあるHPに出くわした。

HPの趣旨を読んでみると、

そこはTSと呼ばれる

”男性から女性に、もしくは女性から男性へと変身すること”

を扱ったHPであり、

知らず知らずのうちに博子はそのHPの魅力に取り込まれてしまっていた。

そして、博子がこのHPに嵌るのと同じ頃、

ある出会いが彼女にあった。

それは器械体操部の男子部員である但馬雄二である。

雄二は博子と同じ1年でありながらも、

器械体操のセンスと実力を買われ、

レギュラーメンバーに抜擢されたのであった。

自分と似たような雄二の姿に博子は親近感を持ち、

そして、自然と雄二に好意を持つようになって行くが、

だが、

上級生から何かと因縁は次第にエスカレートし、

博子の疎外感はさらに強くなっていった。



「はぁ、新体操部やめようかなぁ…」

そんなことを呟きながら博子は体育倉庫で片付け物をしていると、

「あれ?

 高坂一人か?」

の声と共に器械体操部の練習着姿の雄二が入ってきた。

「たっ高坂君っ」

突然の雄二の登場に博子は驚くと、

「なっなんで?」

と倉庫に来た理由を尋ねた。

「え?

 いやぁ、

 お前ん所の難波先輩にとってきてもらいたいものがある。

 って言われたからな…」

短く刈り上げた頭を掻きながら雄二はそう答えると、

「難波…先輩?」

博子の脳裏にやたら自分に因縁をつけてくる女の姿が浮かんだ。

と同時に、

「あっ、

 高坂君っ

 スグにココから出て行って」

と博子は叫んだが、

そのとき遅く、

カチリ

倉庫のカギがかけられ、

博子と雄二は閉じ込められてしまったのであった。

「おいっ、

 なんだこりゃぁ!」

閉じられたドアを叩きながら雄二は怒鳴ると、

「ごめんなさい」

と博子は雄二に頭を下げる。

「え?

 なんで高坂が俺に謝るんだ?」

それを聞いた雄二はキョトンとすると、

「実は…」

博子はこれまでの経緯を話し始めた。



「はぁ?

 なんだそりゃぁ?

 それって立派なイジメじゃないかよ。

 はぁド下手糞な盆踊りモドキの踊りをしてよく言えたものだな」

と話を聞いた雄二はあきれ返る。

「ちょちょっとぉ、

 そんな大声で…

 聞こえたらまずいって」

それを聞いた博子は慌てると、

「気にするなっ

 どうせ俺は部外者だしぃ、

 ”特に難波の新体操は超ド下手糞で目が腐る”」

と雄二はワザと大声で叫んで見せた。

その途端、

「なんですってぇ!」

ドアの向こうから女性の声が響くと、

「なんだ、難波先輩、

 そこに居たんですか?

 カギをさっさと外してくだいよ」

雄二はとぼけた口調でドアに向かって声を張り上げた。

だが、

「………」

その声に返事が返ってこないと、

『特に難波の新体操は超ド下手糞で困る。

 もっとマシな奴を連れて来ーぃ』

力いっぱい雄二は怒鳴って見せると、

「あれ?

 但馬?

 どこに居るんだ?」

と雄二を探しているのか器械体操部員の声が響いた。

すると、

ドタドタ…

その声に身の危うさを悟ったのか、

ドアの向こうから走り去る音が響くと、

「あっ、

 あの野郎…

 カギをかけたまま逃げて行ったな」

とドアを幾度も叩きながら雄二は悔しそうな表情をし、

その一方で博子は機転を利かした雄二に惹かれて行ったのであった。



こうして、雄二と博子は駆けつけた器械体操部員達によって、

用具倉庫から助けられたのだが、

だが、その直後に博子を中傷する噂話が広がって行ったのであった。

”新体操部1年の高坂は昼間堂々と用具倉庫で男と会っている”

