日本アルプス〜99立山室堂〜


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■ 白銀の立山室堂 Mountain Web掲載文
ルート:黒部アルペンルート
■登山日:
11月19、20
■天候:
最高の快晴(ほぼ雲量0)

雪の北アは神々しく、時間を忘れて景色を眺めることのできる世界。水平線
の空は、透き通る水色。頭上はどこまでも、濃紺の空。山は、どこまでも白
く。雪の一粒一粒は七色の輝き。

【ルート】

黒部アルペンルート(長野県側)を利用して立山室堂で遊んできました。木
曜まで天気が悪かったため、金曜の安曇野から見る山々は朝から、神々しく
雪を抱くのが見え、朝焼けは赤く染まりと、言うこと無しの滑り出し。長野
道(塩尻の峠)から見える穂高も、これまた奇麗。扇沢駐車場は、それほど
の混雑も無く、朝一番のトロリーバスは2台で皆さん座れたようです。

【客層と積雪の様子】

客層は、中高年層の団体ツアーの他は、スノボーダーばかりで、一般客は少
数派。雪は少ないものも立山室堂の積雪は40cmくらい。散策路はある程
度圧雪されていますが、はずれると30cmくらい足が埋まります。吹きだ
まりや、深いところでは膝下まで。スパッツを持っていない人は、みくりが
池を覗くまでが限界。春山と違って、大陸からの黄砂が飛んできていないの
で山は、どこまでも白く。雪はサラサラ。風が吹くと、輝きながら雪が流れ
ていました。浄土山、竜王岳、剣御前の斜面は、スノボーダーの天国。
スノーシューをはいて縦横無尽に登って、滑走を楽しんでいました。一の越
や、浄土山、竜王岳斜面は歩き回るのに非常に楽しい。ただ、雪が深いので
雷鳥沢に下りるのも一苦労.....

【気温と天候】

日中、快晴なら都会の冬の装いで十分。日が陰ったり、朝夕方、稜線はセー
ター+フリース+ダウンでも寒い(;_;)日中の気温にだまされて、山の中を
散策すると凍えることもあるので防寒具は冬山装備は必須です。
土曜は気圧の谷が通過ということで、金曜に急遽いきましたが、金曜の夜の
予報では崩れる予報が快晴に。ラッキー!スノーボーダーが大勢来ているの
で立山の山肌の写真を撮るなら雪が降った翌日の午前中が勝負。この週末は
金曜の午前中。土曜は駄目でした。駄目なら、山に登って北ア。槍穂高を遠
望。
両日とも、雲は眼下を流れ、最高の雲上の世界でした。


【山のぼりルート】

一の越、浄土山のルートは自由に歩けるといった状態。ただ、雪が深いので、
一の越ルートはトレース通りにいくのが無難。一の越まではアイゼン不要。
新雪でサクサク埋もれるので、スノシューや輪カンが活躍。ちなみに下山は、
富士山須走り状態。一の越より上、雄山まではアイゼンとピッケルワークの
世界。一の越でも、笠が岳から、槍穂高、富士山、八ヶ岳の大展望は満喫で
きるので、ここで優雅な時間を過ごすのも一興。ここでは、剣が見えないの
で、楽に剣を見るなら浄土山、もしくは地獄谷。

【アルペンルート】

11月月末には営業終了してしまいます。その前にも、順次お店や小屋がしま
っていっているので、やまの上で何かを調達なんて思うと
はまります。

【忘れ物には注意しましょう】

慌てて家をでて、ピッケルを忘れて寂しい思いをしたひとりです....



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