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Last Update 2010.12.29

2009年GW 徳島ツーリング

今年のGWのツーリングは、再び四国。
じぇっと(Jetstream31)さんからの情報による、くーまんスペシャル画像をGetのため、徳島県徳島市の弁天山が目標地点。また、ETCの上限1000円のおかげで遠回りをしてもガソリン代しか掛からないので、この際明石海峡大橋も走ってみる。

ルート

広島~山陽自動車道~倉敷JCT~早島IC~瀬戸中央自動車道~坂出JCT~高松自動車道(東)~白鳥大内IC~R318~土成IC~徳島自動車道~徳島IC~R11~R55~県道138/210~弁天山~県道210/209/136/203~R55~R11~鳴門IC~神戸淡路鳴門自動車道(R28)~<大鳴門橋>~<明石海峡大橋>~垂水JCT~布施畑JCT~神戸西IC~山陽自動車道~三木JCT~山陽自動車道~岡山JCT~倉敷JCT~山陽自動車道~広島

走行距離 約720km

実施日は、天気予報のほかドラぷらの渋滞予測も参照して、自分の利用ルートの混雑が少ないと思われる4日に決定。

去年の四国ツーリングよりも走行距離が長くなること、ETCの上限1000円の恩恵を受けるために休日のスケジュールであるので、混雑も予想され、渋滞予測での混雑時間帯には山陽自動車道を抜けるように7時前には出発することにした。

装備は身軽に、タンクバックのみ。いつものように雨具、コンデジとGPSロガーを入れてある。

連休初日にほんとに久しぶりにカーシャンプーやらワックスまで使ったピカピカの車体でのツーリング。

小谷SAで休憩、最新のSA情報等を入手すべく、奔放を手にしてバイク際まで戻って開くと、真ん中の地図がない。確かに、地図以外いらないというのはわかるが、中抜きは迷惑だ。やむなく、別のセットを取りに再度インフォメーションへ。

尾道あたりで雲行きが悪く、肌に感じる空気が湿っぽい。そのうちシールドにポツポツ雨滴がつくようになる。出発前までのWeathernewsでは、夕方にわか雨の予報はあったが、午前はなかったような気がする...

燃料補給と道路情報を入手すべく次の福山SAでも休憩。ついでに携帯で雨雲レーダーを見て、たいしたことはないと判断してそのまま走り続けることにする。

路上の渋滞情報では倉敷JCTから先に渋滞とあったが、ここで山陽道から離れる予定の自分には影響は少ないはず。倉敷JCT手前で、少しペースが落ちたものの、JCT分岐部分には影響はなく、そのまま瀬戸中央自動車道方面へ、分岐の頃には本線は完全停止していた。

瀬戸中央自動車道も、上り側は大渋滞。それを横目に四国を目指す。

途中与島PAへの出入りが混雑している関係で、その手前でかなり速度が落ちたが、そんなに長いことは続かなかったので、橋の景色がゆっくり楽しめたという感じ。与島PAには前回降りたし、混雑する中降りても時間の無駄なので、そのままパス。坂出JCTから高松自動車道(東)へ入る。

高松自動車動(東)は渋滞ポイントがある。これを回避するために、かなりの大回りになる高松自動車道~徳島自動車道という案もあったのだが、結局(東)ルートへ行くことにした。

最短(最速)ルートで考えると、板野ICで降り、藍住ICから徳島ICまでもう1区間乗るという案になるのだが、板野までが特に酷い渋滞区間なので、白鳥大内ICで降りてR318ルートで徳島へ入ることに変更した。一般道を流して走るペースではあるが、渋滞に巻き込まれることなく快適に走ることができた。

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途中、熊の字に惹かれて四国霊場8番の熊谷寺に寄る。空振りなのは当然。

土成ICから徳島自動車道に乗り、徳島市内を通過して、目的の弁天山へ到着。 画像
画像 ここは、じぇっと(Jetstream31)さんから教えていただいたポイントで、国土地理院認定の日本一低い山とのこと。

