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Last Update 2016.09.08

2015年秋 中国・四国地方ダム巡りツーリング

 中国・四国地方のダムカード落ち穂拾い。夏のツーリングでは愛媛の新カードを集めきれなかったこと、中国地方でも新しいバージョンのカードが未収集であったので、これらを全て集めてしまうために立案。

 中国地方と四国地方をそれぞれ日帰りとして計画した。

ルート

山陽自動車道/広島自動車道/中国自動車道~庄原IC~R432~R183~R180~菅沢ダム~R180~県道48/県道9/県道107/県道258~R314~道の駅おろちの里~尾原ダム~R314~県道269/県道38/県道273~R54~県道40~R184~志津見ダム~R184~県道40~R54~県道273/県道38~道の駅たたらば壱番地~雲南吉田IC~松江自動車道/尾道自動車道~三良坂IC~県道61/県道78~灰塚ダム~県道78/県道61~三良坂IC~尾道自動車道/中国自動車道~高田IC~県道64/県道6/県道319~土師ダム~県道319/県道5~千代田IC~中国自動車道/広島自動車道/山陽自動車道

走行距離 461km

山陽自動車道/松永道路/しまなみ海道~大三島IC~R317~県道21/県道51~台(うてな)ダム~県道51/県道21~R317~大三島IC~しまなみ海道~今治IC~R317~R196~R317~玉川ダム~R317~県道40~R33~松山IC~松山自動車道/大洲道路/松山自動車道~西予宇和IC~県道29~R441~野村ダム~R441~県道29~R197~鹿野川ダム~R197~R56~内子五十崎IC~松山自動車道~松山IC~松山観光港~広島松山フェリー~宇品

走行距離 406km+66.2km(海路)

1日目

出発

朝はシャツ、トレーナー、インナー無しのメッシュジャケットでは寒かった。安佐~千代田あたりは霧が出て、シールドも結露。江の川PAでコーヒーを飲んだ。

七塚原SAで燃料補給。高速のGSがセルフ式なんてびっくり。

R183で鍵掛峠(広島/鳥取県境)を越え、日野町でR180へ。

菅沢ダム

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天端は手すり工事とかで出入りは禁止。

休日のダム管理、民間に委託した? なんか国土交通省の職員と違う感じがした。

ダム入り口に「ダムサイト」というバス停があった。目を引いたのはバス停に描かれていたイラスト。日南町の公式キャラクターでオオサンショウウオとおっさんを掛けた「オッサンショウオ」だそうだ。

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工事の関係なのか、出水期で水位を思いっきり下げていたためか、上流側がよく見えた。

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尾原ダム

尾原ダムと志津見ダムは国土交通省の全体リストではまだ更新情報が出ていない。ダムマニア認定書の関係で中国地方整備局管内の河川事務所サイトを巡回している時に、カードが新しくなっている(「尾原ダムと志津見ダムのダムカードが新しくなりました」)ことがわかったので、今回経路に組み込んだ。

尾原ダムのダム湖湖畔にある道の駅おろちの里でピオーネを土産に買い、きのこご飯を食べる。道の駅の食堂で食べても良いと思っていたのだが、この時点ではまだ営業開始していなかった。

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前回訪問時に尾原ダムから志津見ダムへの経路は途中でよくわからなくなったことがある。今回も要所要所でスマホ等を使用し、チェックしながら進んだ。

志津見ダム

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時間に余裕があったので、今回は上流側の公園でもダムを眺めてみた。ついでに前から気になっていた三瓶小豆原埋没林公園へ寄ってみようかとも考えたが、ルート検索の結果少し時間が足りない感じ。次回のお楽しみにして次の目的地へ向かうことにする。

来た道を戻って道の駅たたらば壱番地へ。昼頃だったため、大混雑。空いてたらそばでも食べようかと思ったが残念。土産だけ購入して松江道を南下する。

灰塚ダム

このダムもツーリング準備で中国地方整備局河川事務所サイトを巡回していて、つい最近更新された「ダムカードをリニューアル!!~灰塚ダムのダムカードを更新しました~ 」ことを知ったため、経路に追加した。

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ここはエレベーターが開放されており、これを利用してダム直下へ降りることができる。また、堤内に展示スペースが設けられている。

また静かだと色々まずいと放送施設の点検も兼ねてFM放送を流しているとのこと。エレベーターを待っている間下から人の声が大音量で聞こえていたのはそれだったか。てっきり昇ってくるエレベーターに乗っている人の話し声かと思っていた。

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ダム下流側へ降りてみた。ほぼ全体が自由越流になっているが、中央部だけ越流部が低く出来ている。ここが常用洪水吐きらしい。

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中央横には、オリフィスゲートが2つあり、更に低い場所に環境用水放流設備主ゲート(引張りラジアルゲート)が設けられている。正面から見ると顔のようにも見える。

