菊池 涼介(きくち りょうすけ)

 長野・武蔵工大二高から中京学院大を経て11年ドラフト2位で広島カープに入団。大学時代は首位打者2回にベストナイン6回。1年目の12年は6月末に一軍昇格すると、63試合で46安打の打率.229。2年目は完全に二塁の定位置を確保して、141試合に出場。133安打で打率は.247と低かったが、リーグ最多で球団新記録の50犠打を記録。また、二塁手として528補殺のリーグ新記録を達成してゴールデングラブを受賞した。

 3年目の14年には打撃面でも急成長を見せ、188安打と打率.325は共にリーグ2位の好成績。リーグ最多の39二塁打は球団新記録となった。6月には打率.400で初の月間MVPを受賞し、2年連続で補殺数の記録を更新するなど、攻守にわたりトップクラスの活躍を見せた。
 15年は打撃不振で143安打の打率.254と今ひとつの成績で、打撃部門ほとんどで前年の数字を下回った。16年は8月に打率.358で2度目の月間MVPに選ばれるなど、リーグ最多の181安打で最多安打のタイトルを獲得。打率も.315と3割返り咲きを果たし完全復活し、チームの25年ぶりリーグ優勝に大きく貢献した。

 17年は打率こそ.271と前年から大きく下がったが、本塁打・打点は横ばいで3年連続4度目の最多犠打とつなぎ役を果たした。攻守両面の活躍が評価され、初のベストナインに選ばれた。
 18年は打撃不振が続き、規定打席最下位の打率.233と苦戦。それでも安定した二塁守備で6年連続ゴールデングラブに4年連続リーグ最多犠打とチームの3連覇に貢献する活躍を見せた。

 14年5月31日の楽天戦から7月2日の巨人戦まで21試合連続安打。14年7月26日の阪神戦から8月21日のDeNA戦まで22試合連続安打。年間2度の20試合連続安打は史上3人目。2014年に二塁手として535補殺のセ・リーグ記録。

 最多安打1回(16)。ベストナイン1度(17)、ゴールデングラブ6度(13〜18)受賞。月間MVP2回(14年6月、16年8月)。オールスター出場5度(14〜18)。WBC出場1度(17)。

 1990年3月11日生まれ。右投げ右打ち。

年度別打撃成績(赤字はその年のリーグ最多記録)
    試合 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四死球 三振 打率(順位)
12 広島 63 201 21 46 5 1 2 59 12 4 25 1 7 42 .229
13 広島 141 538 69 133 27 4 11 201 57 16 50 5 40 121 .247(20位)
14 広島 144 579 88 188 39 2 11 264 58 23 43 5 27 79 .325(2位)
15 広島 143 562 62 143 20 3 8 193 32 19 49 2 31 92 .254(20位)
16 広島 141 574 92 181 22 3 13 248 56 13 23 3 40 106 .315(4位)
17 広島 138 565 87 153 28 3 14 229 56 8 30 1 33 107 .271(16位)
18 広島 139 557 85 130 27 1 13 198 60 10 30 1 54 111 .233(31位)
                                 
7年 909 3576 504 974 168 17 72 1392 331 93 250 18 232 658 .272