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Last Update 2002.02.26

Lotus Super Office

WordPro

 ワープロです。

 機能として始めて見たと感じたものは、印刷時に縮小する袋とじ印刷です。一太郎の時代から袋とじとは、B5の用紙で袋とじをするとB4になるのですが、A4で袋とじにしてA4にできるという機能があって面白かったです。(もしかして、今は当たり前の機能なのかなぁ。使う用がなかったので気がつかなかっただけ?)

動作研究

HTMLファイル読み込み時の注意

 テーブルを多用しているHTMLファイルを読み込んで、ふつうの文書スタイルにしたとき、表の定義に注意が必要!!
 矛盾する設定が出てくると即座に吹っ飛びます。たとえば、セル幅が固定値で合計がページ幅よりも大きい場合、表はマージン間一杯以外の状態であればなんとか編集可能です。しかし、表をマージン間一杯に変更しようとしたとたんに不正処理で倒れてくれます。また、この状態で保存しようとするとやっぱりダメ。
 回避するためには、まずセル幅を固定のままマージン間に収まるサイズに縮小したのちに、マージン間一杯に変更するという手順を守ること、怪しい表の回復作業が終わるまではセーブもできないという細心の注意が必要です。ワードプロから表を作成した場合はこのような列幅変更は無視されます。(用紙レイアウトを横から縦に変えたら同じ事が起きるかと思って試したけれど、起こらなかった。ということは、HTMLからの読み込み時に生成する情報がおかしいのだろうか。)

表の全ページ配置

 これ、表がすべてのページに(まるでヘッダーのように)表示されるというオプション。なんの効果があるのかと思ったら、このセルにページ番号フィールドを挿入するとちゃんと各ページでインクリメントされる。すごい。ヘッダーその2だ。ISOとかで文書管理をするときに各ページにこんな様式を入れるケースが多いみたいだけど、こんな目的にも使えそうな感じ。当然、ヘッダー内にも表は作成でき、同様な機能を実現できる。ヘッダー領域の方が部の名前とか使用できるフィールドが簡単に指定できる。当然パワーフィールドを使えばヘッダー領域でなくても使えるけど...
ま、二種類のヘッダーを使い分けることが可能と言うことかな。

ファイル挿入

 文書の挿入点に別のファイルから読みこむ機能は、[ファイル]-[ファイルの呼び出しと保存]で、「オプションの選択」で「挿入点の位置に挿入」を選んで[呼び出し...]ボタンをクリック。挿入というメニューがないのでかなり探した...

スマートマスターの変更

 [ファイル]-[スマートマスターの変更]で、適用するスマートマスターを選択して[OK]をクリックする。
 これはいわゆるテンプレート。

ステータスバーの状態ボタン

 他のワープロと同じく、挿入/上書きの状態はステータスバーに表示されるようになっている。
 ワードプロのステータスバーは、ボタンとしても動作し、スタイルや文字の基本的修飾はここからすべてできてしまう。このなかで、挿入/上書きはどのような扱いになっているかというと、「状態」というボタンの選択肢の一つとなり、日時、作成者などの文書情報と選択して表示するようになる。インストール直後のデフォルトが何だったのか覚えていないが、この表示を挿入/上書き以外に切り替えてしまうと、キーボードの状態がわからなくなり間違ってオーバーライトすることしばしば。
 キーボードの状態と文書の状態は明らかに違うのだから、別のボタンにしてほしいような気がする。そうでなければ、挿入点のカーソル形状を変えるとかの配慮が欲しい。ステータスバーはボタンの追加や削除などのカスタマイズはできないので、エキスパートのようにインストールしなかった機能のボタンがいたりするので場所の無駄、これこそそのスペースにもう1つの状態ボタンを配置できれば、他の文書情報を安心して表示できるのに...
 現状からすると、他の文書情報は一瞬表示してまた消す(メニューから文書プロパティを見るより早い)くらいの使い方なのかな

スマートマスターの変更

 [ファイル]-[スマートマスターの変更]で、適用するスマートマスターを選択して[OK]をクリックする。
 これはいわゆるテンプレート。

現象対処
メタファイルの取り扱いメタファイルに日本語テキストが含まれていた場合、これをワードプロ作図に変更すると文字化け

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1-2-3

 DOS版の時代は圧倒的なシェアを誇っていた表計算ソフトです。

 タブを利用した複数シートを扱うことに一番乗り遅れ、最後発である現バージョンでも、ExcelやQuattroProの数年前のバージョンに見劣りする部分も多々ある。何でも最新機能があれば言いというものでもないが...