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季節的にそこかしこで曼珠沙華が咲いていた。

土師ダム

灰塚ダムから高速に戻る前に燃料を補給。高速を使って高田ICへ移動。ここには神楽門前湯治村という神楽の公演をしている施設があり、以前観に行ったことがあるが、今日もそっち方向へ分岐する車両が多数あった。自分はそれらとは逆方向に曲がり、南下。途中の交差点には案内板が充実して迷わず到達。

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いつもと違うルートだったため、ダム下流側からの堤体を見ることができた。

帰りは右岸側の県道で千代田へ抜ける。さすがに腹が減ってきたのでIC手前のローソンでサンドイッチを食べる。

千代田ICから中国自動車道へ入り、一路自宅へ。朝こそ肌寒さを感じたが、日中の気温はそこそこ上昇したので帰宅後使ったシャワーが心地よかった。

2日目

出発

服装は昨日と同じシャツ、トレーナー、インナー無しのメッシュジャケット。朝の肌寒さも似た感じ(山陽自動車道なので少し楽)。東広島~西条あたりは霧が出て、シールドも結露。

瀬戸田PA

渋滞を避けるために早く出発したため、大三島の最初のダム到着が早すぎる感じ、以前から気になっていた多々羅大橋の鳴き龍を体験しに行くことにした。

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鳴き龍現象について橋梁の製造メーカーのサイトで解析されている。多々羅大橋 鳴き龍現象

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瀬戸田SAから約1.2km、15分程歩いた主塔部がその場所。現場には拍子木も用意されている。反対側からきた自転車に乗った子供が走り抜けながら大きな声を出していたのも鳴き龍を試すためのようだ。

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思っていたより大きく、長い期間反響音が有り、歩いてきた甲斐があった。

台ダム

瀬戸田SAで鳴き龍を楽しんだ後大三島へ渡り、島の一般道を走って台(うてな)ダムへ到着したのは8時30分頃。カード配布は9時からなので、のんびりダム見学をした。

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ダム横の広場にダムの説明看板があり、横に音声ガイドのボタンが目に入る。何の気なしに押してみたら結構大きな音でたっぷり説明があった。学校とかの見学で使うのだろうなぁ。

来島海峡SA

来た道を戻り、しまなみ海道に復帰。3連吊り橋の来島海峡大橋を渡り、来島海峡SAで休憩。橋を眺めながら、塩ソフトとじゃこ天を食べる。少しのんびりし過ぎた。

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今治で予定経路から少し離れ、燃料を補給してから玉川ダムへ向かう。

玉川ダム

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天端へ行くには途中で分岐しなくてはいけなかったのだが、そのまま上の管理事務所へ行ってしまった。戻ってダム見学するのは諦めてそのままR317を松山方面へ。

この道は300番台であるが、おそらく松山と今治を結ぶ主力道路だろう。交通量も多く、走りやすい道だった。

松山市内で渋滞にはまり、更に遅延した。松山ICからは順調に進む。

野村ダム

松山自動車道を西予宇和ICで降りてからも特に障害なく野村ダムへ。これで本日の予定終了。

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同じルートを帰るだけ。と思っていたら、ダムの職員から、「鹿野川ダムは行ったか?」と聞かれた。以前行ったことがあると答えたら、ゲートが増えて云々と言われたので、ついでに寄ってみることにする。

鹿野川ダム

ルートは以前のコースと同じ。スムーズにダムに到着。事務所に行ってみると、ダムカード自体は変わっていなかった。

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貰った2012年の写真(1.1)と今のダムを見比べてみたら、左岸に発電所っぽいところに放水路が増えていた。(H26年11月完成の低水放流設備:ジェットフローゲートらしい)

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あとまだ工事中なのが右岸側に洪水吐を増設中(28年3月までの予定)。これが「鹿野川ダム改造事業」というもので、別のカードも作成・配布されたことがあるらしい。野村ダムの職員が言っていたのはのことかな。これは平日に工事の見学しないとだめなんだろうか。

ダム便覧の鹿野川ダムのページにある情報では、1.0と1.1でクレストゲートが変わっているが、これのことだったんだろうか。

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そのまま肱川を下り、内子町(五十崎内子IC)から松山自動車道を利用。伊予灘SAで土産を購入、松山ICで松山市内を抜けて、松山観光港へ。ターミナルが新しくなっている。

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乗ったのは、石崎汽船の旭洋丸。

乗り込み順が最後だった(呉上陸がまず始め、次に広島の乗用車、トラック、最後がバイク。)。シルバーウィークのせいか船内激混みで、ほぼ最後に客室に上がったら場所がなかった。

船内うろうろしていたら何とか二等の雑魚寝部屋に空きスペースを見つたのでそこで広島まで仮眠をとる。

混雑のせいか5分程度遅れて広島到着。

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2015秋MAP1

2015秋MAP2

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