坂倉 将吾(さかくら しょうご)

 東京・日大三高から16年ドラフト2位で広島カープに入団。ファームでは1年目からベストテン2位の打率.298と打撃センスの良さを発揮。シーズン終盤に一軍昇格し、プロ初安打を記録した。2年目の18年もウェスタンでは規定打席不足ながら打率.329と前年以上に打ちまくったが、一軍では9試合で1安打にとどまった。
 3年目の19年は出場機会を増やし、51試合で14安打。20年は81試合で60安打の打率.287とさらに向上させた。

 21年は捕手と一塁をほぼ半分ずつの出場で、133安打を放ちベストテン2位の打率.315と飛躍を遂げた。22年は主に三塁で起用され、初の全試合出場を果たす。自己最多の155安打と16本塁打で、主軸打者としての成長を見せ、オールスターにも初選出された。
 23年は新井新監督の方針で捕手主体の出場となったが、打率.266と21年以降ではワースト打率に終わる。

 

 オールスター出場2度(22、24)。1998年5月29日生まれ。右投げ左打ち。

年度別打撃成績(赤字はその年のリーグ最多記録)
    試合 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四死球 三振 打率(順位)
17 広島 3 4 0 1 0 0 0 1 2 0 0 0 0 0 .250
18 広島 9 8 1 1 1 0 0 2 1 0 0 0 1 1 .125
19 広島 51 61 4 14 4 0 1 21 7 0 0 0 3 19 .230
20 広島 81 209 24 60 15 1 3 86 26 1 0 0 19 36 .287
21 広島 132 422 58 133 24 2 12 197 68 4 2 5 55 60 .315(2位)
22 広島 143 539 73 155 18 3 16 227 68 2 0 4 56 81 .288(9位)
23 広島 120 395 48 105 19 1 12 162 44 3 1 2 50 67 .266(15位)
24 広島                             .
                                 
8年 539 1638 208 469 81 7 44 696 216 10 3 11 184 264 .286