内川聖一選手インタビュー再録  

・・・18年5月9日に史上51人目の通算2000本安打を達成した内川聖一選手(ソフトバンク)の試合後のヒーローインタビューを再現してみました。


試合後のヒーローインタビュー 2018年5月9日 メットライフドーム 対西武戦終了後

2000本安打を達成した内川選手がインタビュー場所に登場。

−放送席、放送席、そしてメットライフドームにお集まりのホークスファンの皆さん。ヒーローインタビュー、2000本安打を達成しました内川聖一選手です。おめでとうございます!

(大歓声と拍手)

内川「ありがとうございました!」

(歓声と拍手)

−これまで長いプロ野球の歴史の中で50人しか達成していない偉大な記録を達成しました。どんな思いが込み上げているんでしょうか?

内川「まあ達成するまでに、えー、時間かかりましたし。あの〜、まあ僕個人的な事でね、チームに迷惑を掛けてしまう事が一番きつかったので、まあ早くこの2000本の節目をね、迎えたいなって思いだけでしたので。」

−あと1本に迫ってから14打席ヒットが出ませんでした。どんな事を感じながらプレーをしていたんでしょうか?

内川「う〜ん、まあちょっと打席の中で、まあ自分が自分じゃないような、ちょっとフワフワした感じで、えー、打席に入りましたし、まあファンの方も生でその瞬間を見たいと。まあ千葉ロッテ、あの千葉マリンでね、残り2本になった時点で、その瞬間を見たいと思って来てくれた方もいらっしゃったと思いますし。福岡で3つありながら決めれずに、えー昨日も打てずに、まあやっと今日の最終打席で打てましたんで、まあ正直きつかったですね、はい。」

(歓声と拍手)

−ヒットが出た瞬間にホークスファンだけでなく、西武ファンからも本当に大きな拍手が送られました。どんな気持ちになりましたか?

内川「あの〜、まあ敵味方関係なく、えー、これだけ声援をもらえるって言うのは、本当に野球選手冥利に尽きるなと思いますし。まあ僕の個人的な記録ですけれどもね、もう本当に僕にとって歴史に残る日になりましたんで、まあその日を同じスタジアムの中で、えー、共有してもらえた事が凄く嬉しいんで、(スタンドから拍手)あの、これからも本当に、まあ西武ライオンズとはね、えー、優勝を争って戦わないといけないチーム同士になると思いますんで、僕らホークスも負けないように、えー、頑張りたいと思いますし、本当にこれからもいい勝負を出来ればいいなと思います。」

(歓声と拍手)

−内川選手にとって、この2000本と言うのは通過点だと思います。これから多くのプロ野球ファンにどんな姿を見せたいでしょうか?

内川「まあ、あのー、取材陣の方はね、いちも『通過点だ、通過点だ』って言ってくれるんですけれども、これだけ目の前にカメラがあって、通過点って言う気持ちになるわけねえだろって言うのが、(スタンドから笑い、本人も笑いつつ)正直な気持ちなので。えー、まあここで2000本打ったって言う事をね、自分の自信にして、まああの、チームメイトはじめ、監督、コーチ、ファンの皆さんもね、僕個人的に今の数字じゃ物足りない部分て言うのもありますんで、今までの分も取り返せるようにこれからも頑張りたいと思います。

−本当におめでとうございます!

内川「ありがとうございました!」

(歓声と拍手)

−2000本安打を達成しました内川選手でした!

(内川選手が帽子を取って一礼し、スタンドに手を振る。内川コールの中、2000安打達成記念ボードを掲げる。)