今日の最優秀打者（ＭＶＨ）2013年　　

　　その日の試合の出場選手の中から、リーグごとに1人ずつ最も価値のある又印象的な活躍をした
　最優秀打者（Ｍｏｓｔ　Ｖａｌｕａｂｌｅ　Ｈｉｔｔｅｒ＝ＭＶＨ）を独断で選定するコーナーです。
　今シーズン終了時に年間最優秀打者（ＭＶＨ最多獲得選手）に輝くのは誰でしょうか？

　4月　　5月　　6月　　7月　　8月　　9月　　10月

シーズン回顧
・・・パ・リーグは浅村選手(西武)が8回でトップでした。前年の4回から倍増で、リーグ打点王の実績通り。特に8月7日の日本ハム戦では2点リードされた9回二死から逆転サヨナラ3ランという勝負強さを見せました。

　セ・リーグはバレンティン選手（ヤクルト）とマートン選手（阪神）が8回で並んでトップ。バレンティン選手は2年ぶり、マートン選手は3年ぶりで共に2回目の第1位でした。

　パで球団創立9年目で初優勝した楽天ではマギー選手が6回でトップ。3回以上が6人、2回以上が8人はいずれも両リーグ単独トップと先発メンバーが万遍なく活躍した印象です。2位の西武では浅村選手に続いて、栗山選手が6回と健闘しましたが、主砲・中村選手が長期欠場で1回止まり。2位なのにリーグ最少タイの25回と3・4番以外で点が取れなかった苦しさが垣間見えます。
　3位のロッテでは3年ぶり3割打者返り咲きの今江選手が6回でトップ。打撃成績を前年からかなり向上させた井口選手が5回で続きます。4位のソフトバンクでは自己最多90打点の松田選手が7回でトップ。内川選手・長谷川選手の3割打者がそれに続きます。前年8回のペーニャ選手はまさかのゼロに終わりました。
　5位のオリックスでは不動の4番・李選手が5回でトップ。規定打席不足の坂口選手が4回と健闘しています。6位の日本ハムでは中田選手が6回、陽選手が5回、アブレイユ選手も5回と中軸が期待通りの活躍。

　セ・リーグでは、リーグ2連覇の巨人が28回で回数もトップ。前年3回の長野選手が前半戦のスランプから立ち直り、8月以降で6回を稼ぎトータル7回でチームトップ。前年わずか1回の村田選手も6回と2009年以来の選出数。2位の阪神では最多安打に返り咲いたマートン選手がリーグトップタイの8回。続いては新井貴選手が勝負弱いと批判されながらも7回。
　3位の広島ではキラ選手とエルドレッド選手が5回で並びました。デビュー3試合で4本塁打・10打点と活躍したキラ選手は7月以降だけでの5回なので2014年も楽しみです。4位の中日では新入団のクラーク選手が4回でトップ。打率は低いものの、ここぞの長打が目を引きました。序盤好調の谷繁選手も2000本安打達成日を含め3回。
　5位のDeNAでは首位打者のブランコ選手が7回でトップ。中日時代から4年連続でチーム1位と爆発力は健在です。6位のヤクルトでは60本塁打のバレンティン選手がリーグトップタイの8回。打撃成績自体は素晴らしいもので、チーム成績がもう少し良ければ軽く二桁の選出回数になった事でしょう。3年目の山田選手も規定打席不足ながら4回と今後が楽しみです。