風祭文庫・異性変身の館






「先輩からの贈り物」


作・風祭玲

Vol.977





「なにこれ?」

昼下がりのハンバーガーショップ。

テーブル席に座るあたしは一つの小さな包みを眺めながら正面に座っている篤に尋ねると、

「さぁなっ

 姉貴が”お前に渡してくれ”ってよこしたものだよ」

湯気が立つコーヒーを啜りながら篤は答えて見せる。

「え?、

 三穂先輩からの…」

ドキン!!

篤の口から出たその名前にあたしの胸は大きく高鳴った。

そう高校時代、

部活の先輩だった三穂先輩からの贈り物。

ひょんなことで先輩の弟である篤と腐れ縁のごとく顔を合わせることになったけど、

でも、あたしにとって先輩は憧れの存在だったのである。

「うわぁぁぁ、

 先輩、あたしのこと覚えてくれていたんだ」

進んだ大学は違っても先輩があたしのことを気にしてくれるていたことに感謝しつつ、

あたしは包みを大切そうに胸元に持って行くと、

「以前、姉貴から電話があったときにお前のことを聞いてきたからなぁ…」

と篤は呟く。

「え?、

 本当?

 で、なんて言ったの?」

それを聞いたあたしはあわてて聞き返すと、

「あぁ、深刻な男日照りだよ。って言っておいた」

篤のその言葉が終わるな否や、

パァァァァン!!

響きのいい音が店内にこだまする。

「いってぇーなっ」

頬を押さえながら篤はあたしを睨むと、

「誰が深刻な男日照りよっ!!」

篤に向かってあたしは顔を真っ赤にして怒鳴るが、

「!!っ」

周囲の視線を集めていることに気づくと、

「本当にそう言ったの?」

と声を潜めながら聞き返した。

すると、

「さぁ?」

そんなあたしを見透かすようにしてあたしを見る。

「はぁ〜っ、

 なんてことを言ってくれたのよ…」

「そんな細かいことなんて気にするなよ。

 恐らく送ってきたものって、

 ソレに関係するんじゃないか?

 それにしても、

 電話の姉貴の声ってなんか変だったんだよなぁ…

 男みたいな声だったし…」

そう言うと篤は再びカップに口をつける。



「先輩からの贈り物ってなんだろう…」

自分の部屋に戻ったあたしは三穂先輩からの包みをテーブルの上に置くと、

着替えをしながらそれを眺めていた。

そして、着替え終わるや否や早速包みを紐解き始め、

粗末そうに見えても意外と頑丈な外装を破り、

中から出てきた木箱を開けると、

コロン…

干からびたような赤黒く細長い塊が出てきたのである。

「なにこれ?…」

予想していたものとは大分様子が違う物体を

あたしは手のひらの上で転がしながらしげしげと眺めて見る。

コロコロ…

手のひら上で転がるそれはただの塊というより、

なにやらツルンとした皮に覆われた物体だった。

「なにかなぁコレ…

 木では無いようだし…」

転がしてみたり

匂いを嗅いでみたり

指先で突いてみたりと、

あたしはそれアレコレと弄っていると、

ビクン!!

文字通り物体と化していたはずのソレがかすかに動いたのであった。

「!!っ

 なにこれ!!

 気持ち悪い」

突然のことに驚いたあたしは慌てて手を振ってソレを捨てようとしたが、

しかし、ソレはまるであたしの手に張り付いたみたいに手から離れることはなかった。

「やだ、だれか取ってぇ!!」

そう叫びながらあたしはさらに何度も手を振って見せるが、

しかし、それは手にぴったりとくっついてしまい、

容易には離れはしなかった。

そして、

ムクッ!!

ムクッ!!

徐々に大きく膨れ始めると、

最初は5cm程だったソレが見る見るあたしの手からはみ出し、

枯れ木のように全体を覆っていた皺が消え、

次第にみずみずしくなっていく。

そして、

「うっ…

 こっコレって…まさか男の人の…オチンチン?」

ビクン!!

