風祭文庫・異性変身の館






「夏祭りの夜」


作・風祭玲


Vol.647





テンツク

テンツク

テンテンツクツク

テンツク

テンツク

テンテンツクツク…

真夏の街に祭り囃子がこだまする。

テンツク

テンツク

テンテンツクツク

今日はこの界隈の鎮守の夏祭り。

日中は捻りハチマキに法被姿の威勢のいい男衆に担がれた御輿や

子供達が楽しそうに手綱を引く山車などが街中を練り歩いて祭りの気分を盛り上げ、

そして、日が落ちると、

煌々と灯りを輝かせる夜店に心躍らせる。

そう、まさに日本の夏の風物詩…

子供の頃、俺は毎年この日を楽しみにしていたのだが、

さすがに高校生ともなるとそんなことに浮かれている暇はなく、

特に高3の夏ともなれば夏休み返上しての夏期講習が日課となっていた。

シャァァァ…

夏期講習が長引き、

自転車に乗った俺が神社の傍を通りがかったのは

昼間照りつけていた太陽が西に沈み

俗に言う黄昏時と言う時間帯だった。

”そっか…

 今日だっけ…”

今日が夏祭りの日であることをすっかり忘れていた俺は

鎮守の森から伸びる参道の両側に並ぶ夜店を見てハッと思い出した。

昼間、この界隈を練り歩いたであろう御輿や山車は既に鎮守の森に帰り、

これから迎えるクライマックスに向け、祭りは一時息をつく。

その間にも日は沈み、

次第に暗くなっていく空と共に周囲の景色は徐々に色を失っていくが、

しかし、建ち並ぶ夜店からは灯りが灯り、

色を失う景色に刃向かうようにして原色を周囲に放ち始めていた。

まだ早い時間なのか人出はさほど多くなく、

駅から乗ってきた自転車を引きながらでも

余裕で見物をすることが出来る。

カラカラカラ…

ギアの音を響かせながら俺は進んでいくと、

”そういえば…”

とあることを思い出した。

”未来の奴、

 確か、巫女のバイトをすると言っていたっけ…”

そう、俺の幼なじみである大原未来(おおはら・みき:18歳:性別・女)が

ここの神社の巫女のアルバイトをすると言う情報を

未来の母親発、俺の母親経由で聞かされたことを思い出した。

”へぇぇ…

 あの未来が巫女だなんて…

 何を間違えたらそうなるのか…”

未来に関して男勝りの部活女としてのイメージしか持たない俺は、

鎮守の森を見上げながら首をひねる。

そして、

”まぁいいや、

 あとで冷やかしに行ってやろう…”

などと思っていると、

カロンコロン

軽やかに下駄の音を立てて歩く浴衣姿の女性が目に入った。

何の花だろうか、

淡い色の地に浮かび上がる花の柄が実に強烈で、

アップに纏めた髪の下から覗く白い肌の襟足が引き立っていた。

「はぁ…」

そんな女性の後ろ姿を見ながら俺はため息をつくと、

ふと、

”あんな浴衣着てみたいな…”

と心の中で呟いた。

そう、俺はなぜか女性が着る浴衣に興味があった。

別に女装趣味とかそういったモノではないと思っている。

なぜなら、俺が興味があるのは女性が着ている浴衣のみで、

それ以外のスカートとか下着などには全く興味がないからだ、

もっとも…学校で女子が着ている制服には惹かれるモノはあるけど、

でも、俺は女装趣味者ではないことはここに断言出来る。

そんなことを思いつつ、俺は自転車を押そうとしたとき、

やがて、控えめに建つ一つの看板が目に入った。

「ご神体公開・夜七時より」

飾り気がなく、墨筆でかかれた極めて事務的な看板は

参道から横にそれる道を指していた。

それ見て、

昔、母にこれはなんなのか聞いたことを思い出した。

”あれは、女性のみ見る価値があるもの。

 男の人には関係のないモノよ”

