MTBレース参戦記2


僕等のレースは午後からなので、レースが始まったコースを今回チームを組むOzyさんと木佐木さんとの3人でライン取りやギアの選択などを相談しながら廻りました。山道なので足で登っても結構きついです。下りはもっと危険です。まず最初に僕が「うわっ」と足を滑べらせて斜面を転げると、それを笑ってた2人も直後に「うわ〜」と転げ落ちて来ました。(^^;;

ダラダラしている内にいよいよ僕等の出番です。第一ライダーは僕が担当なので、コース上にMTBをスタンバイさせるとようやく緊張してきます。スタートを待つ間はとにかく最初のコーナーへのライン取りを頭の中でイメージし、周りの男の汗の匂いにむせながら待ちます。

カウントダウンを上の空で聞き、合図と共に全力でこぎまくりました。でもイメージとは違い、人が良い?僕はアウトへはじき出されてしまいました。そうなるとコーナーを曲がった直後の急坂は大渋滞。一本の蜘蛛の糸に群がるような壮絶な光景が広がっていましたが、速攻でMTBを降り押して坂をかけ上がり、もみくちゃになりながらもなんとか一周目を終え110チーム中20位前後で2番手の木佐木さんへバトンタッチ(一周約2kmですが、これがきついんですよ)。

木佐木さんも順調に周回を終え、いよいよOzyさんです。怪我しないかちょっと心配でしたが結構良いタイムで帰って来たので安心です。でも息は絶え絶えで死んでました。(^^;
そうです慣れてても一週目は心拍数が急激に上がるんで辛いんですよね。しかも初めてのMTB、こんだけのタイムで無事に帰って来れれば上出来ってもんです。僕も何度レースに出場しても最初の一週目だけは、もうこんな事は辞めようと何度も考えてしまいます。でも不思議と2周目からはスーっと楽になるんですよね。本当はレース前に心拍数を上げておくのが玄人らしいのですが、レース前に無駄な体力を消耗できるほど余裕がないのが現実。(;_;)

その後は黙々と周回を重ね(と書けば簡単だけど実際は辛いのなんの)、無事に2時間を走りきり感動のゴールです。最後はあと15分の所で僕がバトンを受けたので、ギリギリもう一周できるかの瀬戸際でしたが、気合いで走りきり気のせいか周回が廻って来て残念がる木佐木さんへラストラップを託しました。(^^;
久しぶりのレースだったのでさすがにグロッキーになってしまいましたが、天気にも恵まれてなかなか楽しいレースだったと思います。僕にとってはだらだらと登る坂が少ないので好きなコースレイアウトですね。(^^:

散々待たされたリザルトは81位/110チームと実に寂しい結果でしたが、順位なんてどうでもいいんです。無事に走り切った充実感だけで大満足です。次は来月末のMTB4時間耐久レースに出場予定ですが、ミニバイクレースも楽しいので来シーズンは出場してみたいですね〜

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