風祭文庫・アスリート変身の館






「亜紀の悩み」


作・風祭玲

Vol.741





私の名前は宮沢亜紀。

P大学1回生で男子学生寮に住んでいる。

そして寮の隣の部屋に住む葛西先輩はボディビル部に所属する2つ上の先輩。

出身高校は聞いたことがないので良くわからないけど、

でもレスリング部で鍛えてきた経歴を持ち、

更にボディビル部で筋肉増強に頑張っている。

そんな葛西先輩なんだけど、

とにもかくにも体つきが物凄い。

身長はちょっと高めの182cm

体重は95kg

鍛え上げた両腕・両脚は丸太の如く太く、

肩幅や胸郭は大きく広がり、

その上に鍛え上げた筋肉が分厚く付いているのだから、

まさに筋肉の塊!

無論、ボディビルの学生大会にも何度か出場して、

結構上位に食い込んでいると聞いている。

そのためか市販の服にサイズが合うものが無いらしく、

先輩の胸や肩の筋肉は張り裂けんばかりに布地を押し上げ、

Tシャツ1枚、ただ着ただけでも乳首をプックリと浮き出し、

またボッコボコに割れている腹筋の様子までも透けて見える。

高校時代、私は訳あってボディビル部に所属し鍛えてきたけど、

でも、先輩ほどの筋肉を誇る人にはお目に掛かったことがない。



「はぁ…

 男の人って鍛えるとあそこまでなれるんだ…」

ピッチピッチに服を着ている先輩の姿は思わず溜息をついてしまう。

ボディビル部で鍛え上げ、

それなりに太いと思っていた腕周りや、

胸筋の張り出しも先輩のそれと比べれば

まさに月とスッポン。

かつて寮の風呂でちらっと見せてもらったことがあったけど、

あっちの方も凄かった。

勃起もなにもしていない、

いわゆる標準時なのに、

先輩のオチンチンは優に20cmを超え、

睾丸の大きさも群を抜いていた。

それに何といってもお尻の筋肉がものすごい。

二つの丘が見事な玉の様な盛り上がりを見せているのである。

肉体・オチンチン共にどんなに鍛え上げた男達ですら脇に押しのけてしまう。

そう、まさにギリシャの彫刻と言っても過言ではない肉体の持ち主。

それが葛西先輩であった。



「はぁ…女の子のままの身体だったらなぁ…」

封印していたわたしの過去…

高校時代、私はごく普通の女子高生だった。

だけど、私が入った新聞部は一月も経たずに廃部となり、

代わりに過激な写真取材をモットーとしたフォーカス部がその後を引き継いだのであった。

”学園に巣食う暗部を徹底的に暴露する”

