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Last Update 1999.11.09

CORELとの出会い

 以前、私はMicrosoftの製品の早さ、多機能さが好きでした。しかし、Access2.0から95/97への事例をはじめとするバージョンアップの際の異常なほどの移行の苦しみを経験して「高機能でも使えない」と感じ、だんだん愛想が尽きてきました。しかも、サポートは実質受けられないという状態です。(1)

 一太郎はVer.4/5の頃までは好きでした。しかし、Wordに触れて一太郎はタイプライターの延長の”固定サイズ活字の清書用ソフト”であることを認識しました。表の列や行の追加の面倒くささ、TTフォントを使った多彩な文字サイズの恩恵を得るためには著しく速度の落ちるモードで作業をする必要があるなど、自分の好みと異なると感じました。(2)

 先に述べたように、MS製品は嫌いになった。一太郎とは相性が悪い。と思っていたら、超マイナーながらWord Perfect(ワープロ)、Quattro Pro(表計算)、Paradox(データベース)、Draw(ドロー系グラフィックソフト)等がセットになったCOREL Office Professional 7Jを見つけました。(3)

 メジャーソフトの良いところは情報が多いこと。本屋へ行けばマニュアル本の山、使い方でもマクロリファレンスでもなんでもある。マイナーソフトはそれが無い。作っても売れないのか、作らないからか。マクロリファレンスに至っては製品にさえ付いていないし。オンラインヘルプは英語(;_;)。

 でも、たった数種のソフトによる寡占状態で良いのでしょうか。ファイルの互換性、ごもっとも。でも、互換性って誰と保つのでしょうか。いざとなればハードコピーを添えてのHTMLでもプレーンテキストでも何とかなるし、そのためのHTMLなわけですよね。(もっとも、HTMLも各ブラウザがタグを勝手に独自拡張して各々がデファクトスタンダードを目指しているのですが、互換性のないタグは無視されるだけだからまだ害は少ない。)

 なんの検討も無くプリインストールされている数で互換性を考えないといけないなんておかしいですよね。どうせ、LANでもアプリはそれぞれの端末が持っているんだから、好きな道具を使わせて欲しいです。

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