やや顔を赤らめながら母はそう答えるだけで、

一体何が見せてくれるのか教えてはくれなかったし、

父に聞いても、

”さぁなぁ

 昔から女の人のみが見るもの…

 ってなっていたからなぁ…”

と答えるだけだった。



ここの鎮守のご神体は表のご神体の他に、

もぅ一つ、裏のご神体があると言われている。

祭りの夜にだけ公開され、

そして、それを見ることが許されるのは女性のみ…

しかも、あくまでもうわさ話なのだが、

そのご神体を見ることが出来るのは”処女のみ”と言う

厳しい基準が適用されているらしく、

母も父と結婚してから見たことがないという。

一体、どんなご神体なのか、

その正体についていろんな話を聞くが、

しかし、どの話もコレと言った決定打はなかった。

”一体何がみられるんだろう”

そう思いながら俺は看板の文句を眺めていると、

クルッ

歩いていたあの浴衣姿の女性が向きを変え

看板が指し示す横道を歩いていく、

”はぁぁ、

 俺も女になれたらなぁ…

 あんな浴衣を着て堂々とご神体を見れたのに”

そう思ったとき、

トンッ!

いきなり肩を叩かれた。

「え?」

突然のことに

一瞬、ビクッ!

としながら振り返ると、

ズーーーーン!!!

俺の後ろに髪を7・3、

黒縁メガネに黒スーツをビシッ!と決めた

一見営業風の男が立っていた。

「なっなんでしょうか…」

プロレスラーを彷彿させる分厚い胸板と、

2mはあろうかと思われる高い背、

そして長いアゴに威圧されながら俺は返事をすると。

ジロッ!

男は目だけを動かし、

『君…』

と低い声で尋ねる。

「は?」

『いま…

 女の子になりたいって思ったね?』

「え?」

『ふふふっ

 隠しても無駄だ、私には判る。

 君は浴衣が似合う女性になりたいという願望を抱いていることを…』

「えぇ?」

まるで、地獄の底から響いてくるような声と、

そして、考えていたことを言い当てられたことに俺の心臓は震え上がった。

すると、

スッ

男は右手がスーツの胸ポケットの中に潜り込み、

程なくして出てくると、

『これを…』

と言いながら俺の前に一枚の名刺を差し出した。

「はぁ…

 ココロとカラダの悩み、お受けいたします 真城…」

名刺に書かれている文句を読み上げた途端、

ピクッ

男の額が微かに動き、

シャッ!

一瞬、彼の手が動いたと思うと、

『もぅ一回、読み直したまえ』

と男は顔を動かさずに俺に言う。

「え?

 はぁ…

 あっあれ?」

その言葉に改めて名刺を見ると、

いつの間にか俺が持っていた名刺が差し替えられていた。

”うそっ

 なんで?”

突然のことに俺は呆気にとられていると、

『夢を形に…不可能を可能に…がモットーの

 黒蛇堂カスタマーサービスの者だ』

と男は腕を組みながら言う。

”随分と偉そうな奴だなぁ…”

そんな男を見上げながら俺はそう思っていると

ジロッ

また男の目が動き、俺を見つめると、

『きみぃっ』

その声と共に今度は男の顔が俺に迫る。

「(うわっ)

 なっなんですかっ」

迫る男の顔にビビリながら俺は言い返すと、

バッ

いきなり俺の目の前に

赤地に紺色の金魚の柄が染め上げられた浴衣が差し出され、

『さぁ、コレを着たまえ』

と言ってきた。

「はぁ?」

あまりにも唐突な事に俺はキョトンとすると、

キラッ

男は掛けていためがねを妖しく輝かせ、

『ふっふっふっ

 大丈夫っ

 黒蛇堂・カスタマーサービスは

 君の心の奥にある”希望”を叶えてあげるために存在して居るんだ。

 この浴衣は確実に君の希望を叶えてくれる魔法の浴衣だ、

 さぁ、大船に乗ったつもりでこれを着たまえっ」

男はそう告げるなり、

パチンッ!

