UP DATE 2002.12.18

平成9年6月10日。ステップワゴンのリアワイパーは通常水平位置で停止しますが
リアワイパーを配線加工して直立位置でも停止出来るようにしました。
リアワイパーの直立停止化により、雪がワイパーブレードに降り積もり、その雪の重さによるワイパー破損の防止
ワイパーブレードとガラスの隙間にホコリが溜まりにくいので、ガラスのすり傷が付くのを軽減
N1レーシングカーを彷彿させるルックスでリアスタイルも引き締まりました。

また、1997年8月25日のマイナーチェンジ以降の車両はリアワイパーモーターが変更になり
オートリターンで直立停止するリアワイパー直立停止化も可能です。
詳しくはsu-san川崎さんの「リアワイパー直立化」をご覧ください。

 

*** 必要な部品 ***

部 品 名 数量 部品代 加工作業
絶縁テープ(ビニールテープ) 適宜 適宜 DIY

 

*** 取り付け作業の詳細 ***

ステップワゴンのリアワイパーです。

通常は水平位置で停止しますが、雪国秋田では
雪がワイパーブレードに降り積もり、その雪の重さで
ワイパーを破損する恐れがあります。

そこでリアワイパーがスイッチを切った後に水平位置にもどる
オートリターンをキャンセルし
ワイパーが任意の位置で停止するよう配線加工しました。

電装作業のお約束!
ショート事故防止のためバッテリーのマイナス端子を外します。

まずはバックドア内張りの取り外しです。

バックドアハンドルのメクラ蓋を
先端の細いマイナスドライバーで外し2本のボルトを抜き取り
バックドアハンドルを取り外します。

(画像はメクラ蓋を外した状態です)
バックドア下端中央のストライカの左右にある
2本のプラスチックネジを抜き取ります。

(画像はプラスチックネジを抜き取った状態です)
バックドアと内張の隙間に指を引っかけて内張りを外します。

内張りは裏側をクリップで12ヵ所固定されているので
内張りをめくり上げるようにクリップを外します。
力を入れすぎるとクリップが破損しますのでご注意ください。

注意しても私はクリップ1ヵ所を壊してしてしまいましたが・・・(^◇^;)

(画像は内張の裏側です)
バックドアの内張を外すと中央に3本のボルトで固定されている
リアワイパーモーターが見えます。
(画像中央)

そのワイパーモーターに接続されている配線が
今回の作業の加工ポイントです。
まずコネクタをのロックを引き上げながら抜き取ります。

次にコネクタに接続されている4本の配線のうち
緑/黒線の端子をコネクタから抜き取り
抜き取った端子を絶縁テープで絶縁します。

(画像は絶縁する前の抜き取った端子です)

端子の抜き取りは専用の工具もありますが
私は千枚通しをコネクタに差し込みロックを外して
端子を抜き取りました。
バッテリーのマイナス端子をもとにもどして
リアワイパーの動作を確認します。

リアワイパースイッチオンでワイパーが作動
スイッチオフで任意の位置に停止できれば配線加工成功!
バックドア内張をもとにもどして作業終了です。

リアワイパーを直立停止させることが出来ました(^o^)v

 

*** 注意事項 ***

本改造はリアワイパーの電気系の改造です。
同様の改造をされる場合は個人の責任でお願いします。

 

*** 関連リンク ***

リアワイパー直立化
オートリターンで直立停止するリアワイパー直立停止化の紹介
by su-san川崎さん

 


スプリング交換 爆音号改造記録 サイドシル塗装剥がれ