今日の最優秀打者（ＭＶＨ）2014年　　

　　その日の試合の出場選手の中から、リーグごとに1人ずつ最も価値のある又印象的な活躍をした
　最優秀打者（Ｍｏｓｔ　Ｖａｌｕａｂｌｅ　Ｈｉｔｔｅｒ＝ＭＶＨ）を独断で選定するコーナーです。
　今シーズン終了時に年間最優秀打者（ＭＶＨ最多獲得選手）に輝くのは誰でしょうか？

　4月　　5月　　6月　　7月　　8月　　9月　　10月

シーズン回顧
・・・パ・リーグはペーニャ選手（オリックス）が9回でトップ。前年は故障もあり0回でしたが、2012年はリーグ2位タイの8回だった実績通りに勝負強さを発揮しました。セ・リーグは梶谷選手（DeNA）が9回でトップ。DeNAで9回は過去最高で、梶谷選手自身は前年後半ほどの爆発的なものはありませんでしたが、固め打ちなど印象的な活躍が多かったようです。

　パ・リーグは、日本一となったソフトバンクでは柳田選手が5回でトップ。前年のゼロから一躍トップクラスに進出です。2位のオリックスではペーニャ選手が5月までに5回とチームの好スタートに貢献してトータル9回でトップ。復活したT-岡田選手も5回選出です。3位の日本ハムでは打点王の中田選手とレギュラー定着の西川選手が5回ずつでトップ。チーム全体でもソフトバンクとオリックスを上回る29回でした。4位のロッテでは角中選手が4回でトップですが、5回以上がいなかったのは両リーグでロッテだけでした。ただし選出人数は18人で両リーグ最多。うち12人が1回と、ヒーローがばらけた事でトップの回数も少ないという傾向になったようです。西武では途中入団のメヒア選手が5回でトップ。開幕から出場する来季も楽しみです。6位の楽天はチーム全体では32回でリーグ1位という意外な結果。ジョーンズ選手がリーグ2位の6回と勝負強さを見せました。

　セ・リーグでは、3連覇の巨人からは村田選手が5回でトップ。前年より年間成績は下降しましたが、6月以降で5回を稼ぎました。2位の阪神では自己最高打率を残した鳥谷選手が6回でトップ。打点王のゴメス選手も4回で続いています。3位の広島では本塁打王のエルドレッド選手が8回でトップ。満塁ホームラン2本にサヨナラホームラン1本でオールスターまでに6回選出と前半戦を引っ張りました。4位の中日では復調なった森野選手が5回でトップ。6月初めの10試合で4打点が2回、4安打が1回で3度選出されています。初の規定打席到達を果たした平田選手が3回で続きます。5位のDeNAでは梶谷選手が両リーグ最多タイの9回でトップ。続いては主砲として覚醒した感のある筒香選手が6回。2人の活躍もあり、チームでは32回でリーグ最多を記録しました。6位のヤクルトでは大ブレイクの山田選手が5回でトップ。中軸を打てるほどの実力を身に付け、今後の活躍が楽しみです。