そんな過激な方針を打ち立てる新部長の下、

私はデジカメ片手に学園内を撮りまくったのである。

そして、そんな私を人生を一変させたあの事件へと導いていたのであった。

それは急激に部員を増やしつつあるボディビル部の存在であった。

己の肉体を鍛え上げ、

その筋肉美を競い合うボディビルディング…

確かに鍛え上げられた人間の肉体は美しいものであるが、

でも、だからといって、

ボディビル部が部員を急増させるなんてことはあまりにもおかしすぎる。

薄いビキニパンツ一枚を制服代わりにして、

徹底的にそぎ落とした体脂肪と、

浮き上がる分厚い筋肉を見せつけながら、

学園内を我が物顔に闊歩するボディビル部。

そして、それと同時に続発する女子生徒の行方不明事件。

「これは、なにかあるっ」

わたしはボディビル部から漂ってくる怪しげな匂いに喰らいつき、

徹底的にマークをするが、

だがそれは、

知らず知らずに陰謀の深みへと嵌っていくことであった。

そして、運命の日。

満を期してボディビル部の潜入取材を敢行した私だったが、

無人と思われていた部室に忍び込んだ途端、

何者かに後ろから殴られ、その場で気を失ってしまうと、

そのまま捕らえられてしまったのであった。



どれくらい時間が経っただろうか、

ふと気が付いたとき、

私は手足を縛られた上に

ボディビル部の部員達に囲まれていたのであった。

10人、いや、20人はいるであろうか、

薄手のビキニパンツ一枚のボディビル部員達は

挨拶代わりだろうか、

私に向かってマッチョな肉体を誇らしげにポージングをして見せると、

「ようこそ、ボディビル部へ」

の声と共に一際マッチョな肉体を誇示しながら

ボディビル部を率いるキャプテンのが私の前に立ち、

「1年B組・宮沢亜紀っ

 君を我がボディビル部への入部を許可する」

とわたしの入部を許可したのであった。

「何を言っているの?」

そのときの私はキャプテンが告げた言葉の意味が理解できなかった。

だけど…

「おいっ、

 入部希望者に洗礼を…」

とキャプテンが命令した途端。

部員達から白濁した液体が入っているコップが差し出され、

無理矢理わたしの口がこじ開けられると、

それが注がれたのであった。

口の中に広がる苦みと生臭さにわたしは吐き気をもよおすが、

しかし、それを飲み込まさせられると、

次第に私の体中の筋肉が熱くたぎりはじめ、

そして、爆発するかのように一気に膨張をすると、

お股からは男の人のオチンチンが伸び、

さらに膨張する筋肉によって

着ていた制服が見る間にビリビリに引き裂けてしまったのであった。

その時のわたしの身体はもはや女の子ではなく、

己の筋肉を誇らしげに見せるボディビルダー…

私はすっかり低くなった声でキャプテンを罵倒するが、

キャプテンは私の罵倒には耳を貸さず、

この方法で部員を増やしていった事を話し始めたのであった。

そして、話の終わりに、

「おめでとう。

 君は立派なボディビル部員だ。

 さぁ、これが君の新しい制服だよ」

と告げながら裸になってしまった私に

あのビルダー達が穿いているビキニパンツを穿かせると、

その日から私はボディビル部員として身体を鍛え、

学園生活を送ることを強制されたのであった。



学園内を闊歩するあのビキニパンツ一枚の集団にわたしは加わさせられ、

さらに、男臭くなるように男子寮へ入寮させられると、

わたしはオチンチンがくっきりと浮かび上がるビキニパンツ一枚の姿で、

勉学に…

そして、部活に汗を流すようになっていった。

楽しい学園生活が一変し、

まさに地獄といっても過言ではなかった。

そんな中でわたしは歯を食いしばり、

そして、P大に進学を決め、

卒業と同時に普通の服を着ることが出来たのであったが、

でも、ボディビル部で身体を鍛え続けた結果、

私の身体は元の女の子に戻ることは出来なくなったいた。

これからずっと男の子として、

男性として生きていかなければならない。

それを知ったとき、

私は絶望のふちに立たされていたのであった。

そんなときに葛西先輩と出会ったのであった。

もぅ二度とボディビルダーとは関わりたくはない。

そう心に決めてP大の門をくぐった私に、

先輩は気優しく話しかけてくれ、

さらに私をはるかに上回る肉体を誇らしげに見せつけながら、

ボディビル部への入部を勧めてくれた。

無論、高校時代の体験がネックになって、

入部の返事は即答しなかったけど、

でも、寮が先輩の隣であることを知ったとき、

私は飛び上がるほど嬉しかったのであった。



それにこう言ってはなんだけど、

先輩の顔はもとても男前である。

無論男前といっても”美形”という意味ではない。

オトコ臭さ溢れる男顔という意味。

太い眉。

細めで一重の目。

浅黒く日焼けした肌。

まさに”男”という生き物を表現するには十分すぎるものであった。

だから、先輩に言い寄る女の子も多いと聞く。

判る。

もし、私が女の子のままだったら

間違いなく先輩の分厚い胸に抱かれたいし、

そしてアタックしていただろう。

でも、いまの私は男である。

先輩ほどではないけど、

マッチョな肉体にオチンチンをぶら下げたオトコ…

けど先輩とSEXをものすごくしたいとつい思ってしまう。

男になってしまったのに…

心の奥に封印したはずの乙女心が疼き、

そして、訴えかけてくるのである。

先輩の体液が欲しい…と。

「はぁ…先輩…」

先輩の鍛え上げた肉体に抱かれ、

巨大な性器で容赦なく突き上げられる私の姿を想像するだけで、

私はトランクスの前をビショビショにしてしまい、

さらにズボンの前まで濡らしてしまうと、

狂ったようにオナニーを始めてしまう。

明らかにこの身体が男の体液を求めているのである。

そして、この部屋の壁一枚隔てたところに、

私をはるかに超える筋肉マッチョマンがいるのかと思うと、

正直言って毎日興奮せずにはいられなくなっていた。



ツカツカツカ

ふと気がつくと自分の部屋の前を足音が通り過ぎ、

ガチャ、

バタン!

ノブを回し戸を閉める音が聞こえてきた。

先輩が帰ってきたのだ。

「ふぅ

 暑い暑い」

野太くどっしりとした男らしい声がはっきりと隣から聞こえてくる。

多分、今日もハードトレーニングをこなし

自分の部屋に帰ってきた所なのだろう。

先輩はいま部屋で何をしているのだろうか?

