(11)レイテ沖海戦

シブヤン海海戦兵力

 日本軍第一遊撃部隊(指揮官 栗田中将)
○栗田艦隊
 戦艦   :大和・武蔵・長門
 重巡洋艦:愛宕・摩耶・高雄・鳥海・妙高・羽黒
 軽巡洋艦:能代
 駆逐艦 9隻
○鈴木艦隊
 戦艦   :金剛・榛名
 重巡洋艦:鈴谷・熊野・利根・筑摩
 軽巡洋艦:矢矧
 駆逐艦 6隻



 アメリカ軍機動部隊(指揮官 ハルゼー中将)

 戦闘機 延べ226機

シブヤン海海戦経過

1944年10月22日に、ブルネイを出港しレイテ湾に進撃したが、23日パラワン水道を北上中、米潜水艦の魚雷を受け、重巡愛宕、摩耶を失い、高雄が大破するという被害を受けた。ハルゼー機動部隊は潜水艦からの連絡を受けて、栗田艦隊に空襲を開始した。24日朝、フィリピンのシプヤン海に突入した栗田艦隊を米艦載機が5次にわたり、延べ226機が攻撃する。超弩級戦艦武蔵は魚雷20本、爆弾17本を受け航行不能に。他の艦船にも被害が続出し、栗田艦隊は一時退避を余技なくされた。

シブヤン海海戦結果

 日本軍被害
○沈没 
 戦艦:武蔵
 重巡洋艦:愛宕・摩耶
○大破
 重巡洋艦:高雄・妙高
○中破
 駆逐艦 1隻
○小破
 戦艦:大和:長門
 重巡洋艦:利根
 駆逐艦 1隻



 アメリカ軍被害

 航空機損失 18機
         

スリガオ海峡海戦兵力

 日本軍
○西村中将艦隊
 戦艦   :山城・扶桑
 重巡洋艦:最上
 駆逐艦 4隻
○志摩中将艦隊
 重巡洋艦:那智・足柄
 軽巡洋艦:阿武隈
 駆逐艦 7隻


 アメリカ軍
○オルデンドルフ少将艦隊
 戦艦:ペンシルバニア・カリフォリニア・テネシー・ミシシッピー・メリーランド・ウエストバージニア
 重巡洋艦:ルイスビル・ポートランド・ミネアポリス
 軽巡洋艦:デンバー・コロンビア・フェニックス・ボイス
 駆逐艦 21隻
 魚雷挺 39隻 

スリガオ海峡海戦経過

1944年10月25日早朝、西村艦隊はレイテ湾突入を果たすべく、スリガオ海峡に突入した。25日午前3時、米駆逐艦隊の雷撃に始まり、戦艦扶桑と駆逐艦3隻が沈没する。残った艦船は尚も進撃を続けたが、3時55分、米戦艦群の激しい砲火に曝された。山城は沈没し、西村中将は運命を共にする。最上は大破炎上し、残るは駆逐艦一隻となり退却する。続いて志摩艦隊もレイテ湾に突入するが、西村艦隊と同様に米艦隊の攻撃を受け、レイテ湾突入を断念。撤退する。

スリガオ海峡海戦結果

 日本軍被害
○沈没 
 戦艦:山城・扶桑
 重巡洋艦:最上
 駆逐艦 3隻
○大破
 重巡洋艦:那智
 軽巡洋艦:阿武隈
○小破
 駆逐艦 1隻



 アメリカ軍被害

 あまりなし
         

エンガノ岬沖海戦兵力

 日本軍機動部隊
○小沢中将艦隊
 空母   :瑞鶴・千歳・千代田・瑞鳳
 航空戦艦:伊勢・日向
 軽巡洋艦:多摩・五十鈴・大淀
 駆逐艦 8隻


 アメリカ軍機動部隊(指揮官ハルゼー中将)
○ボーガン少将艦隊
 空母:イントレピット・インディペンデンス・キャボット
 戦艦:ニュージャージー・アイオワ
 軽巡洋艦:3隻・駆逐艦16隻
○シャーマン少将艦隊
 空母:レキシトンU・エセックス・ラングレーU
 戦艦:マサチューセッツ・サウスダコタ
 軽巡洋艦:3隻・駆逐艦:10隻
○デビソン少将艦隊
 空母:フランクリン・エンタープライズ・ベローウッド・サンジャシント
 戦艦:ワシントン・アラバマ
 重巡洋艦:2隻:駆逐艦:15隻 

エンガノ岬沖海戦経過

囮となった小沢機動部隊には116機の航空機があった。1944年10月24日に米機動部隊を発見。空襲を試みるが、故障機の続出と、敵護衛機の迎撃で失敗する。残された航空機は29機しかなかった。25日早朝。ハルゼー機動部隊は、囮とも知らずに全力で攻撃した。第一次攻撃で旗艦瑞鶴が被弾、千歳が沈没、瑞鳳も小破した。第二次攻撃で千代田が航行不能に、第三次攻撃で瑞鶴、瑞鳳が沈没。千代田も敵巡洋艦の砲撃を受け沈没した。この結果、日本機動部隊は全滅する。

エンガノ岬沖海戦結果

 日本軍被害
○沈没 
 空母:瑞鶴・千歳・千代田・瑞鳳
 軽巡洋艦:多摩
 駆逐艦 2隻



 アメリカ軍被害

 航空機喪失:10機
         

サマール沖海戦兵力

 日本軍第一遊撃部隊(指揮官 栗田中将)
○栗田艦隊
 戦艦   :大和・長門
 重巡洋艦:鳥海・羽黒
 軽巡洋艦:能代
 駆逐艦 7隻
○鈴木艦隊
 戦艦   :金剛・榛名
 重巡洋艦:鈴谷・熊野・利根・筑摩
 軽巡洋艦:矢矧
 駆逐艦 4隻


 アメリカ軍護衛空母部隊
○スプレイグ少将艦隊
 軽空母:ファンショウベイ・セントロー・ガンビアベイ・キトカンベイ・ホワイトプレーンズ・カリニンベイ
 駆逐艦:7隻
 

サマール沖海戦経過

1944年10月25日早朝、栗田艦隊は、発見した艦隊をハルゼー機動部隊と考えて砲撃を開始した。しかし、上陸部隊を支援する護衛空母部隊であった。タンカーを改造しただけのそれは、栗田艦隊にかなう訳がなかった。スプレイグ少将は救援を求めたが、ハルゼー機動部隊も、オルデンドルフ少将の戦艦部隊も他の日本艦隊と交戦中であった為に救援できなかった。軽空母1隻が沈没。4隻が損傷した。しかし、駆逐艦隊の果敢な反撃し、スコールと煙幕に隠れながら撤退。2時間もの追撃戦の末、栗田艦隊は攻撃を中止した。

サマール沖海戦結果

 日本軍被害
○沈没 
 重巡洋艦:鳥海・筑摩・鈴谷
 軽巡洋艦:能代
 駆逐艦:3隻
○損傷
 重巡洋艦:熊野・羽黒
 軽巡洋艦:矢矧
 駆逐艦:5隻
 



 アメリカ軍被害
○沈没
 軽空母:ガンビアベイ
 駆逐艦:3隻
○損傷
 軽空母:カリニンベイ・キトカンベイ・ファンショウベイ・セントロー
 駆逐艦:1隻