鳥谷敬選手インタビュー再録  

・・・17年9月8日に史上50人目の通算2000本安打を達成した鳥谷敬選手(阪神)の試合後のヒーローインタビューを再現してみました。


試合後のヒーローインタビュー 2017年9月8日 甲子園 対DeNA戦終了後

2000本安打を達成した鳥谷選手と、勝ち越しタイムリーの西岡選手がインタビュー場所に登場。

−放送席、放送席、そして甲子園のタイガースファンの皆さん、ヒーローインタビューです。今日は見事な勝ち越しタイムリーの西岡選手と、見事2000本安打、鳥谷選手です!

(大歓声と拍手)

−まずは西岡選手、7回同点ワンナウト満塁。どんな思いでバッターボックスに立ったんですか?

西岡「えー、やっと仕事出来たかなと思います。」

−同点でセンターにボールが弾みました。改めてどんな思いでしたか?

西岡「まああの、復帰してからあんまりまだね、結果残してなかったんで。えー何とか、えー、打てたのは嬉しかったですけど、えー今日はとりあえず鳥谷さんのね、2000本安打と言うのがあったので、何とかこうチームが勝ってね、えー気分良く、えー帰ってほしいなと思います。」

(歓声と拍手)

−今、西岡さんからありましたが、鳥谷さん、2000本目はここ甲子園で達成しました。(歓声)どんな思いでしょうか?

鳥谷「えーもう本当にね、この沢山のファンの前で2000本目が打てて良かったと思います。」

(歓声と拍手)

−見事なタイムリーは右中間を低く速く抜ける、鳥谷さんらしい打球でした。抜けた瞬間、どんな思いでしたか?

鳥谷「えーもう本当にね、あのう、負けている場面だったので、点が入って良かったと思います。」

(歓声と拍手)

−先週のヒーローインタビューでは『早く打って楽になりたい』と言う話がありました。打ちました、楽になりました?

鳥谷「そうですね、あのう、これで周りが静かになると思うんで、ここから、えー楽に野球が出来ると思います。」

−あと1本で迎えた今日、いつもとは違った気持ちで試合に入ったんですか?

鳥谷「いやもう、いつも通りね、えー毎打席毎打席、集中していこうって言う気持ちだったので、特別な思いと言うのはなかったですけど、はい。」

−この2000本、まず誰に一番伝えたいですか?

鳥谷「そうですね。やっぱり両親もそうですし、えーまあ、ずっと支えてくれた家族に、あの、この2000本目のボールをね、プレゼントしたいと思います。」

(歓声と拍手)

−鳥谷さんにとって、この2000と言う数字、2000本と言う数字、どんな意味がありますか?

鳥谷「えーまあ、打てるとは思ってなかったので、えーまあ、何とか、この数字を残せたと言うのは良かったと思います。」

(歓声と拍手)

−それでは、明日からも試合が続きます。まず西岡選手、明日以降に向けて抱負をお願いします。

西岡「鳥谷選手が頑張ってくれると思いまーす。」

−と言う話がありました。鳥谷さん、明日から又、目標教えてください。

鳥谷「頑張ります。」

(あっさり過ぎるコメントに隣の西岡選手も思わず爆笑、スタンドからは大きな歓声と拍手)

−今日のヒーローは西岡選手、そして史上50人目2000本安打、鳥谷選手でした!