RX−0 ユニコーンガンダム
型式:NT専用攻撃型試作MS
頭頂高:19.7m (ユニコーンモード)
      21.7m(デストロイモード)
本体重量:23.7t
ジェネレーター出力:
3,480kW(ユニコーンモード)
スラスター総推力:
142,600kg(ユニコーンモード)
センサー有効半径:
22,000m(ユニコーンモード)
装甲材質:ガンダリウム合金
標準武装:
ビームマグナム、ビームサーベル、ビームバルカンガン(肩部×2)、シールド
オプション:ハイパーバズーカ、ビームガトリングガン
所属:地球連邦軍「ロンド・ベル隊」 搭乗者:バナージ・リンクス
開発機関:アナハイムエレクトロニクス
備考:
 連邦宇宙軍再編計画「UC計画」に関連した実験機として宇宙世紀0096年にアナハイム・エレクトロニクス社のグラナダ工場で2機が製造された。
 RX-93やMSN-04ではコクピット周辺部等、限られた部分にしか使用されなかったパイロットの精神波に反応する素材「サイコフレーム」を、全身の駆動式内骨格である「ムーバブルフレーム」全てに採用したフルサイコフレーム構造を実現した初めての機体。「NT-Dシステム」とあわせて、極めて高い機体追従性を発揮できる。
 通常時ユニコーンモードと呼ばれ、その名の通り一角獣(ユニコーン)を思わせる一本角を額に持ち、顔がフェイスガードに隠されているが、NT-Dが発動するとデストロイモードよ呼ばれ、フェイスガードと全身の装甲が展開して体格が一回り大きくなり、額の角がV字型に展開してガンダムタイプの顔が出現する。展開した装甲の隙間からはサイコフレームの発する赤い光が放射される。
 NT-Dはパイロットの脳波を読み取るサイコミュオペレーションシステムで、操縦などのマニュアル操作をすることなく、パイロットが思考すだけで自分の体と同様にMSが反応する。
 しかし、20メートルサイズのモビルスーツが人間と同様の動作をした場合、発生する加速度にパイロットの肉体的負荷が極めて危険なレベルとなるり、サイコミュによる精神的負荷もかかるため、NT-Dの発動時間は約5分程度とされている。ただし、5分程度の稼働では運用が困難であるため、通常時はリミッターのかかった状態で通常のモビルスーツと同様の操作で稼働する。
  NT-Dシステムは「ニュータイプ・デストロイヤー・システム」の略で、その名の通り「ニュータイプを駆逐する」為のシステムである。
 また、1号機にはLa+(ラプラス)というシステムも搭載されているが、詳細は全く明かされていない。