今日の最優秀打者（ＭＶＨ）2016年　　

　　その日の試合の出場選手の中から、リーグごとに1人ずつ最も価値のある又印象的な活躍をした
　最優秀打者（Ｍｏｓｔ　Ｖａｌｕａｂｌｅ　Ｈｉｔｔｅｒ＝ＭＶＨ）を独断で選定するコーナーです。
　今シーズン終了時に年間最優秀打者（ＭＶＨ最多獲得選手）に輝くのは誰でしょうか？

　4月　　5月　　6月　　7月　　8月　　9月　　10月

シーズン回顧
・・・パ・リーグはブランドン・レアード選手（日本ハム）が10回でトップ。前年も8回でチーム1位・リーグ3位でした。サヨナラ本塁打2本に逆転満塁ホームランと効果的な本塁打が目に付きました。セ・リーグはリーグMVPにもなった新井貴浩選手（広島）と二冠王の筒香嘉智選手（DeNA）が12回でトップ。共に納得の顔ぶれです。新井選手は昨年の2回から大幅増。7月以降に9回と後半戦はチームと共に勢いがありました。筒香選手も前年の5回から大きく伸びて、7月の16本塁打など今や日本の4番と言えるほどの成長ぶりです。

　パ・リーグ各球団は、日本一の日本ハムではレアード・中田・大谷の3人で計25回といくつかの球団の合計回数を上回る破壊力。特に前年ゼロだった大谷選手の打者としての活躍が光りました。2位ソフトバンクはリーグ5位の23回と意外に少ない選出回数。内川選手が6回と健闘しましたが、本塁打半減の柳田選手が1回、外国人選手の選出ゼロなどやや迫力不足だったでしょうか。3位ロッテでは開幕からは出遅れたナバーロ選手とブレイクした細谷選手が5回でトップ。ナバーロ選手は6月以降で5回、細谷選手は5月15日の逆転満塁ホームランが印象的です。
　4位西武ではメヒア選手が8回でトップ。前年12回の中村選手が1回と激減しました。5位楽天ではウィーラー選手が5回でトップ。2年目で日本の野球にも慣れて活躍の場が増えました。6位のオリックスでは総選出回数22回もリーグ最少で、Ｔ-岡田選手が6回でトップ。6月5日に2ホーマー5打点、7月18日にも5打点の活躍がありました。

　セ・リーグ各球団では、1位の広島は新井選手がリーグＭＶＰの活躍通りに12回でリーグ最多。丸選手が7回、2試合連続サヨナラ本塁打の鈴木選手が5回で続きました。2位巨人では首位打者獲得の坂本選手が7回と、内容的にも良いシーズンを送りました。3位DeNAでは筒香選手が12回でトップタイ。続くロペス選手の4回を大きく引き離しました。新鋭の桑原選手も3回と健闘しました。
　4位阪神からは前年まで実績のなかった原口選手が5回でチームトップ。7月27日には3ラン含む5打点の活躍でした。5位ヤクルトは総選出18回で両リーグ最少。打率.187の中村選手が4回でチームトップ、トリプルスリーの山田選手が3回止まりと意外な結果となりました。6位の中日ではビシエド選手・平田選手が6回で並び、売り出し中の高橋選手が3回で続きました。