文字通りアッと言う間に手の中の物は30cmにも達しそうな男のペニスと化してまったのであった。

「すっ凄い…」

唖然としながらあたしは棍棒のようなペニスを眺めていると、

瑞々しい肌に覆われたペニスはまるで生きているかのごとく熱く、

そして、硬くなっていく。

「これが、三穂先輩からの贈り物なの?」

あたしは篤が言っていた”男日照り”という言葉を聞いた三穂先輩が、

このペニスを送って来てくれたことに嬉しさと恥ずかしさの両方を感じるとともに、

あたしの秘密を見抜かれたとも感じた。

そう、部屋の隅にある秘密の箱の中には男の張型が隠してある。

そしてあたしは数日ごとにその張り型のお世話になっていたのであった。

無論篤を誘っても良いんだけど、

でも、篤にはなかなかそんな気持にはなれなかったのも事実である。



”極太”という言葉がぴったりのペニスを眺めているうちに

いつの間にかあたしの心からは恐怖心が消え、

それどころか下着を下ろし始めると、

あたしは自分の股間にそのペニスをあてがい始めていた。

「凄い…こんなのが入ったら壊れちゃいそう…」

持っている張型よりもはるかに大きいペニスの姿にあたしはいつしか興奮し、

そして、少しずつそれを挿入し始めていた。

「あっ

 うんっ

 だめっ…」

ヌチョ…

先っぽを潜り込ませた途端、

あたしのオマンコからは愛液がこぼれるように流れ落ち、

ハァハァ

「あぁ、太い…いぃ…」

身体をくねらせながら

あたしは洪水となった蜜壺の中へとゆっくりとペニスを押し込んでいくと、

突如、

シュルリ…

と力が抜けていくようにペニスの張りが消え、

ダラリと垂れ下がってしまったのである。

「あぁっそんな…

 これからいいトコなのに…」

そう言いながらなんとかペニスが元の張りを取り戻せるようにと必死で扱き始め、

そして、扱いているうちに手からはみ出しているペニスの根の部分があたしのクリトリスに触れた途端、

カリッ

まるでクリトリスに噛み付くようにして張り付いてしまい、

ビクン!!

「あんっ!!」

その瞬間、まるで電気ショックを受けたかのようにあたしの体は大きく飛び跳ねた。

「なっなに?」

突然のことにあわてて股間を見てみると、

手に張り付いていたペニスの根元はあたしのクリトリスを覆いように張り付き、

それどころかすごい勢いでクリトリスから血を吸い取り始めていた。

「やっやだ、

 血を吸っているぅぅぅ、

 なにこれ吸血生物なの?」

突然のことにあたしは驚きながらペニスを引っ張るが、

だがいくら引っ張っても外れず、

それどころかあたしの血を吸うペニスは失った硬さを取り戻していく、

そして硬さを取り戻していくにつれ起き上がるようにして膣の中から亀頭を出すと、

ムクムクムク!!

元気よくあたしの股間から勃起して見せたのであった。

「やっやだ!!」

無我夢中になってあたしはペニスを引っ張ってみたものの、

しかし、張り付いたペニスはあたしの身体から離れることはなく、

それどころかペニスに取り込まれたクリトリスの感覚が徐々に消えていくと、

ペニス全体の感覚を感じるようになっていく。

「どっどうしよう…」

困惑しながらあたしはベッドの横の姿見へと視線を向けると、

ビクン!!

そこには女の体には不釣合いなペニスを持った自分の姿が映っていた。

ドクン!!

「あっ…」

そんな自分の姿を見た途端、

あたしの胸の奥が急に高鳴ってくると、

スッ

あたしは股間で勃起しているペニスに手を添え

その長い陰茎を握りしめると、

ゾクゾクゾク!!

これまでに味わったことのない快感が身体の中を突き抜けていく。

「あはっ」

その快感と共にあたしの口からその声が漏れると、

シュッ

シュッ

シュッシュッ!!

シュッシュッ!!

と陰茎を掴む手を動かし始め、

「あんっ、

 これ…気持…いい」

初めて味わう快感にあたしは酔いしれながらペニスを扱き続ける。

やがて、

ジワッ

ペニスの根元…

そうさっきまでクリトリスが有った辺りに何かが溜まり始め、

「(はぁ)だっ出したい…」

あたしは溜まって行くソレを無性に出したくなり、

さらに、

シュッシュッ

シュッシュッ

と手の動きを早めていくと、

それに呼吸を合わせるかのようにペニスがしびれ始め

放出が近くなってきたことをあたしに伝えて来る。

「あぁ…出る

 出る

 出る出る出る!!」

顎を挙げ、

そう譫言をいい続けた後、

「うっ!!」

と体に力を入れた途端、

ビュッ!

ペニスの中を何かが突き抜けて行くと、

シュッシュッ!!

生臭い匂いを撒き散らしながら白濁した粘液が吹き上がったのである。



シュッシュッシュッ!!

「うぐぅぅぅぅぅ」

シュッ!!

ピッピッ!!

あれからどれくらいの時間が経ったのだろうか、

「んくっ

 はぁ…

 だめ…

 また溜まってきた…

 あぁっ、

 気持ちいいよぉ

 あんっ
 
 あんっ

 はぁぁぁん」

あたしは狂ったようにペニスを扱き続け、

「あぁ…

 また出るぅぅぅぅ」

シュシュッ!!

