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Last Update 2016.09.08

2010九州ツーリング
(しまなみ・やまなみ)ツーリング

今回の夏のツーリングは熊本から阿蘇を走り抜けて別府温泉に投宿しようというのが基本計画だった。

最終的なルート選定の結果、ツーリング名称がタイトルの通りになった。

大分県別府市と熊本県阿蘇市一の宮町間を結ぶ大分県道・熊本県道11号は九重連山を走り抜ける有名なドライブコースで、通称「やまなみハイウェイ」と呼ばれている。
また、本州四国連絡橋(尾道・今治ルート)は、高速道路としては西瀬戸自動車道という名だが、通称「しまなみ海道」と呼ばれている。

別府温泉からの帰路を、フェリーで四国に渡り、しまなみ海道を走ることで、「やまなみ」と「しまなみ」を両方とも制覇しようというプランになった。

概略ルート

1日目:558km
山陽自動車道~中国自動車道~九州自動車道~<熊本>~R57~北登山道~阿蘇パノラマライン~阿蘇山公園道路~阿蘇火口~阿蘇パノラマライン~阿蘇駅前~R57~<宮地>~P11(やまなみハイウェイ)~九重"夢"大吊橋~P11(やまなみハイウェイ)~<湯布院>~P11~<別府>

2日目:340km(海路67km含まず)
<別府>~大分自動車動~東九州自動車道~<臼杵>~九四オレンジフェリー~<八幡浜>~R197~<大洲>~松山自動車道~今治小松自動車道~西瀬戸自動車道~山陽自動車道

1日目

出発直前にバッテリーの充電系のトラブルに見舞われ、出発が危ぶまれたが、なんとか前日に修理完了。予定どおりに出発が可能になった。荷造りの後、早めに就寝。

当日、朝4時に起床、天候と道路交通情報を確認する。一応自分の日程には直接影響はないはずだが、台風9号の動向がちょっと気になる。

日の出前の5時頃には出発。一路西へ向かい暁を背に走る。天候は少し雲が多めの晴れ、ウェアは日の出前後の冷えた頃に少しだけ肌寒く、あとはちょうどピッタリであった。

高速道路は順調で、熊本には10時半頃には到達。そのまま阿蘇へ向かう。途中、一時渋滞に巻かれてペースが落ちたが、それ以外は快調だった。少し早めだが、山頂に向かう前に、コンビニで昼食を済ませる。

赤水登山道路進入前セブンイレブン阿蘇下野店

登山道に入ると徐々に高原らしい気温になり、心地よい清涼感を感じつつ山頂へ向かう。山頂への有料道路は火山ガスの状態によっては通行止めになることがあるそうだが、この日は問題なく、山頂駐車場に到達できた。西火口の噴煙はすごかった。

中岳第一噴火口 草千里展望所

火口を後にし、草千里や草を食む牛などの光景を眺めながらやまなみハイウェイに向かう。

九重"夢"大吊橋・中村側から次の目的地は「九重"夢"大吊橋」。人が渡る吊り橋としては日本一だそうだ。往復通行券(500円)を購入して渡ってみる。みんな結構揺れる揺れると騒ぎながら渡っており、吊り橋効果も高いかもしれない。

狭霧台から湯布岳を望むここからは一路別府へ向けて県道11号をひた走るのだが、湯布院からの山越えの道など、楽しく走ることができた。

宿で荷物を置いた後、泥湯へ入りに行った。ちょっと不思議な感覚。その後、ホテルの温泉にも入ったけど、入り直したら泥湯の効果ってなくなるのかなぁ...


2日目

別府湾に昇る朝日投宿したホテルは、屋上に露天風呂があり、別府湾に昇る朝日を見ながら入ることができる。で、昨日に引き続いて日の出より早く起き出し、露天風呂に再度入りに行った。残念ながら台風の影響らしき雲が流れてきていて、朝日は拝めなかった。結局、別府で3回温泉に入ったことになる。

ランプ開放状態の「おれんじ四国」台風の影響を確認したが、雨の範囲は九州南部、陸路での戻りの可能性も考えたが、雨の可能性が高かった。これに対してフェリーは通常運航をしているので、台風から離れるという意味でも、当初予定どおり、海を渡ることにした。

臼杵港に移動し、フェリーに乗船、八幡浜へ向かう。

2等船室豊後水道は風とうねりが高かったが、スタビライザーの効果もあり、快適な船旅だった。早起きした分、船内の2等船室でぐっすり寝た。
豊後水道・台風のうねり?

上陸後は松山道からしまなみ海道へ、本州四国連絡橋のなかでも、しまなみ海道はいろいろな形の橋~来島海峡大橋の三連吊り橋、多々羅大橋の美しい斜張橋などなど~があり、見て楽しい。

来島海峡大橋 多々羅大橋

山陽自動車動に入り一路広島へ、無事予定どおり帰宅。

阿蘇周辺ではすれ違ったバイクはみなピースの返しが来て嬉しかった(これもバイクツーリングの楽しみ。)。

しまなみもやまなみも満喫できた良いツーリングでした。

2010夏MAP

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