筋トレの続きをしているのだろうか?

それとも…

不埒なことも含めていろいろな妄想をしていると、

ムクっ

わたしのオチンチンが急に硬くなってくる。

シュッシュッ

「先輩…好きです…」

硬くなったオチンチンを扱きながらわたしは譫言のように呟いていると、

パタン!

不意に部屋のドアが開いた音がしたかと思うと

ドンドン!

私の部屋のドアがノックされた。

そして、

「宮沢ぁ、

 いるかー?」

と先輩の声が響くと、

「うわっ!」

わたしは慌てて飛び上がると、

すぐに落ち着きを繕いながら、

何もしていなかったかのようにドアを開けた。



「あっ、葛西先輩」

ドアの向こうにいる先輩を見た途端、

私はそう話しかける。

すると、

「おうっ宮沢っ、

 居たな。

 ちょっといいかー?」

私の心の内を知ってか、知らないのか、

先輩はそう言うと、

わたしの返事がないのにも関わらず、

頭をぶつけないよう首を屈めながら部屋に入り、

敷いたままの座布団の上にドッカと座った。

「あっ…

 はいっ」

わたしはそんな先輩の後を追うと、

なんと先輩は濃い水色一色のタンク・トップを一枚の姿で

私の部屋を訪れたのであった。

先輩の褐色の肌とのコンストラストが私の股間を思いっきり刺激する。

先輩の乳首はうまくタンクトップのヒモに隠れているが、

でも、プックリとした乳首の突起は胸筋の隆起によって

限界まで押し上げられた生地を更に押し上げ、

綺麗な輪郭を作り上げている。

先輩は乳輪もデカいので、

ドス黒い乳輪がタンク・トップからはみ出し

その両側にチラリと見えているのだ。

そしてさらに首には極太のゴールドのチェーン。

先輩をはじめとした男臭い色黒筋肉マッチョマンには、

こういうアクセサリが良く似合う。

そして、その一方で下は薄手の短パン一つ。

しかも体にぴったりフィットしているから、

先輩の巨大なオチンチンが張り詰めた筋肉に押し出され、

右足の内股の方向に向かってクッキリと浮き出ている。

オチンチンの太い茎の部分はもちろん、

亀頭のワレ目までハッキリとわかる様子に、

わたしは思わず生唾を飲み込んだ。

一方でランニング・シャツの丈は先輩の身体に対して短く、

逞しい腹筋が裾からチラチラと見えている。



先輩は座布団の上に座るまでの筋肉の躍動ぶりだけでも凄かった。

そして、次の瞬間。

ビクン、

ビクン、

と先輩は大胸筋を2回大きく躍動させたかと思うと、

続けて左右の胸の巨大な筋肉を小刻みに片方ずつ。

ピクピクピクピクピクゥッ、

ビクンビクン

と動かしてみせる。

ゴクリ…

つい先輩のブ厚い胸の筋肉の躍動ぶりに

思わず目が釘付けになってしまうと、

体の奥からこみ上げてくる衝動を押さえることができずに、

わたしは思わずジィーッと凝視してしまう。

すると、先輩はそんな私を見透かしたかのようにニヤッと笑うと、

「うしっ!」

と声をあげ、

逞しい両腕を大きく上げたかと思うと突如を下ろし、

「フンッ!」

さらに両腕を曲げ力を入れ、

モストーマスキュラーのポージングをとって見せる。

そして、

「うぉっしっ」

とまるで感じてるかのような野太い男っぽい声を上げ、

おもむろに立ち上がって後ろを向いたかと思うと、

今度は両手を前で組み、

お尻をこっちに向けると、

そのままスクワットをゆっくりとし始めた。

まさに私の目の前15センチのところで、

ものすごい筋肉が躍動している。

そんなものを目の真ん前で見せ付けられれば、

私の心臓は張り裂けるほど高鳴ってしまっていた。

と、そのとき、

「さ、トレーニングはこれくらいにしてっと。

 宮沢、例のヤツ手に入ったか?」

という先輩はわたしに話しかけてきた。

「あっ」

その声で私はハッと我に返り、

以前、先輩にアイコラがいっぱい入ったCD−ROMが手に入ることを

話していることを思い出すと、

「はい、手に入れました!

 先輩っ」

と私は勢いよく返事をした。

先輩のために手に入れたアイコラ…

男になって結構経つが、

まだ私の心はこのようなものに興味を持つ男の心理が判らない。

でも、先輩のためなら、

わたしは精一杯奉仕をする。

それが…先輩に恋をしてしまった代償だと考えている。

「よしよし。

 で、ちゃんと焼いたんだろうな?」

笑みを浮かべながら先輩がそう尋ねたとき、

「そういえば、CD−Rにコピーしておくっていう約束だっけ…

 ヤバイ。
 
 そこまでやってない」

幸福もつかの間、わたしは一瞬のウチに青くなると、

「いえ…まだ…」

と申し訳なさそうに返事をした。

すると、

「ナンダトォ?