天井に向かって白濁した精液を幾度となく吹き上げていた。

その一方で精液を吐き続けるペニスは完全にあたしの身体と融合し、

ペニスの下には精液工場である二つの玉が皺まみれの袋に収まり垂れ下がっている。

「はぁぁぁぁ…」

ドクドクと生臭い精液をしたたらせながらあたしは壁へと視線を動かしていくと、

そこには幾重にも精液が掛けられている姿見があり、

その鏡に乳房が消え代わりに薄い胸板を突き出す優男の裸体が映っている。

「あぁ…

 ひどいよう…

 こんなの…

 男になんかなりたくないよぅ…」

優男ながらも股間から逞しくペニスを勃起させている自分の姿を見ながら

あたしはうつろな視線でそう呟くと、

鏡の中の男は口を動かしながらあたしを眺めて見せる。

「…うぅ…」

その姿を見てあたしは思わず泣き出してしまったが、

しかし

シュッシュッ!!

あたしの両手は勃起をしているペニスを掴むと扱き始めてしまっていた。

そして数分後には

「うぉぉぉぉ!!」

ピュッ!!

ペニスから白濁した精液を高く吹き上げるのである。

「…いやだよぉ…

 こんなの…

 だれか助けてよぉ」

自分の意志で止めることが出来ないことにあたしは悲観し

心の中でそう訴え続けていると、

ドンドン!!

「おぉぃ、梓っ、

 いるのかぁ?

 どうしたんだお前、学校にも来ないで」

とドアを叩く音共に篤の声が響いたのである。

「篤…?」

あたしは首を持ち上げるとドアの方を見ると、

「おぉぃ、居ないのか?

 …ったくぅ、何処に行ったんだ?」

ドアのガラスに篤の影が左右に動く、

それを見たあたしはスグに飛び上がると急いでドアに駆け寄ろうとしたが、

しかし、

ガッ!!

足下を確認しないで飛び出したあたしは何かに蹴躓いてしまうと、

「あっ!」

声を上げて思いっきり転んでしまった。

「ん?、

 誰かいるのか?」

その音を聞きつけたのか篤は再びドアの前に立つと、

ガチャッ!!

っとドアを開けて見せる。

「なんだ…開いていたのか?

 おいっ、梓っ居るのか…うえっなんだこの臭いは」

鍵が開いていたことに不思議に思いながら篤が部屋に入った途端、

部屋の中に充満していた臭いに思わず鼻を押さえると、

「まずいっ」

それを見たあたしは反射的に物陰に隠れるが、

「うえぇぇぇ!!

 なんだこりゃぁ!!」

部屋の至る所にあたしが吐き出した精液が掛かっていることに気づくと声を上げる。

その姿を見た途端、

なぜかあたしは急に腹が立ってくると

「そうよ、これはみんな篤のせいよ」

声を挙げながらあたしは彼の前に飛び出してしまった。

「え?

 うわっなんだお前は!!」

飛び出したあたしを見た篤が驚きの声を上げると、

「何を、驚いているのよ、

 あたしよ、梓よ…

 こんな身体になっちゃったのは篤のせいだからね」

「うっうそだ!!

 そっそれよりお前はだれた、梓をどうした!!」

篤はいまにも殴りかかりそうな勢いであたしに叫んだが、

しかし、あたしにはそんな篤の態度がさらに気に障った。

「あたしが、こんな身体になったのに…

 篤のバカ」

という感情があたしの心の中を見る見る覆っていくと、

「うぉぉっ!!」

あたしは篤に飛びかかると一気に押し倒す。

そして、

グッ!!

篤の口を無理矢理開かせると、

グボッ!!

その口の中に股間で勃起しているペニスを押し込んでしまったのであった。

ジワッ

ペニスの周りがなま暖かいものに包み込まれる。

グッグォ!!

口一杯にあたしのペニスを飲み込んだ篤は目を白黒させているのを見ながら、

グッグッグッ

あたしは腰を振り始めた。

グホッグホッ!!

ペニスが喉の奥に達しているためか篤は噎び始めるが、

けど、あたしは

「噛むんじゃないよ!!」

とひとこと言うと、

両手で篤の頭を押さえ、

更に激しく腰を振って見せる。

すると、

「あっいぃ…」

ペニスを包み込む味わったことのない刺激にあたしは顎を上げると、

次第に腰の振りを小刻みにしていく、

そして、

「でっ出るぅぅぅぅぅぅぅ!!」

あたしは篤の喉の奥深くにペニスを押し込むと、

ブシュッ!!