博子にとっては全く根も葉もない噂話であり、

最初はそれを否定していたのだが、

しかし、誰が撒いているのかその噂は次々と形を変えて広まっていったのであった。

「はぁ、

 もぅいやだなぁ」

すっかり新体操に嫌気が差してしまった博子が気晴らしに

あのHPに出来たチャットルームに入ると、

そこには”White snake”と名乗る人物が入っていて、

博子は画面越しにその人物と会話しているうちに

ふと自分の身に起きている嫌がらせについて話し始めた。

すると、

【だったら、思い切って男の子になってみる?】

と思いがけない返事が返ってきた。

「え?」

突拍子なその書き込みに博子は驚くと、

【いま手元にあなたを男の子にする薬があるよ。譲ろうか?】

と続けて書き込んでくる。

「男の子に…

 あたしが…」

画面表示されるメッセージを読みながら、

博子は胸の高鳴りを覚えると、

「男の子になって但馬君と一緒に体操が出来たらいいな…」

という思いがその高鳴る胸の中を駆け回り始め、

そして、

【本当にそんな薬を譲ってくれるの?】

と返答のメッセージを書き込んでしまった。

すると、

【あるのよ、そういう薬が。住所を教えて宅配で送るよ】

とスグに返答が来て、

その返答に促されるように博子は”White snak”が示したメールアドレスにメールを送った。



一週間後、

博子宛に1つ小包が送られて来た。

早速開けてみると、

箱の中にはニガウリに似たマークが付いた小瓶が1つと、

「一本全部飲み干したら、願いがかないますよ」

と同封されたメモがあった。

「これがその薬?」

そう思いながら博子は瓶を手に取り、

そしてそれを振ってみると

中にはヨーグルトのような粘性を持つ液体が入っていた。



「ん、

 高坂。

 俺に用事ってなんだ?」

翌日の放課後、

部活を終えた雄二を博子は用具倉庫に呼び出していた。

「いいのかよ、

 こんな所に呼び出して?

 また変な噂が立つんじゃないか?」

博子の身を心配する雄二に、

「あのさっ」

そう博子は切り出すと、

「もしも…もしもだよ、

 あたしが…男の子になったら

 器械体操部に入れてくれるかな」

と博子は尋ねた。

「はぁ?

 何言っているんだお前は?

 高坂が男になるってぇ?

 変な夢物語をいうなよなぁ」

博子の言葉に雄二は怪訝そうな顔をする。

「うん、

 決めたんだ。

 あたし、

 新体操をやめる。

 女の子で居るのもやめる。

 だから…

 但馬君っ

 男の子になったあたしを迎えて欲しいんだ。

 但馬君と一緒にたいそうで汗を掻きたいんだ」

と博子は言うと、

着ていた新体操部のジャージを脱ぎ、

試合用のレオタードが覆う女の身体を雄二に見せる。

「うわっ、

 何だよいきなり」

突然レオタード姿を見せた博子に雄二は驚くと、

「うふっ、

 よく見て…

 あたしが男の子になっていくところを」

笑みを浮かべながら博子はあの瓶を取り出して封を切ると、

クッ!

その中のモノを一気に飲み干して見せる。



変身はスグには始まらなかった。

だが、

ジワッ

ジワッ

と確かに博子の体に異変が生じていく、

するりとした彼女の両足から生えている体毛が徐々に濃くなっていくと、

ペタッ

膨らんでいた胸の膨らみが消え、

また、ヒップも細くなっていく。

「んあっ

 はぁ

 はぁ」

息苦しくなってきたのか、

博子は胸に手を当てて呼吸を始めると

ジワッ…

体から流れ出てくる汗がレオタードをぬらし始めた。

だが、

次第に吹き出るが臭い始めてくると、

博子の体から男の体臭が臭い始め、

さらに、

メリッ

ゴキッ

窄まっていた撫で肩が広がり、

ウエストも太くなっていく。

「うそだろう…

 高坂が男に…

 男になっていく…」

目の前で繰り広げられる変身劇に雄二はただ唖然としていると、

「あふんっ」

喉を盛り上げながら、

博子は野太い声を上げ、

「あぁぁ…」

股間に手を置いた。

そして、

その股間から何かを摘むと、

キュッキュッ

キュッキュッ

っと指を小さく動かせ始める。

キュッキュッ

キュッキュッ

股を大きく開いて、

博子は指を動かせるが、

次第にその指の動きが大きくなっていくと、

ムリムリムリ

レオタードが覆う博子の股間が大きく盛り上がり、

ビンッ!