 テメェ、

 俺の命令は絶対だってこと分かってんだろうなぁ?」

「ス、スイマセン!!

 最近が色々と忙しくて…」

とわたしは言い訳をするが、

「問答無用じゃ、

 死ねや!」

謝る私に先輩が怒鳴ったかと思うと、

いきなり私の頭を両腕で後ろから固定し、

一気に締め上げた。

スゴイ締め付けと同時に汗と体臭に混じって

クラクラしそうなくらいセクシーな男性用コロンの匂いがわたしの鼻を刺激する。

そして、締め付けによる軽い酸欠状態の中、

わたしは先輩の筋肉に密着させられていることに幸福を感じてしまうと、

「…あぁこのままトロケたい」

と思いながらも、

「ゆっ許して下さい…」

と私の心の叫びとは裏腹の言葉を口にする。

すると、

フッ

いきなり力が抜け、

「まあいい、

 とりあえず中身を見せろ!」

と言いながら先輩はわたしを離し、

入手したCD−ROMの中身を見せるように命じた。

クラクラしそうな先輩の臭いの余韻に浸りながらも、

わたしはCD−ROMをパソコンにセットし、

アイコラをスライド表示させた。

有名なアイドルのSEXシーンやオナニーシーンが次々に表示されていく。

「おお、スゲェな

 へぇ、

 これもなかなか…」

その画面を先輩は食い入るように見つめ、

そして、

「たまらんなぁ…

 今日はまだヤってねえもんな」

と独り言を呟いた。

「え?」

その言葉にわたしは驚くと、

先輩は何だかソワソワと始めだす。

そのとき、わたしは先輩が一日でもヌかないと

溜まって仕方がない体質らしいことに気がつくと、

「あの葛西先輩、

 ここでやってもいいですよ」

と言うが否や、

「ここでか…?

 じゃ、遠慮無くやらせてもらうゼ」

先輩は遠慮無く短パンの上からオチンチンをモミはじめた。

「もぅ、わたしを男だと思ってぇ…」

そんなわたしの気持ちとは裏腹に、

先輩のオチンチンは見る見る勃起し、

その巨大な姿をわたしに見せつけ始めた。

「…なんで、こんなに大きいんだよ!!」

先輩のオチンチンは勃起したオチンチンってものではない。

ビール瓶?

いや、丸太?

それとも…

先輩が穿いている短パンの生地が今にも張り裂けんばかりになっている。

すると何を思ったのか先輩は短パンを一瞬にして脱ぎ捨た。



ブルンッ!

一瞬、その音が響いたような気がした。

ヘソを完全に超える超ロングなオチンチン。

亀頭はみぞおちまでに達している。

太さは250mlジュース缶を少し偏平にしたぐらいで

亀頭はテニスボールくらいあった。

だから亀頭との段差もスゴイ。

左右に2センチ程もエラが張りだしている。

だから亀頭との段差は合わせて4cmだ。

もちろん完全にズルムケ。

しかも割れ目からはガマン汁が滲み出ている。

その衝撃の光景にわたしの我慢も限界に達しようとしていた。

すでにわたしのオチンチンは

これ以上無いってくらいに勃起しまくっているのであった。



最高です。

先輩は最高の男です。

女と男の二つの性を経験してきたわたしを

これほどまでに刺激する男性がこの人以外に誰が居るのだろうか。

正に先輩こそ正真正銘、男の中の男というものであろう。

非の付け所は…本当に無い。

完璧に男そのものだった。

先輩のオチンチンはまさに凶器。

反り返ったモノの先がみぞおちの数ミリ手前で揺れている。

なんと言ってもそのパワーもスゴイ。

それが先輩の脈の鼓動と同期を取って

ピクン、

ピクン、

と震え、

その度に亀頭のワレメからヌメヌメした液が流れ出てくる。

普通の人だったら瞬く間にカラッポになりそうなくらいの量だ。

それを見せ付けられるわたしの鼓動も

もう猛スピードで脈打って止まらない。

気を抜くと思わず精液をチビってしてしまいそうなくらい、

いや、本当にこの模様を見ただけで

射精に及んでしまう奴だって多いだろう。

わたしは、溜め息ともつかない感嘆の声を上げると、

「せっ先輩っ

 最高!!

 最高です!

