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Last Update 2016.09.08

2012年GW 山口県南端ツーリング

 転勤で通勤でもバイクに乗らなくなってしまったうえ、色々多忙なため、軽い日帰りプチツーリングにした。

 比較的短距離で行ったことがないところとして、山口県の陸路で到達できる最南端である上関(長島)を目的地に選択。GW後半の適当な日と考えていたが、5日は岩国基地のイベントのため大渋滞が予想されることから、その前の4日に行くことににした。

ルート

広島~R2~岩国~R188~柳井~県道72~県道23~上関大橋~県道23~四代~白井田~戸津~中ノ浦~上関~瀬里家~上関大橋~県道23~平生~R188~柳井~R188~岩国~R2~宮島口~R2~広島

走行距離 250km

出発

 朝7時起床、天気などをざっと確認、タンクバックに地図とコンデジ、GPSロガーのみ放り込んで8時出発。

 出発直後に弱い降水があったが、そのまま走る。西バイパス上には、「宮島口まで10分」というような表示もあり、安心して走っていたが、いざバイパスからR2に差し掛かると、もう渋滞が始まっていた。10分ほど我慢したら宮島口への車列と別れることができ、ペースを取り戻した。岩国で左折、R188で南下を続ける。

柳井~室津半島

 岩国を過ぎてから30分ほど走ると、「潮風公園みなとオアシスゆう」という看板が目に入ったので、そこで小休止。

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 再出発してすぐに船の形をした建物を発見。通り過ぎざまに表示を見ると、「由宇歴史民俗資料館」とあった。更に南下、大島大橋をくぐり柳井でガソリンを補給してから県道72へ左折。左手に周防大島、右手に大星山の風車を見ながら室津半島を南下、阿月トンネルを過ぎた先で半島の反対側へ山越えをする。そこは尾国というところ。室津半島の西側はそのまま周防灘とイメージしていたのだが、半島の西側に北から馬島、刎島(はねしま)、佐合島、長島と島々が連なった風景。山口県も離島が多いんだなぁ(この島々は熊毛群島と言うらしい。)。海岸沿いを南下すると、「万葉の碑」という看板が目に入った(ここの可良の浦参照)。先を急ぐわけではないけれど、そのまま素通りして更に南下を続ける。対岸に長島が迫ってきた所に室津(竹ノ浦)展望施設があり、小休止。

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ガードレールがオレンジなのが、さすが山口県。

更に南下すると、上関海峡温泉「鳩子の湯」がある。ここへくる観光バスが結構多いようだ。「鳩子」というのは、昭和49年にNHKで放送された連続テレビ小説「鳩子の海」の子供時代の舞台が上関であったことにちなんだもののようだ。(こちらは上関町商工会の記事)

四代(しだい)へ

上関大橋を渡り、一旦港へ降りてから、四代をめざして山道を走る。蒲井という集落を過ぎてしばらくすると、前方に目指す集落が見えてきた。

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更にバイクを進め、四代(しだい)に到着する。

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ここが自走でこれる山口県の最南端の集落ということになる。柳井から上関やここを経て祝島というところへ定期船が出ているのだが、四代から見ると反対側、山の向こう側になるため、祝島を望むことはできない。ここに町営バスのバス停があるが柳井医療センターへむけ、日に4便だけという状態。こういう土地だと車は必須だな。

バイクを上関港へ向ける。途中、島の北側のルートに入り、白井田から戸津へ抜け、北の端の中ノ浦まで行ってから、上関へ戻ることで、島の外周を巡る主要道路は走破したことに。上関城山歴史公園へ登り、少し高いところからの風景を楽しむ。

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昼ご飯とお土産

昼ご飯は、山口県最南端のレストランとして色々なサイトで書かれている瀬里家というところへ行った。

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皆同じ考えなのか、GWで帰省してきた家族を連れての地元の人か不明だが、結構な混みよう。順番を待つ間、海に面したデッキで島を眺めて過ごす。

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和風の日替わりの定食。美味しかった。

腹ごしらえが済んだので、今度は家族へのお土産。再度港へ降りて、上関水産へ。

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やはり「鳩子」を冠した天ぷら(鳩子天ぷら)。一袋300円也

帰宅

土産を買ったので、あとは帰るだけ。上関大橋を渡り本土側へ、タイミングが良いと橋をくぐる内航船を見ることができる。

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この写真の船は小さめだが、これより大きな船が通るときはなかなか迫力がある。

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本土側にはもう一つ目を引く建物があった。四階楼(しかいろう)と言うもので、昔の汽船問屋の建物らしい。

半島の西岸を北上し平生へ抜けてから柳井へ、そのまま岩国からR2をひた走る。宮島口手前で20分ほど渋滞に巻き込まれつつ、帰宅。

2011春MAP

2011春MAP(close-up)

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