これまで最も多い量の精液を吐き出してしまった。

「うっうごぉぉぉぉぉぉ」

篤は目を丸くしてあたしが吐き出した精液をそのまま飲み込んでいく、

射精したあたしはスグに篤を自由にしたが、

しかし、篤はそのまま台所に向かうと飲み込んだ精液を必死になって吐き出し、

すべてをはき出し終わった後、

「てめぇ…なんて事をしやがる」

口から精液の滴を垂らしながら、

篤があたしに向かってくると、

「なによっ、あたしをこんな姿にして

 それぐらい我慢しなさいよ」

あたしは篤に向かってそう叫んだ。

「んだとぉ!!」

「もう一回やってやろうか」

ビクン!!

さっき射精したばかりなのにあたしのペニスはもぅ復活していた。

「この野郎、梓を返せ!!」

と篤が叫びながらあたしに飛びかかってこようとしたとき、

ムンズ

突然篤の動きが止まると、そのまま中に持ち上げられてしまった。

「なに?」

誰かに襟首を持たれているらしく篤は足をジタバタさせていると、

「ふふ…

 梓ちゃんも逞しくなったわね」

と言いながら篤の後ろから日に焼けた顔が飛び出してきた。

「ひっ!!」

その顔を見てあたしは思わず悲鳴を上げるが、

「あら、そんなに驚かなくてもいいじゃない、

 あたしよ、あ・た・し、篤の姉の三穂よ」

と顔はあたしに向かって告げたのである。

「みっ三穂先輩?」

思いがけない言葉にあたしは恐る恐る聞き返すと、

ポイッ!!

「うわっ!!」

目の前にいた篤の姿が消えると、

あたしとランニングシャツを押し上げる筋肉が盛り上がった逞しい肉体、

そして、スパッツの股間を大きく盛り上げる男が現れたのである。

「え?、

 あっあのぅ…」

まさに男の汗臭さを演出している彼の出で立ちにあたしが困惑していると、

「あらあら…」

と彼は笑みを作り、

その姿を見たあたしは恐る恐る

「本当に…三穂先輩なんですか?」

と問い尋ねると、、

「うふ?、

 やっと判った?」

と彼は返事をしたのであった。

「え?…えぇ……

 なんで…?」

あたしの質問に、

「そう、あなたに送ったのはあたしが作った特製のおちんちん。

 で、あなたに送る前にちょっとあたしの体で試してみたんだけど、

 ほら、どこから見ても男でしょう?」

と井伊ながら三穂先輩はあたしの目の前でクルリと回って見せた。

「そんな…

 じゃぁ、なんであたしが…」

そう言いかけたところで、

「だって、あたしだけが男になるのってつまらないじゃない。

 だから、一緒に男を体験してくれる相棒が欲しくてね」

と言いながら三穂先輩は片目を瞑って見せる。

「えぇ!!」

三穂先輩からの思いがけない説明にあたしは呆然としていると、

「そうだ、梓っ

 折角、男の身体になったんだから、

 男としての快感を味わってみたくない?」

三穂先輩はそう言うと

「おいっ、

 本当にお前は姉貴なのか?」

と起きあがってきた篤が尋ねて来た。

「あら、お前なんて随分なことを言うじゃない」

三穂先輩は篤をジロリと見るなりそう言うと、

「そう言えば、篤、

 さっき梓ちゃんの精液をたっぷりと飲まされたんでしょう?」

と聞き返す。

「うっ、何を言うんだいきなり」

そう言われた篤が一瞬、吐くような素振りをした後そう怒鳴ると、

「うふふ…

 と言うことは…」

三穂先輩は妙な含み笑いをすると

スタスタ

と篤に近づいていくと、

「ふふ…、可愛くなっているわよ…篤…」

三穂先輩は篤の耳元でそう囁くと両手を篤の胸元に持って行くなり、

ビィィィィ!!

と篤が着ていたシャツを引き裂いてしまった。

「なっ何をしやが…

 え?、なっなんだ?」

三穂先輩の突然の行為に篤の怒鳴り声がするな否や

その声は驚きの声へと変わってしまった。

ポロン!!

篤の胸にはいつの間にか厚く大きく腫れた乳輪と

その中心で膨らんだ乳首が起立をしていたのである。

そして、

ムリムリムリ!!

まるでこの時を待っていたかのように乳房が膨らみ始めると、

「うわっ、なっなっなに?

