あ行
アーティジブラルタル [Artificial GIBRALTAR]
マスドライバー施設を建造するために、埋め立てによって造成された人工の岬。現実の岩山等ま真似て造られている。
また、海峡に隣接する宇宙引越公社ヨーロッパ総局の施設全体を示す意味でも用いられる。
ここでは欧州地区の物資の搬出を管轄しており、シャトル射出に有利なように可能な限り赤道寄りに建設されている。
赤道直下のアフリカは、逆に欧州からの陸送 ができなくなり、長期的には経費が膨大になるとの試算があったため、
欧州の最南 端であるジブラルタルに建設された。
アクシズ [Axiz]
アステロイドベルト帯にジオン公国が築いた小惑星基地。一年戦争終結後は公国軍残党の拠点となり、
ジオン再興を目指して様々な技術開発が行われていた。
核パルスエンジンによる自力航行能力があり、U.C0087年に地球圏に到達している。
ウーイッグ [Woowig]
ベスパのイエロージャケットが、LM312V04Vガンダムを擁するリガミリティアのカミオン隊の拠点と判断し、空襲した都市。
旧プラハ。
しかし、リガミリティアの工場は近隣のカリーンの地下にあった。
エアーズシティ [Airese City]
月の裏側に位置する超保守的な月面自治都市。
カイザー=パインフィールド市長のもと、連邦軍の主導権をエゥーゴが握った事を不服としてニューディサイズを支持し、
市民を巻き込んでα任務部隊と壮烈な市街戦を展開した。
か行
旧バルセロナ [Old Barcelone]
リガミリティアのカミオン隊が旧ベチエンへ向かう途中に立ち寄った街。この街の住人達は、
ベスパの地球侵攻に対して反抗的であり、軍事的に制圧はしているものの人心まで掌握するまでには至っていない。
そのため、イエロージャケットは街の中心にある広場にギロチンを置くことで、人々を威圧しようとした。
旧ベチエン [Old Veziane]
リガミリティアのカミオン隊が、支援組織であるアイルランド駐留の連邦軍と合流するために立ち寄った場所。
キンバライト鉱山基地 [Kinbalight Base]
ダイアモンド鉱山を改造した、元ジオン公国軍の東アフリカ開放戦線基地。
ノイエン=ビッター少将を司令として、終戦後も三年間に渡って連邦軍から身を隠していた。
アナベル=ガトー少佐が強奪したRX-78GP02Aガンダム試作2号機を、宇宙に打ち上げるために最後のHLVを使用し、降伏した。
さ行
サイド [Side]
数十基のコロニー群から成る行政単位。
宇宙移民により、国家という世界的単位が事実上崩壊してしまった。それに代わって、サイドという単位が導入された。
各サイドの規模、コロニーの数は特に決められておらず、それぞれまちまちである。
サイド1 [SideT]
一年戦争時にジオン公国が最初に攻撃したサイドで、その際に6割以上が破壊さる。
U.C0085年7月31日の「30バンチ事件」もこのサイドで起こった。それ以後、スラム化が進み、辺境サイドという印象が広まった。
1バンチのシャングリラは、エゥーゴのMSZ-010ZZガンダムのパイロット、ジュドー=アーシタの出身地である。
月公転軌道上で月を追うような位置にあり、サイド6と隣接している。
サイドネームはザーン。
サイド2 [SideU]
月の公転軌道上で月から逃げるような形になる宙域にあるサイドで、サイド5と隣接している。
サイド1と同時にジオン公国に攻撃されたサイドの一つ。18バンチはティターンズにより、コロニーレーザーで消滅させられる。
U.C0149年には、この中のアメリアコロニーでザンスカール帝国が勃興した。
サイドネームはハッテ。
サイド3 [SideV]
地球から見て月の裏側に位置し、工業プラントが多いサイド。
ジオン公国の本拠地でもある。
