日本アルプス〜99蝶が岳〜

当日の記録

since1999年11月3日
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【出発日10月31日】

木曜日の天気予報で土曜は気圧の谷が通過し、その後、日月と天気が回復する予報。ところが、
土曜は天気が良く、天気予報を確認すると土日と天気が良く、月曜からは大荒れの予報にかわ
っていました。急遽、一泊の予定を日帰りに変更。

【コースと状況】

三股〜蝶の往復。三股周辺は紅葉たけなわでした。三股から標高2000mを随分すぎるまで
は無風の静かな秋山登山。駐車場にあった車も10台程度。月曜の天気が悪いという予報を
知っているからか、既に積雪があるからか登る人はまばら。三股から雪をかぶった蝶を見て、
さらに途中では雪をかぶった常念を見上げながら、ひたすら登る。頂上まで一時間足らずとい
うところで雪がちらほらと登山道にみられ、そのうち登山道は雪が凍った氷のスロープから、
雪のスロープへと。
アイゼンはしっかり効くし、降り積もった雪は登山者が踏み固めているので、まるで舗装され
た道のように歩けました。ただ、途中アイゼンもピッケルもなくスニーカーで下山してきた人
と出会いましたが、苦笑い(^^;;;。稜線は、強風が吹き荒れ雪はカチカチ山状態。

【天候と視界】

朝方、雲が多いものの蝶の稜線が朝日で輝く。穏やかに晴れた空の下、登山開始。昼近く登山
道から稜線をみあげると白く薄い雲が広がり槍・穂高の展望が望めないかと不安になるが、
稜線に出ると青空をバックに槍穂高が現れる。ただ、乗鞍、御岳方面は視界良好のもの雲が多
め。富士山も見えました。稜線は強風が吹き荒れ、雲は早いスピードで流れ、景色は刻々と変
化していました。一時過ぎから、空の薄雲がとれはじめ、2時になると快晴。

【混み具合】

常念方面からきた、おばさんパーティーが最大集団で、他には単独、または二人の登山者がち
らほら。日曜の小屋宿泊者は一名?ヒュッテから改めて天気予報に電話を入れると翌日の予報
は「午前中は曇り」が「雨、ところにより雷をともない強くふる」と、ますます悪い方向へ
雪、ましてみぞれは最悪、三股が増水して迂回路をとることになっても雪の常念をぬけて迂回
路にいくのも嫌だということで予定通り下山....
ゆっくり温泉に入って帰宅。日帰りなのに素晴らしい光景に興奮さめないのか、帰路も元気元気

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