基礎番外編

それは5月5日夕方の日参の時が始まりでした。

基礎の型枠がはずれていたので、わーいと写真をパチパチ。

すると んっ??

フーチング部分にコンクリートがあまり詰まっていなくて穴がボコボコしているのを偶然見つけました。

下記の写真ですが白いプラスチックのスペーサーが見えています。

あと5月5日の日記にもありますようにフーチングは幅が狭い箇所がありました。

 

 

 

へーベルハウスの工事課さんはあいにく連休中で、連絡がつきません。

5月6日の朝になり、やっぱり不安(笑)・・・・今日埋めるかも??

そこで営業のKさんに電話しました。基礎幅の狭い部分はまったく心配ないとのお返事でした。^0^

その後、他の方のHPを見たりしているとやっぱり・・・・・・?

 

夕方、現場へ日参しましたら、「うー綺麗に土が埋め戻されている・・・・・・」

あの穴は補修されたんだろうか??

そうだ設計のIさんに電話してみよう!ぴょんの家を設計してくださったIさんは基礎のことも十分ご存知なはず!

 

IさんはぴょんのHPを見てくださっていて、「あの穴の事ですよね。見させていただきました。

設計的には良いとは言えないので、監督のTにも連休開けに言おうと思ってたんです。」

 

「でもー今日の夕方見にいったらもう土が埋め戻されていたんですぅ・・・・」と情けない声のぴょん・・・・

 

「んーそうですか。でもちゃんと写真も綺麗にとっていただいてますし。ちゃんと監督のTに言っておきますので

大丈夫。安心してください。基礎幅が狭いところは多分構造上フーチングのいらない部分だと思います。」

とのお答えをいただきました。

 

 

 

★基礎のフーチング幅が狭い部分は構造上フーチングのいらない部分でした。

 ぴょんの早とちりでした。いらない部分にも余分に基礎があったので、足らないの?と間違えました。

 

その夜、トーに基礎のことをいろいろ説明して「なあどう思う??」とかブツブツ言っていたら、

トーが「穴が空いていたら、何があかんのや??!かまへんやろ!」と大胆な発言を!!

その後夫婦喧嘩に・・…^^;

 

翌日7日の朝からトーに「現場へ行って来て!日曜日やで誰もいないかもしれへんけど、いたら穴を埋めたのか?

どうか聞いてきて!もう!」と聞いてきてもらいました。

 

 

トーが行ったら、基礎の立ち上がりの部分の細かい穴をモルタルで埋めている作業をしてみえたそうです。

フーチング部分の穴の事をたずねると、「それはどうしてもできる部分だし、土に埋まって見えないから何も補修は

しないよ。強度的には問題ないよ」とのお返事。

 

 

「はあ?? I さんもあれはちょっと・・・・って言うてはったやんかあ!そんなん私かって、

しっかり見てないでぇー もっとたくさんあるかもしれへんやん!錆びは大丈夫ですか?て聞いたん?」とぴょん

 

職人さんが下のほう基礎は補修せーへんと言うたら、素人がそれ以上 言えないやろー、立ち上がりの細かい

気にせんでもいいような穴まで丁寧に補修してみえたんやで!下はもういいぞー。

気になるんやったら夕方掘り返したらえーやんかあ、もう時間ないで行くわ!」とトーはラグビーの試合へいきました。

 

掘り返すって何??言い合いの途中でほったらかしにされて、私はちょっとプンプンです!

 

 

8日にTさんが説明に来てくださいました。

写真のジャンカは強度的には問題が無いとのこと。また錆びに関しても中の鉄筋までには影響が無い事。

また直接、雨風にさらされることは無いので、立ち上がり部分のような補修は通常はおこなっていないとの事。

でも100%問題ないか?と言われると1%ぐらいは問題があるとの事。

具体的に言うとTさんが自分の家を建てていて、上記の写真のジャンカがあってもまったく気にしない。

その程度の物であるとの事でした。

 

「しかし、お客様に不安が残るようではだめですし、満足していただきたいので、上司とも相談してきまして

全部土をかき出して、チェックし、穴があいている箇所があれば補修させていただこうと思います。」とTさん

 

「えっ!!全部ですか??なにも全部していただかなくても・・・ものすごい手間でしょ?」とぴょん

 

「いえ、全部させていただきます。うちの手間とかは全然考えていただかなくても大丈夫です。

それよりお客様に不安が残るようではダメなので。ご満足していただくほうが大事です」とTさん

 

「でも・・・・・そんなに強度的には大丈夫と教えていただいたし・・・・せっかくもう埋めてもらっているし・・・」

 

「いえ、気になさらないで下さい。後でやっぱりあの時やってもらってよかったーと喜んでいただいたほうが

うちはそれでいいんです。」とTさん

 

その後しばらく押し問答が続きまして、結局 写真の箇所を中心に大体掘るというところに落ち着きました。

普通と逆の嬉しい押し問答でした。

ぴょんは営業さん、設計さん、現場監督のTさん、そしてへーベルハウスという会社をとっても信頼しております。

その信頼しているTさんから強度的に問題が無いというお返事をいただくと、じゃあそのままでもよいかな?という

気分になります。

でも、1度不安になった施主の気持を1番に考えてくださって掘って穴を補修してくださる。

人間のする仕事なので100%は無い事はぴょんも十分理解していますし、丁寧にお仕事をしてくださって

いたものをもう1度堀返すのは本当に心が痛みますが、「そんなことはまったく気にしないでください」と

言ってくださったTさんのお言葉に甘えさせていただく事にしました。

へーベルハウスさんでよかった!!とつくづく実感しました。

 

トーには「まったく強度に問題が無い物を掘り返してもらうなんて、ぴょんのわがままを通してもらったんやで、

ありがたくおもわなあかんで!」と・・・・・・・・・

 

思ってます!!十分にありがたいです^0^

 

また、設計のIさんと現場監督のTさんの意見が少し食い違っていたのは、

設計というポジションはある意味 「理想を追求する」ポジションだからかな?と思います。

「設計的には良いとは言えない」というおことばも、「埋められてても写真があるから大丈夫ですよ」と

いうお言葉もぴょん側でのお言葉で、ものすごく正直な方だなあと思いました。

周りのみなさまにものすごく恵まれていると感じ、感謝の気持でいっぱいです。