見事なテントを張り出していった。

「あはっ

 あはあは…

 いい…

 男の人のオチンチンってこんな感じなんだ」

シュッシュッ

シュッシュッ

大きくテントを張る股間を扱きながら博子は喘ぐと、

「うっ」

その姿を見せられた雄二の股間は次第に硬くなり、

グンッ!

博子に負けず劣らずのテントを張り出していった。

そして、何かに突き動かされるように、

雄二は一歩一歩博子に近づいていくと、

ギュッ!

膨らんでいる博子の股間を鷲づかみにして、

「バカ野郎っ、

 俺と一緒に体操をしたいからって言って、

 男になる奴があるかよ」

と囁き、

すっかり男の身体に変身をした博子を抱きしめた。

「たっ但馬くん…」

雄二に抱きしめられながら博子は声を上げると、

「雄二と呼べっ、

 俺達は同じ器械体操部員だ」

と博子の耳元で雄二は囁き、

そして、

「さぁ、俺のチンポを扱け、

 仲良く行くぞ」

そういうと、

雄二は博子の手を掴むと、

自分の股間へと導いていく、

シュッシュッ

シュッシュッ

「あうっ」

「あはんっ」

喘ぎ声をあげながら、

二人の男は絡み合い、

そして、

「あはっ

 あはっ

 あはぁぁん」

レオタードを身に纏った男は喘ぎ声を上げながら、

ビュッ!

プシュシュシュ!!

レオタードの脇から出した男の性器より、

激しく精液を噴き上げたのであった。



「はぁはぁ

 はぁはぁ」

レオタードを纏った身体のあちこちに己が吐き出した精液をべったりと付着させながら、

博子はぐったりとしていると、

「ったく、

 くせぇのを出しやがって、

 おいっ、

 お前はたったいまから男だ。

 この俺が認めてやるっ

 お前は男であり器械体操部員だ。

 びしびしシゴクからな、

 覚悟しろっ」

と雄二は言い放つと、

「返事は?」

そう聞き返しながら、

ギュッ!

っと博子の股間を踏みつけた。

その途端、

ビクッ!

博子は飛び上がり、

「おっオスっ!」

股間からペニスを勃起させながら返事をした。

こうして、男になった博子はレオタードを脱ぎ、

色々あっての後、

名前を博史と変えて器械体操部に入部をすることになった。



ビクビクビク!!

「んあっ

 でるっ」

肛門を犯されながら博史は身体をこわばらせ

限界が近いことを口走ると、

「あぁ…

 俺もだ」

そんな博史を抱え腰を動かす雄二も限界に来ていることを言う。

そして、

「出すときは一緒だぞ」

と言うと、

コクリ

博史は首を縦に振る。

すると、

シュッシュッ

シュッシュッ

雄二の手が博史の股間にもぐりこんでくると、

激しくペニスを扱き始めた。

そして、

「あっあぁぁぁぁ!!!」

博史がよがり声を思いっきり張り上げるのと同時に、

「あぅっ」

シュシュッ

博史は勃起しきったペニスから、

そして雄二は博史の奥深くに己の熱い精液を放った。



「なぁ、俺、

 今度転校するんだ。

 ここよりも器械体操に力を入れている学校にな」

「え?

 それって本当?

 あっあたし、どうしたら…」

「心配するな、

 お前も連れて行く。

 それと男になったんだから”あたし”はおかしいぞ」

「うっうん」

「大丈夫だ、俺達、ずっと一緒だよ」

「ぼっ僕も雄二のことが好きだよ」



ps、

さて、博子を虐めた新体操部の面々はその後どうなったか。

博子と雄二が学校を去った後、

新体操部の上級生部員達はわが世の春とばかりに調子に乗るが、

だが、新体操の試合の最中、

ムクムクムク!!!

突然、彼女達の股間から肉の棒が突き出てしまうと、

「いやぁぁぁ!!」

衆人環視の元、

ゴツクなった身体を両手で隠し、

野太い声を張り上げながら彼女達は逃げ出して行くと、

彼女達が消え去った後に

コトン!

ニガウリマークのスポーツ飲料が残されていたのであった。



おわり