動作研究

強力なノートブッククエリー

 これは強力だと感じました。実は裏でアプローチが動いているらしいんですが、クエリーはかなり実用的な感じです。シート上にアプローチのオブジェクトができるようですが、その結果はシートのセルとして参照できます。

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Approach

 リレーショナルデータベースです。

 データファイル自体は特別な形式を持たず、dBASE III+、dBASE IV、Paradox、Foxproといった有名どころのファイルをそのまま利用する形です。アプローチファイルというフォームや、マクロ部分を管理するファイルは存在します。

 アクセスやParadoxのクエリーベースの動作に長年浸ってきたので、何か検索したりするのに「クエリーはどうやって?」という習性が身についてしまいましたが、アプローチは違うようです。

 がんばって研究しましたが、挫折しました。RDBとしてマルチテーブルなフォームを作成して編集する分には、とっても良い感じがします。検索もフォームそのものが検索画面になるなどインターフェースとしては良いのだと思います。が、そこまでのようです。例えば住所録管理の場合、私はある個人への年賀状送受記録を別テーブルにして特定の年に受信した人は次回送る選択などをさせていたんですが、この動作がうまくできない。検索条件を設定するところまではなんとかなったと思うんですが、そこから一気に値の置換ができないんです。ParadoxやAccessなんかのSQL的な更新や挿入作業ができるんなら、1コマンドで一瞬ですわ。で、もともと興味もあったのでDelphi6 Professionalを買ってこれからRDBアプリケーションを作成する方向へ進むことにしました。

動作研究

データの移行

 Paradoxからも行けそうに見えたのですが、OLEオブジェクトなど移行できない部分が少なからずあり、その辺でトラブったので、最小限機能のテーブルとしてdBASE形式にParadoxからエクスポートし、Approach側から開きました。その後、エクスポートできなかったデータ(フィールド)をApproachから拡張し、1レコード1フィールドずつクリップボードを介して移行しました。(これはデータが少なかったからできた技ですな。)

クエリーの代り

 クエリーの代りには「ワークシート」と「名前付き検索」を使います。
 アプローチでは、ビューというデータベースの実態とは違うワークシートを作成できます。一覧表形式のフォームとか、クエリの実行結果と考えてもいいです。表示するフィールド、並び順、計算フィールドなどをシートの目的に応じて設定・保存できます。当然、連結によって複数テーブルからの連結結果も表示可能です。
 このシートの作成時にレコードの絞込みを設定はできません。これには「名前付き検索」を利用します。「名前付き検索」は、データベース全体で共有できる検索条件で、特定のビューで有効にすると他のレポートやシートでもその状態になります。
 名前付き検索を利用してシートをクエリのように使うには、ビューインマクロを設定する必要があります。ワークシートにはマクロイベントとしてビューイン、ビューアウトがあり、このビューへ切り替えたとき、他のビューへ切りかえるときに動作するイベントマクロです。このビューインへ、名前付き検索を実行するようにしたマクロを作成して登録すれば、クエリーと同じ状態になります。

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Freelance

 プレゼンテーションソフトです。

 まだ使い込んでいませんが、これから操作できる組織図がまたしょぼい。プレゼンスライドに乗せるのにそんなに細かいものは不要といえば不要(どうせ読めなくなる)だけど、スタッフ職は最上位職の直下に1名しか入れられない。最上位の上位に追加できない。など、制約が多すぎかな。

動作研究

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