銀次(赤見内 銀次・ぎんじ)

 岩手・盛岡中央高から05年ドラフト3巡目で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。1年目はファームでもわずか6試合で2安打に終わった。翌07年は44打数ながら打率.341と打撃センスを発揮。3年目は117打数36安打の打率.308とイースタンで徐々に実績を積み上げた。4年目も一軍入りは果たせず、ファームで53試合で41安打の打率.281。数字だけ見れば一軍の機会があっても良さそうだったが、この頃のポジションは捕手で一軍捕手陣の壁に阻まれていた。

 5年目の10年に一軍初出場し、2試合で1安打。ファームでは218打数80安打の打率.367と破格の成績だったが、それでも夏場の2試合のみの一軍出場だった。翌11年は22試合で12安打と数字を伸ばした。この年もファームでは249打数86安打の打率.345と打ちまくり、規定打席不足ながら野球規則により首位打者となっている。

 7年目の12年にようやく一軍定着を果たし、主に二塁・三塁を守り126試合で121安打の打率.280を残した。続く13年は一塁に定着して153安打の打率.317で、一気にベストテン4位と躍進。14年も引き続き好調で、首位打者争いを演じて自己最高の打率.327でベストテン2位。9月には月間.459の高打率で初の月間MVPに輝いた。4本塁打ながら70打点と勝負強さを発揮、三塁手としてベストナインに選ばれた。
 15年も5月22日まで打率.318を残していたが、この日の試合で左足を負傷して登録抹消。8月18日の復帰まで約3ヵ月、戦列を離脱した。規定打席には大きく不足したが、打率.301と3年連続3割台をマークした。

 16年は開幕から不調で、6月末で打率.236と苦戦。7月にようやく月間打率.361、8月にも.307と夏場に調子を上げて最終的に打率.274とした。17年は7月末で打率.313と首位打者も狙える勢いだったが、8月以降失速して.293の5位に終わった。それでも12年目で初の全試合出場を果たし、シーズン155安打は自己最多となった。
 18年は出足が悪く6月末で打率.251だったが、7月以降に巻き返し最終的には.276まで数字を上げた。

 14年10月4日のオリックス戦で1試合5四球のパ・リーグタイ記録。

 ベストナイン1度(14)受賞。月間MVP1回(14年9月)。オールスター出場1度(14)。

 1988年2月24日生まれ。右投げ左打ち。

年度別打撃成績(赤字はその年のリーグ最多記録)
    試合 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四死球 三振 打率(順位)
06 楽天 一軍出場なし                       .
07 楽天 一軍出場なし                       .
08 楽天 一軍出場なし                       .
09 楽天 一軍出場なし                       .
10 楽天 2 6 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 .167
11 楽天 22 54 4 12 0 0 0 12 6 1 2 0 3 7 .222
12 楽天 126 432 37 121 16 2 4 153 45 8 23 4 26 37 .280(11位)
13 楽天 131 482 63 153 24 3 4 195 54 3 1 4 38 44 .317(4位)
14 楽天 117 459 59 150 26 0 4 188 70 1 1 4 45 45 .327(2位)
15 楽天 82 316 24 95 10 1 1 110 36 8 3 4 31 19 .301
16 楽天 125 424 39 116 17 1 2 141 43 1 4 3 66 49 .274(15位)
17 楽天 143 529 55 155 30 0 3 194 60 2 1 2 58 74 .293(5位)
18 楽天 139 492 45 136 16 5 5 177 48 1 6 2 52 47 .276(14位)
                                 
13年 887 3194 326 939 139 12 23 1171 362 25 41 23 319 322 .294