 これ!!」

膨らんでいく自分の胸に驚いた篤は慌ててその胸を両手で覆い隠すと声を上げた。

すると三穂先輩が篤の後ろに回るなり、

そっと彼の手をどかすようにして自分の手を回すと、

抱きかかえるようにして膨らんでいく乳首を親指と人差し指でつまみ上げた。

「ねぇ篤…

 女の幸せってなにかな…」

と耳元で囁く。

「あんっ

 おっ女の?

 幸せ?」

乳首を摘まれ感じてきたのか、

顔を上気させながら篤は聞き返すと、

「そうよ、女の幸せよ、

 うふっ梓ちゃんの精液を飲んだ篤は女になるのよ」

「そんな…

 あんっ」

と篤は呟き、

ビクン!!

と身体をはねさせる。

「うふふ…

 だいぶ女の子になったみたいね、

 ほらっ、おっぱいもこんなに膨らんじゃって…」

そう言いながら三穂先輩は

ムギュッ!!

と篤の見事な果実に成長した乳房を持ち上げて見せた。

「あぁ…やめてぇ…」

女の子の声色で篤が懇願すると、

三穂先輩はあたしを見るなり、

「梓ちゃん、篤のズボンを脱がせてくれる?

 もぅ、アソコも女の子になっているはずだから…」

と声をかけた。

ドクン…

そう言われてあたしの胸は大きく高鳴った。

次第に丸み帯びていく身体と卵型に変化した篤の顔を見て

あたしは興奮をし始めていた。

スッ

あたしは篤の前に跪くと震える手で、

ズボンに手をかけると一気に引き下ろして見せると、

「あっ」

そう、篤の股間には有ったはずのペニスが消え、

変わりにあたしが失った女の溝が縦にスッと伸びていたのである。

ゴクリ…

それを見たあたしは生唾を飲み込むと、

手を差し出すとそっと溝に沿って這わせた。

「んんっ!!」

感じるのか篤は下唇をギュッと噛み締める。

ビクン!!

それを見た途端、

あたしのペニスははちきれんばかりに勃起し、

先走りがその先から糸を引くように垂れ始めると、

「ほらっ、篤っ、

 何をしているの?

 梓ちゃんに我慢させていいの?」

あたしの様子に気づいた三穂先輩が篤にそう囁き、

「んあ…」

それを聞いた篤は顔を上げてあたしを見る。

その顔を見た途端、

あたしは篤の前に立つと、

「ねぇ、あたしのコレ…なめて…」

と硬く勃起したペニスを篤の顔の前に差し出した。

「いっいやっ…」

篤は顔を背けて一度は拒否をしたものの、

閉じていた口をうっすら開けると

自ら進んであたしのペニスを口に含んだ。

その一方で、三穂先輩は

「いーぃ、篤…女はねぇ、

 こうして男に奉仕するのよ」

と囁きながら篤の頭をわしづかみにすると、

その首を強制的にうごかし、

やがて篤は首を振りながらあたしのペニスをしゃぶり続けた。

「さぁ…子を授けてもらいなさい…」

三穂先輩のその言葉が出た途端、

篤はあたしを見ると、

しゃぶり付いていたペニスから口を離し、

股を大きく開きながら仰向けに寝そべって見せた。

ジュルッ

あたしの前に大きく開いた篤のオマンコは愛液でベトベトに濡れ、

「梓ちゃん…さぁ、篤に…」

「はい」

あたしはその言葉に押されるようにして、

そっと篤を抱きしめると、

勃起したペニスを篤の体内へと挿入した。

「あぁん!!」

ギュッ!!

篤は喘ぎ声を上げながら、あたしのペニスを絞り上げる。

「くぅぅ…締まる…」

あたしは負けじと腰を動かすと、

ヌチョヌチョヌチョッ

淫らな音が部屋の中に響き渡り始めた。

「くっ、あっ

 あたしが…篤を…

 くぅぅぅ、気持いい!!」

篤を犯す…

そんな夢にも思わなかった行為にあたしは酔いしれた。

ふと気がつくと、

「モゴッ!!」

三穂先輩も固く勃起したペニスを篤の口に含ませ腰を動かしていた。

「どぅ、梓ちゃん…篤の味は…」

「そんな…」

「うふっ、誤魔化してもだめよ、

 顔にはちゃんと出ているわ

 さぁ出すときには一緒に出すのよ」

三穂先輩はあたしにそう言うとそっとキスをしてくれた。

「うわぁぁぁ」

男同士となったあたしと三穂先輩はお互いに見つめ合った後、

きつく抱き合いそのまま唇を重ね合わせると

あたしと三穂先輩は篤の体内に精液を放出したのであった。



おわり