京田 陽太(きょうだ ようた)

 青森山田高から日本大を経て16年ドラフト2位で中日ドラゴンズに入団。大学時代は3年秋、4年秋と遊撃手で2度ベストナインに選ばれた。
 プロでは1年目の17年からショートのレギュラーに定着し、141試合で149安打を放ち新人王に選ばれた。この年の149安打は当時セ・リーグの新人では歴代2位の記録だった。また、リーグ最多の8三塁打に23盗塁と足の威力も発揮した。
 翌18年も7三塁打に20盗塁と足は健在だったが、打撃は調子が上がらず.235と規定打席31人中30位と苦戦した。それでも前年を上回る打点・得点・犠打を記録し、全試合出場も達成した。

 19年は初のオールスター出場を果たすが、シーズン打率は.249と伸び悩んだ。20年も2年ぶりの全試合出場を果たすが、打率は.247と前年並み。21年は打撃不振でシーズン途中に登録抹消も経験。打率は.257と過去3年を上回ったが、113試合出場とキャリア最少の試合数に留まった。また、安打・二塁打・打点・盗塁も入団以来最少で、2022年は正念場のシーズンとなりそうだ。

 新人王(17)。オールスター出場1度(19)。1994年4月20日生まれ。右投げ左打ち。

年度別打撃成績(赤字はその年のリーグ最多記録)
    試合 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四死球 三振 打率(順位)
17 中日 141 564 67 149 23 8 4 200 36 23 10 1 27 105 .264(18位)
18 中日 143 578 73 136 15 7 4 177 44 20 26 3 25 111 .235(30位)
19 中日 140 507 46 126 14 5 3 159 40 17 24 3 40 91 .249(27位)
20 中日 120 442 43 109 16 7 5 154 29 8 15 1 33 80 .247(25位)
21 中日 113 409 41 105 7 4 3 129 24 6 8 3 28 75 .257(28位)
                                 
5年 657 2500 270 625 75 31 19 819 173 74 83 11 153 462 .250