UP DATE 2001.03.12

八木澤さんが製作した「キーレスアンサーバックユニットABU2C」を取り付けて
キーレスドアロックリモコンの操作に応じてウインカーが点滅するようにしました。
キーレスの作動が目で確認できるのでとっても便利になりました。
今では軽自動車にもアンサーバックが純正の時代ですからステップワゴンもやっと追いついたかな?

 

*** 必要な部品 ***

部 品 名 部品番号 数量 部品代 工 賃
八木澤さん製作
キーレスアンサーバックユニット 
ABU2C 4,400円(送料込) DIY(無料)
ワンタッチクリップ(配線接続用)  適宜 適宜  
平型端子メス(電源取り出し用)  適宜 適宜  

八木澤さん製作キーレスアンサーバックユニットはこちらで製作有償配布中です。

八木澤Webページ

 

*** 取り付け作業の詳細 ***

最近の車のキーレスドアロックはリモコン操作に応じて
ウインカーの点滅機能があるのにステップワゴンにはない・・・(T_T)

そこで後付のキーレスアンサーバックユニットを取り付けして
リモコンの操作に応じてウインカーが点滅するようにしました。

キーレスアンサーバックユニットの取り付けは
運転席ハンドル下のロアカバーを外して行います。
運転席ロアカバーは
パーキングブレーキリリースレバー奥(画像左上)
コインケース奥(画像右上)
ロアカバー左下(画像左下)
ロアカバー右下(画像右下)の4箇所のタッピングビスを外して
下側に引くように外します。

さらにロアカバーの右上は2個の金属クリップで固定されているので
外す時に紛失しないよう注意してください。
またオートエアコン装着車はロアカバー左裏側にある
室温センサーのコネクターとホースを取り外す必要があります。

コネクターは下側の突起を押しながら引き抜き
ホースはそのまま真っ直ぐに引き抜きます。
次に運転席側のドアパッキンをずらして
クリップで固定されている右側足下のカバーを外します(画像右下)

これで下準備完了です。
八木澤さんが製作した
キーレスアンサーバックユニット 
ABU2C 4,400円 (送料込み) です。

左側がウインカー点滅用のリレー
右側がアンサーバックユニット本体で
ディップスイッチにより点滅パターンを8通りに変更できます。

八木澤さんはキーレスアンサーバックユニットを
製作販売しています。
お問い合わせは八木澤Webページまでお願いします。
まずはウインカー点滅用のリレーの取り付けです。

ヒューズボックス右上の緑コネクター(6ピン)に
リレーの白配線2本を接続します。
ヒューズボックス右上の緑コネクター(6ピン)です。

作業をしやすくするため緑コネクターの上の爪を押しながら
緑コネクターを引き抜きます。
緑色のコネクターを外して配線側から見て
左下の緑/黄配線にリレーの白配線
右下の緑/赤配線にリレーの白配線を
ワンタッチクリップで接続します。

リレーの白配線はどちらも同じなので
2本が入れ替わっても問題ありません。

白配線は太いのでワンタッチクリップは
2.0スケア用(青色)を使用してペンチ等で確実に接続し
緑色コネクターを元の状態に差し込みます。
リレーの常時電源の赤配線を接続します。

リレーの赤配線の先端に平型メス端子を付けて
ヒューズボックス左上の常時電源が取れる空き端子に接続します。

純正アクセサリー装着車で上記の空き端子がない場合は
ヒューズボックス付近の常時12Vが取れる配線に接続します。

この状態でリレーの黄配線をアースして左右のウインカーが
点灯すればリレーのチェックOK!

黄配線をアースから外してリレーの取り付け完了です。 
次にアンサーバックユニット本体の取り付けです。

運転席の右側足下のカバーを外した奥の
スポンジで巻かれたドアロックモーターコネクター(2ピン)に
ユニット本体の青配線と緑配線を接続します。

このドアロックモーターコネクターの位置は
純正オプションの2ボタン式リモコンドアロック装着車の場合です。

ホワイティー(120系)以降のキーレスが標準装備の
1ボタン式リモコンドアロック装着車では
ドアロックモーターコネクターの位置が異なるので
su−sanさんページを参考に接続してください。
ドアロックモーターコネクターを外して
白/赤配線にユニット本体の緑配線
黄/赤配線にユニット本体の青配線を
ワンタッチクリップで接続します。

接続する配線が細いのでワンタッチクリップは
1.25スケア用(赤色)を使用してペンチ等で確実に接続し
ドアロックモーターコネクターを元の状態に差し込みます。

青配線と緑配線が入れ替わってもアンサーバックしますが
その場合ウインカー点滅がロック&アンロックで
説明書の記載と入れ替わるので注意してください。
続いてインタロックコントロールユニットのパーキング配線に
ユニット本体のオレンジ配線を接続します。

インタロックコントロールユニットはヒューズボックス裏にあり
茶色とグレーのコネクターが差し込まれています。

インタロックコントロールユニットの位置がわからない場合は
イグニッションをオンにしてシフトをリバースに入れて
リバースチャイムの鳴るところを探してください。
(画像中央のグレーのコネクター上側)
インタロックコントロールユニットから
グレーのコネクター(8ピン)を外して
コネクター下側中央の青/黒配線にユニット本体の
オレンジ配線をワンタッチクリップで接続します。

接続する配線が細いのでワンタッチクリップは
1.25スケア用(赤色)を使用してペンチ等で確実に接続し
グレーのコネクターを元の状態に差し込みます。

今回はオレンジ配線をパーキング配線に接続し
パーキング以外ではアンサーバックしないようにしました。

他にもイグニッションやアース等に接続する方法もあるので
詳しくはアンサーバックユニット説明書をご覧ください。
ユニット本体の常時電源の赤配線を接続します。

先ほど取り付けしたリレーの常時電源の赤配線に
ユニット本体の赤配線をワンタッチクリップで接続します。

接続する配線が太いのでワンタッチクリップは
2.0スケア用(青色)を使用してペンチ等で確実に接続します。
リレーの黄配線とユニット本体の黄配線の先端に
キボシ端子を付けて接続して配線作業完了です。

ドアを閉めてキーレスリモコンでドアロック&アンロックを操作
ウインカーが点滅すれば成功です。
(ドアを閉めなければキーレスドアロックは作動しません)

ウインカーの点滅パターンはユニット本体の蓋を開けて
デップスイッチで8通りに変更可能です。
アンサーバックユニット本体は両面テープで
ダッシュボード右内側に固定しました。

この位置に固定する場合、オレンジ配線の長さが不足するので
配線の延長が必要になります。

最後に外したロアカバーと足下右側のカバーを
元にもどして完成です。

キーレスアンサーバックユニットを取り付けして
爆音号はますます快適に進化!

八木澤さんありがとうございました。

 

*** 注意事項 ***

本改造は電動格納ミラーの電気系の改造です。
同様の改造をされる場合は個人の責任でお願いします。

 

*** 関連リンク ***

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アンサーバックユニットや車速感応ドアロックユニットなどオリジナル電子回路の販売ページ
by @八木澤さん
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su−sanの部屋
ステップワゴン(1999年8月のマイナーチェンジ以降)のキーレスアンサーバックユニット取り付けレポート
by su−sanさん

 


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