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Last Update 2011.09.10

2009年秋 山口一周ツーリング

秋のツーリングは、ぐるっと山口。主要目的地は、本州最西端と笠山

ルート

広島~山陽自動車道~山口JCT~下関IC~下関駅~R191~県道245~毘沙の鼻~県道245~R191~県道261/35~R491~県道34/281/286~R191~萩~笠山~R191~益田~R191~戸河内IC~中国自動車道~広島北JCT~広島JCT~山陽自動車道~広島

走行距離 約500km

LOG

今回はルート案も日程もいい加減。ざっと地図を見て高速利用で下関、毘沙の鼻、そこからは一般道を走って萩、笠山へ、そして、山口経由で高速に戻って帰るというラフなもの。道もまじめに覚えていない。

装備はタンクバックのみの軽装備。天気予報では雨もなさそうだったので、雨具も入れない。~力抜きすぎ。~

8時過ぎに出発。雲が多い感じではあるものの天気も良い。夏の服装だったため肌寒さも感じたものの、9時頃には快適になった。

中国JCTを過ぎ中国自動車道へ入る頃、美祢ICで1kmほどの渋滞の表示があった。秋吉台に行く車で出口が混んでいるんだろうな...と思い進行すると、美祢ICの4kmくらい手前から速度が落ち始める。「出口の車のはずだから…」と追い越し側の車線に入っていたのだが、こちらも動かなくなる。ログの記録間隔の関係で速度0kmは記録されていないが、流れたり止まったりを繰り返し実際には何度も足をついた。IC出口が近づき流出車両が路肩に並び始めると急に流れが良くなった。おそらく、追い越し側にいて美祢で出たい車が走行車線に入れず止まってしまったとか、流出列から追い越し側に出て後続がブレーキをかけたりして発生したのではないかと思う。

下関ICでは、料金所混雑のような表示があり、不思議と2車線ある出口の1車線のみ車列があり止まっている。こういう時空いているレーンに入りたくなるが、先で入れてもらえなくなるのでおとなしく混んでいるレーンにとどまる。

しばらくたって料金所が見えると、びっくり、上り下りの両方がたった1つのETCレーンに向けて大渋滞。ほかの一般料金所はガラガラ。多くの車両はファスナーの合わせ目のように交互に入りながら列を待っているのだが...

関門トンネルがリフレッシュ工事で全面通行止めになっている影響もあるように思える。(ETCレーンだけの混雑なので必ずしもそうは言えないかもしれないが...)

最近ETCレーンは2レーンくらいあるICが増えてきたような気がするのだが、あれだけ大きなICで1レーンなんてのは信じられん。

ここから一般道を通って毘沙の鼻へ向かうのだが、下関市内も結構渋滞に巻き込まれた。全体として当初の到着予定から1時間余り遅れたことになる。

吉母交差点

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毘沙の鼻(展望台)

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正面に見える蓋井島と駐車場から展望台へ至る道

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看板の奥には「本州最後の夕日が見える丘」という碑もあった。

さて、くーまんチェック。またしても圏外と山口県画像のみ。一度だけ福岡背景も出た。

恒例の勝手ご当地

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次は萩へ向かう。

一旦R191に戻り、北上。そのまま海沿いに走る案もあるのだが、以前走ったことがあるし、角島近辺が混んでいるのでは?という恐れもあるので、走ったことのない内陸へ向かうことにし、川棚温泉の入り口で右折。県道と国道を走り継いで菊川を経て、北東へ向かう。

ツーリングマップルのおすすめルートをそのまま走るつもりだったのだが、県道34号の深川湯本へ抜ける道が通行止めになっており、急遽俵山温泉から県道281号を経て長門の西側に出るルートに変更。一時停車してルートの確認をしているときにもう通過してしまった場所に熊野山公園というのがあったのに気づいたが、戻らずに進む。

狭い山道を抜けてR191に再合流。長門市内は以前青海島へ行ったときに走ったので2度目。長門市街を抜けると、萩・三隅道路に上がり、萩へ向かう。

萩市街地を抜けしばらく走ると、笠山への分岐案内が出た。

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笠山というのは、標高112メートルの日本一(萩市のサイトでは東洋一とも書かれている。)小さい火山。そして、麓には明神池という池がある。明神池は溶岩と砂州で形成された汽水湖で、池の中にマダイ、イシダイ、クサフグ、コノシロ、ボラといった海水魚が住んでいるとのこと。

まず、笠山山頂へ向かい、山頂付近の駐車場にバイクを置き、くーまんチェック。

ここもダメ。再び勝手ご当地

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展望台で日本海を眺めてから火口を一周。火口に降りることも出来た(一部は平成16年の台風で崩落したとのことで立ち入り禁止になっている。)。

火口と火口壁尾根周回道

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その後明神池に降りて池の中の魚を見た。池の売店で魚のえさを売っており、観光客が餌をまくので、魚が水面に寄るのだろう。そのチャンスを狙ってトンビ(?)が空を舞っている。

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見るもの見たので、帰路につく。笠山からR191に戻るとき、案内板は当初考えていたルートと逆の左(益田側)に広島と表示があった。調べていないルートだけど、この表示に従ってみることにして左折。

この頃少し雲行きが怪しくなっていたが、直ちに降るという感じではなかった。念のため、携帯電話などをタンクバックに入れておくことにした。

案内標示ははそのまま海岸沿いを益田まで導いた後、安芸太田までの山道へ誘導していた。安芸太田まで行けば高速道路に乗れるが、それまでは山道を走る必要がある。益田で休憩したのは1740頃、広島市まで100km余り。広島市で計算した日没は1810頃で30分くらいは明るいとしてもかなりの時間好きでない夜走りを知らない山道でしないといけない。これはまずい。
かといって、無理なことをするとかえって危険なので、ペースに注意しながら案内に従うことにした。

山間に入ると、いやな雰囲気が増し、雨も降り出した。暗い山道に雨かよ!!まいった。

特に酷いのは対向車線のヘッドライト。最近の車はライトが強烈なのでかなり眩しくて見づらくなる。それに加えてシールドの雨粒での乱反射も加わり見づらさを倍加する。視線を逸らすなど頑張るが、対向車とすれ違う直前は一瞬ものが見えなくなる。かなりひやひやしながら走った。

日中走行時には気にも留めない道路脇のオレンジの反射板の付いたポール(視線誘導標)。先行車がいないときにハイビームにすると、これのおかげで道がどうなっているか良く分かる。街灯もない暗い山道では特にありがたい施設だ。

ところがこの道ばたのポール。県境を越えた広島県側はまばらにしか見えなくなった。よく目を凝らして見ると、草が茂って隠されているようだった。広島県側の国道事務所さん。管理をお願いしますよ。

なんとか、安芸太田までたどり着き、高速に乗る。高速道路はこういう面でも施設が充実しており安心して走れる。

久地PAで最後の休憩をし、帰宅。

反省

長距離なら計画はきちんとたてましょう。
今日は逆向きにすれば山道は明るく、うまくすれば夕焼けの毘沙の鼻ということも可能だったはず。

2009秋MAP

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