指を鳴らした。

すると、

ズンッ!

俺の真横に更衣室と書かれた可搬型のボックスが音を立てて現れると、

「その扉の向こうにあるのは、

 君の夢だ。

 さぁ、その夢をいま叶えなさい」

男はそう言うなり俺の襟首を掴みあげると、

ポイッ!

っと更衣室へと放り込んだ。

「うわぁぁぁ!!」

俺を飲み込むかのように口を開ける更衣室に放り込まれるのと同時に、

ババババッ

着ていた制服や下着が瞬く間に脱がされ、

スルスルスル

今度はそれらと交代するかのように肌着、裾よけが着せられると、

男が見せたあの浴衣が羽織らされる。

そして、誰の手によるものなのか、

丁寧に着付けが進んでいううちに、

俺の身体が徐々に変化し始めた。

「なっなっなんだぁ」

見る見る細くなっていく手、

膨らむヒップ、

大きさを誇示するバスト、

帯が締められると同時に引き締まるウェスト…

着付けと共にそれらの変化も進み、

さらに伸びた髪が見る間に結い上げられていった。

そして、全てが終わったとき、

ドサッ!

俺は思いっきりしりもちをついてしまった。

ジワッ

痛みがお尻の周りに染みこむようにして広がってくるのを感じながら、

「いたぁぁい」

俺は声を上げるが、

しかし、その声は甘く鈴の音のような叫び声で、

「え?」

その声に驚いた俺は慌てて口を噤んだ。

ザワザワ

ザワザワ

口を噤みながら慌てて周囲を見ると、

あの男も、可搬型の更衣室も無く、

いつもの祭りの風景がそこに広がっていたのであった。



「夢?」

男と更衣室が消えてしまった事に、

さっきの出来事は夢だったのかと思いながら、

キョロキョロしていると、

「どうしましたか?

 お嬢さん」

と言う男性の声と共に俺の前に手が差し出された。

「はい?」

突然掛けられた声に俺は見上げると、

キラッ

白い歯を輝かせながら、

20代半ばと思われるさわやかそうな男性が

俺を見下ろし微笑んでいたのであった。

「え?

 いっいやっ」

コレまで向けられたことのなかった男性の笑顔に

俺は背筋を寒くしながら慌てて立ち上がると、

「ちょっと、蹴躓いただけです。

 大丈夫です」

と返事をしながら腰を上げ、

そそくさと立ち去っていく、

「なんだ?

 あの人、俺のことを”お嬢さん”っていっていたな、

 それに声もさっきから変だし」

男性から女性扱いされたことに戸惑いながら

俺は夜店が並ぶ道を歩いていくが、

その時、

カランコロン…

俺の足下から下駄の音が響いていることに気づくと、

ふと下を見下ろした。

すると、俺の身体にはさっきまで着ていた制服の姿はなく、

代わりにあの時男が見せた女物の浴衣が着せられていたのであった。

「えぇ?

(アレは夢なんかじゃなかったんだ)」

視界に入る浴衣の自分姿に俺は驚くのと同時に、

近くにあった公衆トイレへと駆け込み。

そして、洗面台の鏡で自分の姿を見た途端、

「うそぉ!」

その台詞が俺の口から零れ落ちる。

そう、鏡に映っていたのは限れもない女の子の顔で、

アップに纏めた髪と、

薄く紅が塗られた唇、

そして、クビから下は赤地に紺色の金魚が涼しげに泳いでいたのであった。

「そんな…

 まっマジで、女の子になっちゃった?」

なおも信じられない俺は鏡の中の少女の顔を幾度もなでる。

そして、ようやく鏡の少女が自分であることに気づくのと同時に、

俺の背後で便器に向かったまま固まっている男性達の姿が見えてくると、

カァァァ!!!