日本一低い山としては、大阪の天保山の方が有名なんだが、天然の山として、国土地理院の2万5千分の1地形図に収録されているというのがこの山の特徴。


弁天山山麓周回道(笑)を裏側に回ると、いかにも岩という感じの断面が見える。

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弁天山とバイクを一緒に写真をとろうと思って周りを見回すと、道が狭いので、通過車両が来ないことを願いながらしばらくの間鳥居近くに置かせていただき、あわてて撮影。すぐに弁天市駐車場の方へ移動させた。

この日は市場休みということもあって訪問者が少なかったが、市場営業日はもっと車が多かったかもしれない。

さて、昼ご飯。徳山市内のローソンで、弁当を買う。唐揚げに阿波尾鶏を使っているというもの。(一応ご当地物になるのかなぁ?)

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ライダーの燃料補給のあとは、バイクの燃料補給。地図とのにらめっこだと、山陽道の最初のSAまで走れる可能性もあったものの、念のために徳島で満タンにすることにした。

補給後鳴門ICへ走り、神戸淡路鳴門自動車道に入る。渋滞予想どおり、上り側は板野までなので、鳴門から上りは快調。逆に下り側は大渋滞。

淡路島南PAで大鳴門橋を見物する。当初はここで一旦出て展望台へ行こうかとも考えたが、そこへ至る道がかなり混んでいるのが大鳴門橋の上から見えたので、やめた。橋の上から、なんか渦の縁かなというものは見えた。

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家族への土産はここで購入、明石海峡大橋を目指して北上。途中、子午線を通過するというような看板が見えた。淡路SAで明石海峡大橋を眺める。

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吊り橋に使っているケーブルの展示と、土台部分にケーブルの太さ比較。
左から明石海峡大橋、南備讃瀬戸大橋、大鳴門橋、因島大橋

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下り側にある大観覧車

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明石海峡大橋は橋長3,911m、中央支間長1,991mの世界最長の吊り橋ということで、走り応えもあった(それまでの国内最長吊り橋が南備讃瀬戸大橋の橋長1,648m、中央支間長1,100m)。

本州に戻り、垂水JCTで大阪へ向かう車線は渋滞が始まっていたが、山陽自動車道向けは快調、特に影響を受けなかった。

山陽自動車道で前の自動車の左後輪が変なことに気がついた。少し見にくいがエアーが少なくタイヤがつぶれている感じ。バーストされたら怖いので、タイミングを見て前へ出る。それからPA/SAを2つくらい通過して、もう気がついてタイヤ交換なりしているだろうと思ったが、まだそのタイヤのまま後ろのグループにいた、しかも追い越し車線に入って抜かしに掛かってきた。抜かれるとき、その左後輪を見たら、明らかにタイヤが変形、ウォールは真ん中あたりがくびれたような感じで、トレッド面も波打っている。パンクなのかエア圧不良なのかは分からないけれど、あんなに恐ろしいタイヤは初めて見た。あんな状態で運転してなんにも感じないのだろうか。

ETC1000円に釣られた(自分もその口ではあるが)普段高速道路を利用していない道路の状況を見ていないドライバーが多くて怖い。自損事故を起こすのはその人の勝手だが、その結果通行止めや渋滞になったり、他人を巻き込んだら迷惑だ。

岡山に入る頃、本郷のあたりで事故による車線規制と渋滞の表示が出る。吉備SAで情報を集める。ここでなら、遠回りになるが中国自動車道経由で広島に入ることも不可能ではない。しばらくNAVITIMEの情報を眺める。

事故処理の車線規制はなくなり、渋滞の長さに変化がなくなった(とはいえ15~17kmと表示されている。)ことから、自分が事故現場周辺に到着する頃にはそれなりに解消されているだろうとの見込みで、山陽自動車道をそのまま進むことにした。

路上で渋滞に巻き込まれるのはつまらないので、SA等でゆったりで時間を稼ぐことにする。

福山SAでも渋滞情報の続きを見つつ、最後のライダーとバイクの燃料補給をし30分ほど休憩。その調整の甲斐があり、渋滞部分は40km/h程度で流れていた。

最後の最後に少し渋滞に巻き込まれそうになったが、なんとか渋滞知らずで帰着することができた。

2009年GW MAP

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