・・・20年11月8日に史上53人目の通算2000本安打を達成した坂本勇人選手(巨人)の試合後の2000本安打達成インタビューを再現してみました。
試合後の2000本安打達成インタビュー 2020年11月8日 東京ドーム 対ヤクルト戦終了後
2000本安打を達成した坂本選手がインタビュー場所に登場。
−放送席、放送席、そしてファンの皆さん、2000安打達成インタビューです。坂本勇人選手です、大きな拍手でお迎えください!
(大きな拍手、坂本選手が壇上に上がり、左手を挙げてファンの拍手に応える。)
−坂本選手、まず、おめでとうございます。
−有難うございます!
−今の率直な心境を教えてください。
−そうですね。あの今日、朝起きてから、えー、食欲もなくて、本当に今日1日、えー、緊張していたんですけど。あの、1打席目にね、えー、ヒットが出たんで、そこからは力が抜けて、いいバッティングができたかなと思います。
(拍手)
−やはりカウントダウンに向けて、2000安打のカウントダウン、あの心なしか重圧、プレッシャーはあったと言う事ですね?
−まあ僕がね、想像していた以上に、あの、球場のね、ファンの皆さんが、あの、期待をね、してくださってたんで、あの雰囲気って言うのは一生忘れないと思います。
(拍手)
−今シーズンは様々な影響で、もしかしたら無観客の中で達成になるかもしれなかった。でも今日これだけのお客様が集まってくれました。坂本さん、ファンの方の存在、如何ですか?
−いやまず、初めにね。あのー、本当に医療従事者の皆様のおかげで、えー、お客様を入れてプレーをね、出来てると思うので。そこに感謝をして、そしてね、無観客で始まった今シーズンですけど、えー本当にファンの方の力、パワーと言うのは選手を後押ししてくれてるんだなって言う、それを改めて感じさせてもらったシーズンなので、えー本当にいつも有難うございます。
(大きな拍手)
−右バッターとしては史上最年少での達成となりました。これだけ早く達成出来た要因、どうお考えですか?
−えー今日もね、見に来てくれてるんですけど、高校の恩師である金沢監督。えーそしてプロに入ってね、えー僕を若い時から使ってくださった原監督、そしてファンの皆さんに本当に、えー感謝の気持ちで一杯です。
(拍手)
−今ちょっと手を振りましたね。あちらにいらっしゃるんですね。
−はい、そうです。
−この近年は試合が終わっても家で体のストレッチを行ったり、そのケアを行った事も、この近年の活躍につながったと思います。その点は如何でしょうか?
−まあ本当にこの3年4年て言うのは、えー、野球だけにね、本当に集中して。まあ、今までもしてましたけれども (少し照れたように笑いながら) えー、はい。さらに野球にね、集中してやった、はい、3・4年だなぁと思ってます。
−あとは一つ喜ばしいのは、チームの生え抜き選手として、本拠地で2000安打を達成したのは、坂本さん、初めてになりました。
(拍手)
−ご自分のヒットの積み重ねで手繰り寄せたものではありますが、その点如何ですか?
−まあ本当にね、昨日から、えーそう言う雰囲気と言うか、ファンの方も期待されていたと、してくれているなと言うのをヒシヒシと感じていたんで、えー今日1打席目に達成出来たのも、えー本当に皆さんの、えー、声援のお陰だと思っていますので、えーさらに熱いご声援お願いします。
(拍手)
−さあ坂本さん、それでは次に達成したい事、目標を聞かせてください。
−いやもう、チームとしてね、えー昨年の、えー悔しい気持ちがありますので、えー絶対に日本一になってファンの皆さんと喜びたいと思います。
−ファンの皆さん、その事を信じていると思います。見事2000安打達成、坂本選手でございました。みなさん、ひときわ大きな拍手をお願いします!
(スタンドからの大きな拍手。坂本選手が右手を挙げて拍手に応える。)