急に恥ずかしくなり、

「あっ

 ごっごめんなさい」

そう言い残して俺は慌ててトイレから飛び出した。

「まっマジで、

 女の子になっている…」

下からの膨らみに押し上げられている浴衣の襟を触りながら

俺は参道を歩いていくが、

まるで雲の上を歩いているような、

そんな気分になっていた。

そして、その時、

俺の頭の中にふとある考えが浮かんできた。

”折角、女の子になったんだから、

 女の子しか見ることが出来ない、

 アレを見てみようか…”

そう、この祭りのときにだけ女性に、

しかも、未婚の女性だけに公開されるという、

この神社のご神体を見てやろうという考えが湧いてくると、

俺の脚は男子禁制となっている公開場所へと向かっていた。



場所はさっきあの浴衣姿の女性が入っていった道を進んだ先であり、

俺も同じようにしてその道を進んでいく、

「この道は確か…

 神社の裏手にでるはず…」

子供の頃の探検ゴッコでこの道を進んで行ったときのことを思い出しながら、

俺は道を進んでいくと、

程なくして巫女装束姿をした婆さんが二人並んで座る

関所のようなものが見えてきた。

「行ってよし」

俺がなにも言わないうちに婆さんはそう告げると、

「あっどうも…」

俺はそう返事をして先を進む、

そして、神域を示す木を過ぎたところで、

女性達が行列を作っていて、

俺はその後ろに付いた。

ザワザワ

ザワザワ

先の方で何か騒がしい…

首を伸ばして何があるのか見ようとすると、

「あら…」

前に並ぶ女性が振り向き、

「ここは初めて?」

と俺に尋ねてきた。

「えぇ…まぁ」

そう返事をしながら俺は彼女を見ると、

さっき、俺が出会ったあの浴衣の女性だった。

”あっ、

 この人…”

女子大生くらいだろうか、

後ろ姿だけしか見ていなかった俺は、

微笑む彼女の笑顔に顔を赤くして返事をすると、

「(クス)

 驚きますわよ、

 ここのご神体を初めて見ると…」

と彼女は言う。

「はぁ?」

彼女のその言葉に俺はさらに好奇心が強くなるが、

しかし、この場所からはなかなかご神体を見ることは出来なかった。

けど、そうこうするうちに列は進み、

やがて、俺の視界にそれが姿を見せてきた。



”なっなんだ、これは…”

唖然とする俺の前に出てきたのは、

なんと、巨大な男の性器…

そうペニスであった。

「うげぇ…

 そういえば男のチンポをご神体としてあがめる神社があると聞いていたが、

 まさか、この神社の裏のご神体がチンポだったとは…」

列の動きと共に大きさを増してくるチンポに俺は顔を青くする。

そして、俺の視界の中ではうら若き女性が1人ずつ

そのご神体の身体を撫でている光景が映し出されていた。

「あの…

 あの人達は何をしているのですか…」

そんな彼女たちを見ながら俺は前の女性に意味を尋ねると、

「なんでも、あの神様をイカせてあげると、

 精が出るそうなんですよ、

 そして、その精を出すことに成功した女性には、

 縁結びや子宝がさずかるそうですよ」

と彼女はひそひそ声で俺に説明してくれた。

「はぁ…

(なんか俺にはあまり関係がないような…)」

彼女の説明に俺はここに来たのが間違いだったと思うが、

しかし、そうしているウチにも順番は回り、

彼女の挑戦が呆気なく終わったとき、

俺の番が回ってしてしまった。

”うげぇぇぇぇ!!

