ホルムアルデヒド
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ホルムアルデヒド!この新聞やニュースをにぎわしている有害物質の名前を家を新築される事をお考えの皆様なら1度はお聞きになったことがあると思います。 1998年2月入居のアパート 私は以前から少〜〜しだけ感心がありました。以前に体調を崩した事があったからです。 2月に結婚し新築のアパートに入居いたしました。当初はなにも感じなかったのですが、 5月ごろから目がかゆくなり、6月ごろから目の白目に「水ぶくれ」のようなものがプクッとできて 目に異物感を覚えるようになり、寝ても覚めても目がゴロゴロして気持悪かったです。 眼科へも行きましたがそれと言った対処方法はなく、換気を良くする事、目薬をさす事をおこないました。夏の間中ずーっと目が気持悪くて水泡はいつまでたっても治りません。 眼科医に相談すると「切りましょう!」え〜〜〜〜〜〜〜! 「一瞬で済むから、ハイ!力抜いて〜〜。看護婦さん頭押さえて〜〜」 チョッチョット待ってよ!!という暇も無く・・・・・メスが目に迫ってきました・・。 すごい恐かったです!!それからしばらく目薬をさして、白目がブヨブヨしていましたが 冬になるにつれて治っていきました。 まさしくこれはホルムアルデヒドの一般的な症状です。 結婚した年は春先から夏にかけて非常に体調が悪く、目の症状だけでなく、眉間の頭痛や食欲不振や疲労感がありました。結婚して環境が変わったせいかしら?と思っていましが、今思うとシックハウス症候群の症状だったのかもしれません。 そんな私も2世帯住宅を建築する事になり、へーベルハウスさんと契約いたしました。 当初から、少しはホルムアルデヒドに関心があったので、契約後の打ち合わせ時にホルムアルデヒドに関する資料やへーベルハウスのホルムアルデヒドの濃度の数値を教えてもらったりして、自分なりに納得していました。 1、へーベルハウスの主な部材は 無機質の鉄骨 ・ へーベル板 ↓ シロアリ除去剤や木材保存剤を使う必要が無い。 2、断熱材はサニーライト → グラスウールより安心 3、床材、クロスの接着剤はノンホルマリン 4、フローリング →F1 5、キッチン、建具は低ホルマリン、F1 上記の5点とホルムアルデヒドの濃度が厚生省のガイドライン (30分平均値で0.1mg/㎥以下、(分かりやすく23℃に換算すると0.08ppm) を下回っていたために安心しておりました。 でも意外と心配症の私は引き渡す前に測ってね!!とお願いしておきました。 20日の施主検査の時、キッチン食器棚とかを全開にしてあり、オープンリビングなのでちょうど食器棚に向かい合う形で話を聞いていたら、「んっ?なんか、目がチカチカするなあ?」 お母さんどう?、監督さんどう?と聞きましたら二人とも「全然!大丈夫よ!」と・・・・・ 私だけ??やっぱり美人はデリケートなのね!(←冗談です^^;) 7月24日測定の日(天候 晴れ) 測定方法(本年5月に厚生省より出された方法による)北川式検知管による簡易測定。 設計のIさんが測ってくださいました。 夏場だったので少し高い数字が出ました^^; (後で知ったのですがこの簡易測定ではホルムアルデヒドだけでなく、他のアルデヒド系の物質も感知するそうです) 高いと言ってもどの大手ハウスメーカーでも夏場は出る数字です。ホルムアルデヒドは主に 合板(ベニヤや集成材)の接着剤に含まれています。その目安がF1とかです。 へーベルハウスさんは業界でも高水準な建材を使ってます。他の大手ハウスメーカーでもほぼ同じです。 それから現場監督のTさんや、設計のIさんにお願いして、完成宅見学会などの時にできるだけ扉を開け、換気をお願いしました。