サイドネームはムンゾ。
サイド4 [SideW]
サイド1、サイド2と同様にジオン公国が最初に攻撃したサイド。
月を挟んで、サイド3の正反対に位置する。後に隣接して、フロンティアサイドが建設される。
サイドネームはムーア。
サイド5 [SideX]
サイド2と隣接し、一年戦争初期の最大の戦いと言われる「ルウム戦役」の舞台となったサイド。
その戦闘により、壊滅的な打撃を受けた。サイドネームはルウム。
サイド6 [SideY]
サイド1と隣接し、一年戦争中、唯一中立体制を守ったサイド。軍事力は弱いものの、連邦軍、
ジオン公国軍の双方に物理的支援を行い、一年戦争の影の立役者とも言われる。
RX-78NT1ガンダム・アレックスのテストもこのサイドで行われていた。サイドネームはリーア。
サイド7 [SideZ]
一年戦争当初の段階で、開発が始まったばかりのサイド。RX-78ガンダムのテストが行われていた。
どちらかと言うと連邦側のコロニー群である。
月から見てちょうど地球の裏側に位置する。サイドネームはノア。
スウィートウォーター [Sweet Water]
シャア=アズナブルを総帥とする第二次ネオジオン軍の事実上の拠点となる独立コロニー。
過去の大戦で生まれた多くの難民を収容するために、開放型と密閉型のコロニーを繋ぎ合わせて建造された
不安定なコロニーである。
た行
タンピコ [Tampico]
メキシコ湾岸に位置する都市の一つ。地球に降下したモトラッド艦隊が、海底を航行し、上陸した地点。
トリトン基地 [Tolinton Base]
オーストラリアにある地球連邦軍の実験基地。基地周辺の広大な土地を利用し、新型MSやMS用新型推進機、
ショックアブソーバー等のテストを行っていた。
南極条約によって禁じられた核の貯蔵庫を持っている数少ない基地の一つ。
は行
フィフスルナ [5th Lunar]
コロニーの原材料を採取するためにアステロイドベルトから曳航された小惑星を要塞として改装した宇宙要塞。
フォンブラウンシティ [Von Braun City]
月面の「静の海」に建設された月の中心都市。
地下に向かって何重もの階層によって構成される階層都市で、階層によって居住区、オフィス街、
工場プラント等と区分されている。
ブルー3 [Blue 3]
エンジェルハイロゥにサイキッカーを収容するための中継点として使用された、島1号クラスの球状コロニー。
フロンティアサイド [Frontier side]
U.C0100年に入ってから建造が開始された8番目のコロニー群。
U.C0123年のコスモバビロニア建国戦争時には4つのコロニーで入植が完了していた。
ポイントカサレリア [Point Cassareliah]
特別区ウーイッグの近くにある不法居住者達が住む集落。
カサレリアとは南太平洋地方の言葉で、こんにちは、ようこそ、さようならといった意味がある。
ま行
マケドニア [Makednear]
ザンスカール帝国の独立宣言の尻馬に乗って、独立と自治権を主張したサイド2のコロニー。
連邦政府から脱退したものの、ザンスカール帝国の支配も拒否し、事実上の中立状態にある。
マケドニア自衛軍の指揮官であるフビライ=ゴヤは、ベスパとの戦闘で疲弊したリガミリティアのリーンホースを拿捕し、
連邦政府やザンスカール帝国に対する交渉の手駒にするつもりだったが、逆にベスパの襲撃を招いてしまい、
その混乱でウッソ達リーンホースの乗組員全員をも逃がしてしまった。
ら行
ルナU [LunarU]
コロニーの原材料を採取するためにアステロイドベルトから曳航された小惑星ユノーを要塞として改装した宇宙要塞。
連邦宇宙軍最大の軍事拠点である。
ロンデニオン [Londenion]
サイド1にある連邦軍のロンド・ベル隊の拠点となるコロニー。