 何が悲しくて、

 男のチンポを撫でなくっちゃならないんだ…”

ご神体を見ながら俺は躊躇していると、

「ちょっとぉ

 なにやってんの

 後ろがつかえて居るんだよ」

と背後から声が上がる。

「う〜っ」

もはやこの場から脱出すら出来ない状況に俺は立たされ、

”仕方がない…”

腹をくくり、ご神体の前に立った。

”うっ”

かがり火に照らされ、

浮かび上がるご神体の姿を俺は見つめる。

大きくエラが張った亀頭、

血管が蔦のように絡まる肉茎、

そして、人1人分ほどある巨体で俺を威圧する。

「それにしても生々しいなぁ…」

そんなご神体(ペニス)を見つめていると、

「あれ?

 なんで、巫女さんの衣装が…」

とご神体に巫女さんが着る装束が掛けられていることに気づいた。

けど、あまり深く考えることなく俺は浴衣の袖を捲り上げ、

恐る恐る手を伸ばすと、

他の女達とは違い、

カリ首をなで始めた。

”ふんっ

 男のチンポなら俺の方が詳しいぞっとな”

心の中で俺は笑いながらご神体のカリ首を扱くようになでていると、

ムクッ

ムクムクムクッ

心なしかご神体が膨らみ始めた。

”あれ?

 なんか膨らんできているような…

 それに長さも…”

とご神体の異変に気づくが、

けど、それにも構わず俺はご神体のカリ裏を撫で続ける。

すると、

トロ…

あろう事かご神体の亀頭の先で開いている口より、

先走りが流れ始めだした。

”え?

 なに、先走りも出るのかよ、

 芸が細かいな…”

流れ落ちる先走りに俺はただ感心するだけで、

さらに撫で続ける。

そして、それから1分ほど過ぎたとき、

ムクッ

ご神体の亀頭が大きく膨らんだと思った瞬間、

プッ!

ビュッ!!!

シュシュッ!!!

ついにご神体は天高く精を噴き上げてしまった。

「うひゃぁぁ…」

夜空に向かって伸びる白い軌跡を俺は眺めていると、

「おめでとうございます」

とご神体の後ろで控えていた巫女達が俺に頭を下げた。

「はぁ…」

彼女たちに送られて俺は参道に戻ると、

ザッ

いきなり俺の前にあのスーツ姿の男が立ち、

『如何でしたか?』

と俺に聞いてきた。

「あんたは…」

いきなり現れた男に俺は驚くと、

『ふっふっ

 その様子では女性としてお祭りを楽しめられたようですね』

男はそう言う。

「まぁね、

 噂のご神体の正体も見られたし…

 って、

 うげっ

 精液が裾に付いているよ」

と浴衣の裾にご神体が出した精液が付いていることに気づき飛び上がった。

『ははははは…

 なぁに、その程度なら問題はない』

そんな俺を見て男は笑いながらそう言うと、

『夏の夜の夢、

 泡沫の夢、

 機会があればまた会いましょう』

そう言うなり、

パチンッ

と指を鳴らした。



あれから10年が過ぎた。

あの時のご神体の御利益か志望校に見事合格した俺は

その後も順調に就職が出来、

20代にもかかわらず出世コース道を突き進んでいた。

そして、

「ただいまぁ」

40年ローンで建てたばかりの自宅に戻ると、

「お帰りなさい…」

家の奥から妻である未来の声が響く、

そう縁いうのはわからないものだ、

あの祭り以降、俺と未来は恋仲となり、

数年後、ゴールインしていたのであった。

けど、あの祭りで未来が何をしていたのか機会があることに尋ねるが、

しかし、明確な答えは未だに貰っていない。

ただ、彼女のアルバムに隠すようにして張られている2枚の写真があるを俺は知っている。

1枚はあの夜、俺が撫でた巨大なご神体とそれを運んでいる巫女達のスナップ。

そして、もぅ1枚はそのご神体を撫でている女の姿をした俺が写っているスナップであり、

そのどちらにも未来の姿はなかった。

なんで、こんな写真が未来にアルバムにあるのか判らない。

でも、あの夜、

俺が女になったのは夢ではなく現実だったことをその写真は物語っていた。



おわり