今宮 健太(いまみや けんた)

 大分・明豊高から09年ドラフト1位で福岡ソフトバンクホークスに入団。高校時代は2年春に投手、3年春夏に投手兼内野手で3度甲子園に出場。投手として甲子園で最速154キロを記録し、打っても高校通算62本塁打と投打でその才能を発揮。プロ入り後は野手に専念し、1年目はファームで81試合に出場して57安打の打率.216。プロの壁は厚かったが、2年目はウエスタン5位となる打率.287に2位の26盗塁と長足の進歩を遂げた。この年は守備・代走要員として一軍でも18試合に出場した。

 3年目の12年は不動のレギュラーだった川崎のメジャー移籍の後を受け、一軍に定着。規定打席には届かなかったが、126試合に出場してレギュラーの足がかりを掴んだ。13年は143試合で124安打を放ち、打率.253。オールスターに初出場すると共に、シーズンではゴールデングラブにも選出された。また、年間62犠打のパ・リーグ新記録も樹立と大きく飛躍した1年となった。
 14年は初の全試合出場を果たし、前年を上回る132安打に自己の持つリーグ記録に並ぶ62犠打。打率は.240と下がったが、チームの3年ぶりとなる日本一への貢献も評価され初のベストナインに選出された。

 15年は打撃不振で7本塁打・45打点は自己最多を記録したものの、打率.228と低迷し先発を外れる事も多かった。16年は10本塁打・56打点と自己ベスト。打率も13年に次ぐ数字だったが、それでも.245でリーグ27位と打力向上が引き続きの課題となった。
 17年は得点・安打・二塁打・三塁打・本塁打・塁打・打点・盗塁と、ほとんどの部門で自己最多を更新。打率.264も13年の.253を超える自己ベストとなった。3年ぶりにベストナインに返り咲き、常連となったゴールデングラブも5年連続の受賞となった。
 18年は右肘痛などで6年ぶりの規定打席不足。打率自体は.266と前年を上回っていただけに2019年はキャリアハイの打撃成績が期待される。

 13年と14年に年間62犠打のパ・リーグ記録。

 ベストナイン2度(14、17)、ゴールデングラブ5度(13〜17)受賞。オールスター出場4度(14〜17)。プレミア12出場1度(15)。

 1991年7月15日生まれ。右投げ右打ち。

年度別打撃成績(赤字はその年のリーグ最多記録)
    試合 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四死球 三振 打率(順位)
10 ソフトバンク 一軍出場なし                       .
11 ソフトバンク 18 1 3 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 1 .000
12 ソフトバンク 126 307 24 73 8 1 2 89 14 8 21 2 13 75 .238
13 ソフトバンク 143 491 57 124 23 4 5 170 43 10 62 3 44 94 .253(29位)
14 ソフトバンク 144 551 61 132 26 1 3 169 42 10 62 4 45 104 .240(29位)
15 ソフトバンク 142 457 52 104 18 3 7 149 45 3 35 4 34 83 .228(29位)
16 ソフトバンク 137 497 74 122 22 5 10 184 56 8 38 5 50 86 .245(27位)
17 ソフトバンク 141 526 78 139 27 7 14 222 64 15 52 3 42 93 .264(17位)
18 ソフトバンク 99 354 45 94 18 1 11 147 45 5 22 2 27 60 .266
                                 
9年 950 3184 394 788 142 22 52 1130 309 61 292 23 255 596 .247