見学会にいらっしゃった方はもしかすると食器棚とかが全開で変に思われたかもしれません・・・ 7月27日〜8月5日 その後引き渡しを受け、引越の準備やらなんやらで新居へ行くとやはり新築の臭いがします。 トーやトー父、トー母は「新築の臭いだよ。平気よ!何とも無いよ」と・・・・ でもねぇ・・・デリケートなぴょんは少し目がチカチカするし、・・・・・・ 設計Iさんや現場監督のTさん、工事課のOさん、営業のKさん他いろいろな方に相談しました。あとメーリングリストでいろいろな方(専門的な知識をお持ちの方もたくさんいらっしゃいます)にアドバイスいただきました。 まず、夏場という事を逆に利用してベイクアウト(もどき)をしました。まだ引っ越していなかったので引っ越すまでの間4日間行いました。 朝、ぴょんが仕事へ行く前に窓を全部閉め切ります!換気のガラリも全部閉めて、各部屋のドアも閉めます。(シャッターは開けて部屋の温度が高くなるようにします) そしてトー父が夕方5時ごろに入り、窓を全部開け部屋にたまった空気を外に出し換気します。 夜7時か8時ごろ仕事帰りにぴょんが窓を開けたままシャッターを閉めます。 そしてまた、朝にに窓を閉めきる。これの繰り返しです。 トー父は夕方、窓を開けに行ってくれていましたが、その時別に何とも無く平気だったそうです。 敏感な方は自分で閉めきった窓を開けず、普通の何ともない方に開けてもらいましょう。 これでずいぶん良くなるはずです。それからホルムアルデヒド除去剤(薬局やホームセンターで売っています)などを試し、タンスや家具に塗るホルマリンキャッチャーや、空気清浄機などを試しました。 8日にはもう1度測定しましたが、濃度は下がっていました♪ その間も換気を常に心がけ8月9日ぐらいには臭いもほとんど無くなってきました。 10日からは布団も運んで、泊まっていますが大丈夫です 新しいカーテン(特に防炎効果のあるもの)からもホルムアルデヒドは出ますので、カーテンをつけた日は少し心配しましたが大丈夫でした。 新しい家具からはホルムアルデヒドは出ます!家具屋さんでタンスを開けると「ツーン」とくるのがそうです。敏感な方は合板の家具は要注意です。ぴょんもベッドを買いましたがホルムアルデヒド吸着シートで巻き巻きにして、1週間くらい置いてから寝ようと思います。 ちなみにベッドは9月2日に届きません(受注生産なのです) デザイン優先で布張りのベッドにしましたが、ホルムアルデヒドのことを考えるとデコールにすればよかったかな? 最後にバタバタしましたが、どうやらおさまりそうです^0^ ぴょんは少しデリケートでしたので、心配しましたがもう大丈夫です♪ これから新築をされる方で、デリケートな方は少し注意をなさったほうがよろしいかと思います。 どこのハウスメーカーで建築されても合板を使っている限りホルムアルデヒドはでます。 それを感じるか、感じないかは個人差があるのでなんとも言えません。 とってもとってもデリケートな方は大工さんに建てていただく木のお家(無垢材使用)が1番良いと思います。実際にそいう方もいらっしゃいます。 またハウスメーカーで建築されていても、フローリングをすべて無垢材にするとか、キッチンを業務用のオールステンレスにするとか、極力合板を減らすと良いと思います。 しかし現実問題、フローリングをすべて無垢材にするとお値段が・・・・・・・^^ 今はホルムアルデヒドを吸収する壁や天井などもあるそうですので、特注にはなると思いますがハウスメーカーにご相談されると良いのではないでしょうか。 やはり新築時は換気をまめに、まめに!! 右と左と色の違いが良く分かります。 左―食器棚のメラニンカウンターの上に置いておいたもの(上部は吊り戸棚) 右―食器棚の中に入れておいたもの 入れた日は30日(日曜日)の朝です。写真は2日(水曜日)の朝です。 ちなみに31日の夜見たときはこのような青っぽい色に変わっていました。 |