 わたし、もう駄目です」

と訴えた。

すると、

「ふん?

 何が駄目なんだ?」

先輩のその言葉にハッとわたしは我に帰り

思わず平静を装ったがオチンチンの勃起はもう止まらなかった。

わたしはトランクスにシャツ一枚という軽装だったため、

股間の勃起はもうバレバレである。

オマケにシミもすっかり広がってしまっていて、

トランクスの中はすっかりベットベト。

もはや隠しようがない。

ハァハァ

わたしは息を荒げてつつ、

目は先輩から逸らす事が出来ない。

既に理性は吹っ飛んでしまっている。

わたしは無意識にトランクスを脱ぎ下ろし、

腰を突き出すような格好をしてしまうと、

硬く勃起しているオチンチンを先輩の前に晒してしまった。

「オオ〜ッ?

 宮沢っ

 なんだそりゃぁ!?

 まさか、俺に欲情してんのか??」

わたしのオチンチンを見てか、

先輩の野太い男っぽい怒鳴り声が響くが、

だが、その声もわたしには喘ぎ声に聞こえてくる。

もはやブレーキが利かない。

「先輩っ

 先輩っ
 
 先輩っ」

わたしは幾度もそう呼びかけると、

巨獣となってわたしを待ち構えている先輩に近づいていった。

「なんだよぉ、

 キモいやつだなぁ、

 おまえ俺が好きなのか?

 オラっ答えろっ、

 俺のこの筋肉がいいのか、

 俺のチンポがいいのかぁ?

 どっちなんだ?」

そう言いながら先輩はわたしを睨み付け、

再び胸の筋肉をビクンビクンさせると

同時にオチンチンを上下に動かして見せた。

そのオチンチンの動きにわたしは目が釘付けになる。

多少の先走りを飛び散らせつつオチンチンが緩やかに下降したと思うと、

急激にみぞおちの数ミリ手前まで、

多量の先走りの飛散をさせながら力強くビンッと停止するのだ。

「はぁはぁ…

 せっ先輩…」

わたしはすっかり壊れていた。

「テメェ、

 あほカァ、

 殺したろか?

 レスリングの技かけてやろうか?」

そんなわたしに先輩は怒鳴ると素早く押し倒し、

ギューッと締め付け始めた。

先輩の超ロングのオチンチンがわたしの体に密接し、

ブ厚いの胸の谷間がわたしの顔を覆い尽くす。

ムギュッ、

ムギュッ…

締め付ける力は次第に強くなり、

わたしは素晴らしく豊満な大胸筋に顔をうずめ、

その胸の谷間の臭いに酔いしれていた。

そして、

ギュッ、

ギュッ、

とさらに力が加わり、

密着度が高くなると、

わたしの顔は先輩の蒸れた筋肉の胸の谷間に、

逞しい腕で顔を固定されてしまった。

先輩のオチンチンとわたしのオチンチンが直に重なり合い

さらに重みがかかる。

「あぁ…最高…です。

 うぅぅぅ…
 
 あぁぁぁぁぁ!!!」

わたしは人生最高の悦楽を感じながら、

気でも触れたかのような雄叫びを上げると

ジュッ!

シュシュシュッ!!!!

思いっきり射精をしてしまったのであった。



「おいっ、

 宮沢っ

 もっと鍛えろっ

 ボディビル部に入って俺みたいに鍛え上げろ。

 お前なら出来るぜ、

 だって、

 お前はK学院のビルダー部にいたんだろう?

 俺もK学院の出だよ。

 あそこのビルダー部で男にされ、

 逃れるようにしてアマレス部に入ったんだっ

 だから鍛えればお前も俺と同じ身体になれる。

 そして、お前が同じくらいのガチムチの野郎になったとき、

 思いっきり抱いてやる。

 思いっきり俺の精液を味合わせてやる。

 そうなりたければ鍛えろ、

 判ったなっ」

果たして本当に葛西先輩がそう言ってくれたのか判らない。

でも、気がついたとき、

部屋には先輩の姿はなく、

わたし一人がベッドの上に寝かされていたのであった。

「あれは…

 夢?」

そう思いながらわたしは起き上がると、

パサッ…

心当たりがない2枚の写真が床に落ちた。

1枚にはわたしが出たK学院のセーラー服に身を包んだ一人の少女の姿。

そしてもぅ一枚は彼女が学園祭恒例のミスコンで優勝している光景。

そういえば聞いたことがある。

わたしが入学する前年のミスコンで優勝した女子生徒が次の日、

学園から姿を消えてしまったことを…

彼女の名前は…葛西美砂。



ま・さ・か…先輩が…



おわり