ラバーの中の私・・・・・・・。
前書
この小説は、(小説といえるのか?(天の声)) もとい! この三文小説は、私があたためてきた空想の産物です。
元々二重人格な(四重人格かもしれない)私のサディスティックな所が、本三文小説を書け書けとうるさく、今回 日の目を
見ることになりました。
とは言うものの、私は文才の乏しき身、学生時代の国語力も最低を誇った(誇るな馬鹿・・・・(天の声))位ですので
まともなものが出来るはずも有りません!
と、言うことで、誤字脱字、又、多少文面のおかしな所も有ると思いますが、お許しください ませ ませ。
文章のエキスだけをお楽しみ戴けると幸いです。
では、三文小説 「Rubber in」 ラバーの中の私 お楽しみください。
それは、一年前の事です。
私は、とある会社でOLを平凡にやっていた普通の女性でした。
そう、あの研究所に、派遣される迄は・・・・・・。
申し遅れました。自己紹介をしとかなくっちゃね。
私の名前は、根上 恭子 23歳 独身 血液型O型
1年前は、短大を卒業し就職 ようやく仕事も覚え、やる気満々のOLだったんです。
ところが、突然の不況!
人為削減とか言うやつで、私ももれなくリストラ対象となり、首にならない代わりにこの研究所に派遣(飛)されちゃったんですね
これが・・・・。
おまけに、ここ(研究所)に派遣される一月前に、両親は不慮の事故で亡くなっちゃうし、もう不幸のどん底 さいて〜。
と、めげているひまもなく、私はここに来てしまったのでした。
でも・・・・・。
今はここに来て、とっても幸せ。
だって、きもちい〜んだもん。
派遣当日
とにもかくにも私は、しぶしぶ派遣先の研究所に向かっていました。職を失わないために
この研究所が何を研究している所かも知らされていないのに・・・・・・・。
研究所の場所は、ある島の一端に有るそうで、私は研究所から来た迎えの船に乗らされた。
雨が降り出しており、雲行きからして嵐になるのは確実だった。
船の船員は3人。
3人が、3人とも黒いゴム製の雨合羽と帽子を着込んでおり、顔には白いマスクをしているのが異様であった。
体格はきゃしゃであり、背格好からして、3人とも女性であることが推定できた。
まあ、嵐にもなりそうだし、女性の船乗りがいても べつだん不思議では無いため、それ以降は別に気にもかけなかった。
船に乗り、1時間位たった時であろうか、雨足は強くなり、予想通り嵐になった。
船は、大きくゆれ転覆しそうな位である。
船員の1人が、気分が悪くなったのであろうか、船のへりにうずくまっているのが目に入った。
私は、その船員に近ずいて行き、かいほうすべく声をかけた。
「あのう〜、ご気分でも悪いのですか?」
彼女は、我に返ったのか、私の方を向き、すっくと立ち上がった。
「えっ!」私は、思わず声が出た。
船に乗るときには、よく見えなかったが、白いマスクの下に見えたもの
それは、黒く光を放っており まるで、ゴムそのものであった。
私は、ややたじろいだ。
その後、他の船員が駆け寄ってきて、私に船室に戻るよう手で合図した。
その船員の手も、黒く光っており、さらに異様さを増した。
私は、船室に戻り、考えた。
彼女らは、何故あの様な格好をしているの!
私はとてつもないことに巻き込まれてしまったのでは無いか。
このまま、島について大丈夫なものであろうか。
逃げ出したい! でも、今からでは遅すぎる。
この大海原に飛び込んで、どうやって帰ると言うの!
死を待つだけじゃない。
私の頭の中は、混乱と恐怖でいっぱいとなった。
その後、船は島の港に入っていった。
私の不安は、いっそうつのるなかで・・・・・・・。