日本海ツーリング6


三国峠を越えた一行は本日のメインである赤城山参拝に向け市内の渋滞にはまる。なんだか解らないがやたらと混んでいた。いい加減嫌になった頃1200改さんがトイレに行きたくなったらしい。だがその走りから名付けられたのか、ニキータと呼ばれていても女性である事に変わりはない(実際綺麗な方です)。野郎の様に先頭に向かって「しょ○○ん行きて〜から停まって!」とは叫べない。そこで近くのまx氏に小声で状況を伝えたが、まx氏は先頭に直球を投げた『1200改さんがしょ○○ん行きて〜って!』(ありがち)。
小休止を取った後いよいよ赤城山である。しかし道路には「赤城山方面通行止め」の看板がある。でも僕等は通れると確認していたので、片付けていないだけとあくまで前向きに考え進んだ。が「通行止め」だった。(;_;)

仕方なく赤城越えをあきらめメシ食って帰ろうという事になり、近くの「道の駅」へ向かった。だがそこは「へたれな道の駅」だった。なんとレストランは温泉施設に併設されていて入館料が必要らしい(違ってたら教えて下さい)。それじゃ健康ランドやんけ!と何故か関西弁でツッコミをいれてしまいたくなるのもうなずけるでしょう。確かに温泉に入るのも気持ちが良い。がしかし温泉入った後の革ツナギ、しかもこの後渋滞の関越自動車道が待っている事を考えるとげっそりである。

ダブルのショックに打ちひしがれた一行は、すきっ腹を抱えて次なる楽園を目指し行動再開。しばらく走ると「とんかつ」の4文字が目に飛び込み、我々は吸い込まれるように駐車場へ。僕は荷台に積んだ日本酒を気遣いわざわざバックで日陰になる場所を選び慎重にバイクを停めた。もう頭の中にはジューシーな「とんかつ」を食べている自分の姿しかない。しかも看板には「はしで切れるお肉」とまで書いてあるではないか。我々は期待した。「準備中」だった。

もうここまでくると神の悪戯か仏のおぼしめしとしか思えない。「準備中」の店内にはあの札が「営業中」だった頃に入ったのであろうお客達が、幸せそうに「とんかつ」を食べている。僕はガラスにはりついて鼻息をフンフンさせたい衝動を止めるのに精いっぱいだった。(;_;)
脱力感に見舞われた一行は、とっとと高速に乗って最初のSAで食事して帰ることとなり、大渋滞の始まりだしている関越へと向かったのでした。

この後の記録は頭の中から消去されています。何故かって?そんなのとても書けるような内容ではないからです。ただはっきりしているのは全員無事に帰着したという事実のみです。(爆)

これで今回のStreetWinners日本海ツーリングのレポートを終わります。
どうでしたか?楽しんで頂けたでしょうか?感想お待ちしております。_O_

FIN

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