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TV番組で私が好きなもの。ドラマ中心。


ナイトライダー

 ある意味、私の好きなものを象徴しているアメリカのTVドラマ。
 主人公マイケル・ナイトが、ドリームカー(←何だかなぁ)「ナイト2000」を駆り、悪と戦うというのが大筋のストーリー。
 ナイト2000は、外見こそ普通のトランザムですが、ドリームカーと言われる通り、科学技術を結集して作られたクルマで、コンクリートに突っ込んでも傷一つ付かない、ターボブーストでジャンプする、水上を走るなど、まさに万能なクルマなのです。他にも機能はありますが、多過ぎて面倒なので省略します。(^_^;)
 で、私が一番気に入っていることといえば、ナイト2000が喋るということです。人格を持ったコンピュータ「K.I.T.T(キット)」が搭載されており、ドライバーがいなくても走行が可能。
 キットはジョークも言えば、恐怖も感じるという完璧な人工知能で、時にはそれが裏目に出て、危機に陥ることもある。でも、そこら辺が人間くさい。言葉遣いは丁寧だし、性格は良好。こんなコンピュータだったら、私のクルマにも欲しいところです。
 マイケルとキットの、時に漫才じみた掛け合いも面白いです。
 私が好きな話は、キット対カールのところ。
 キットには、「K.A.R.R(カール)」という兄的なプロトタイプが存在していましたが、こちらは人格の形成に失敗したらしく、生まれながらにして悪の心を持っていました。廃棄処分されたはずなのですが、実は生きていて、マイケル&キットに復讐するというお話。「機械が悪の心を持ってしまったら」という考えさせる話でした。単純に見ても、ナイト2000対ナイト2000プロトというありがちなパターンですが、それはそれで燃えるものがありました。(ちょっと大げさ)
 ちなみに数年後、「ナイトライダー2000」という新作が作られましたが、あまり好きではないので省略します。(だって、新しいクルマ「ナイト4000」があまりかっこ良くないんだもん)
 話が逸れましたが、再放送して欲しいなぁ。今は、衛星放送(CS)という環境もあることだし。


超音速攻撃ヘリ エアーウルフ

 ナイトライダーとほぼ同時期に、日本で放映されていたアメリカのドラマ。
 エアーウルフとは、CIAが20年の歳月と10億ドルの開発費をかけて完成させた、超ハイテク・ヘリコプターのこと。ツインターボ・ローターを備えた機体力学飛行物体で、最高速度はマッハ1(音速)を超え(つまり超音速)、14種類の武器を装備、音速以下で飛行中にはその全ての武器が使用可能。
 という、すごいヘリなわけです。ヘリにアフターバーナーくっ付けて、音速で飛ばそうなんて、なんとアメリカンな豪快さにあふれた設定だろうと思ってしまいました。
 まぁ、アメリカだったらほんとに作りそうですが、よく考えてみれば、音速で飛ぶヘリなんて無用の長物な気もしますね。
 ストーリー的には、上記のナイトライダーやバイパーと同じく、何らかの事件を解決していくお話。
 アメリカ人というのは、「何かマシン(特に乗り物)を使って事件を解決する」というのが好きなのだろうか?
 エアーウルフ対エアーウルフというお約束もやってくれました。


ハイテク武装車バイパー

 CS(360ch)で放送していたカーアクションシリーズ。  紹介文によると、製作は1997年で、全米のみならず全世界で大ヒットしたそうですが、私は一度も聞いたことも見たこともありませんでした。
 アメリカでは4シリーズまで放送されるという人気ぶりで、CSでやっていたのは第二シリーズ。最近までは日本テレビで第1シリーズを放映していて、継続して第2シリーズを放映中(関東では金曜日深夜)。
 ガイド誌の文を引用して紹介します。
 近未来のメトロシティで、ハイテク装備の車を武器に、凶悪犯罪に立ち向かうという極秘プロジェクトが決行された。これを指揮するのは、CIAで鍛え抜かれ、最高級の運転技術を持つトーマス=コール。彼が運転する真っ赤なバイパーは、ボタン一つで機械的・電子的に構造が変化し、超高速武装車(ディフェンダー)に変身する。トーマスをはじめとする4人のメンバーは、このクルマを駆使して凶<悪事件に挑んでいく。
 という、まぁ、言うなれば現代版のナイトライダー。
 でも、ある意味ナイトライダーよりもすごい。何しろ、実際に市販されているバイパーが、ボタン一つで全く違う車に変身したり、小型ミサイルなんかも積んでるんだから。喋りこそしませんが、戦力としてはナイト2000以上とも言えるものです。
 タイヤが大きくなってオフロード用になったり、遠隔操作の小型飛行機器(確かプローブ)、ステアリングホイールに操作ボタンあったりするところは、マッハGOGOGOの影響も受けているのかも。ジャパニメーションの影響はかなりあるようです。
 ちなみに、ディフェンダー形態の車両は、市販のバイパーを製作・販売しているクライスラー社が、直々に作り上げたそうです。(もちろん、変身はしませんが) それだけに、仕上げは実際に売れるんじゃないかってほどキレイです。(市販してくれ!買えないけど…)
 それにしても、このクルマ、すーごくイイ音出してるんですが、本物のバイパーも同じなのだろう? 同じだったら、すっごく乗ってみたいです。
 ところで、この作品の2年前、1995年には「犯罪壊滅装甲兵器バイパー」というのがあったそうで、「ハイテク~」はそのTVバージョンということらしいです。(それにしても、兵器とは何と過激な…)
 ちなみに、「ハイテク武装車」というイカニモな名称は、日本版のオリジナル。アメリカではただの「Viper」です。

      これが      →     こんなになって     →     こうなる(^_^;)      


古畑任三郎

 突然ですが、ここで日本のドラマ。
 私はあまりTVドラマは見ないのですが、刑事ものは結構見ます。中でも、この古畑任三郎は一番
のお気に入り。
 何とかサスペンスのような犯人を隠して、それを探し出すようなタイプではなく、あらかじめ明かされている犯人を捕まえるための「証拠」を探し出すタイプのドラマです。
 要するに、和製「コロンボ」。
 古畑役の田村正和の何だか息苦しいような演技もさることながら、今泉役の西村雅彦の「ぶっ壊れた演技」が面白いです。(敬称略)
 また、犯人役には毎回異なる有名人を起用するところも見物です。普段は悪役なんてやりそうにない人もたくさん出ています。
 3回目のシリーズが終了。スペシャルも製作されるなど、大人気のドラマです。