中村 晃(なかむら あきら)

 東京・帝京高から07年ドラフト3巡目で福岡ソフトバンクホークスに入団。高校時代は2年夏から甲子園3季連続出場。計11試合で2本塁打を含む40打数18安打の打率.450と活躍し、プロ注目選手となった。入団から3年間は一軍出場なし。ファーム成績は1年目が60試合、108打数27安打の打率.250、0本塁打、9打点。2年目は77試合で212打数67安打の打率.316と大きく成長を見せた。3年目の10年は66試合で6本塁打を放ったが、206打数53安打の打率.257と成績が低下。

 4年目の11年5月に一軍初出場。5月3日の楽天戦で代走デビューし、10日のオリックス戦で初安打初打点を記録。この年は33試合で8安打を記録した。ファームでは60試合で規定打席不足ながら219打数71安打の打率.324し安定した成績を残した。翌12年は打率.295ながらウエスタン首位打者となり、一軍では39試合で13安打。
 6年目の13年に一軍定着を果たし、一塁と外野を守って109試合に出場。打率.307でベストテン7位とその打撃センスが開花した。続く14年は143試合でリーグ最多の176安打を放ちタイトル獲得。2年連続3割打者となり、チームの優勝に貢献した。15年も3年連続3割打者となり、チーム内での地位を確立して連覇に貢献した。

 16年は4月末で打率.300とスタートは良かったが、その後はシーズンを通して打率3割未満が続き、4年連続ベストテン入りは果たしたが打率は.287に留まった。安打数は減ったが両リーグ最多の111四死球でリーグ3位の出塁率.416をマークしてチームに貢献した。
 17年も2年連続全試合出場で、打撃成績は軒並み前年を下回ったものの、ポストシーズンでは11試合で3本塁打を放ちチームの日本一に貢献した。18年は全試合出場はならなかったが、自己最多の14本塁打。打率も.292で2年ぶり5度目のベストテン入りを果たした。

 最多安打1回(14)。オールスター出場1度(18)。日本シリーズで18年に優秀選手賞受賞。

 1989年11月5日生まれ。左投げ左打ち。

年度別打撃成績(赤字はその年のリーグ最多記録)
    試合 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四死球 三振 打率(順位)
08 ソフトバンク 一軍出場なし                       .
09 ソフトバンク 一軍出場なし                       .
10 ソフトバンク 一軍出場なし                       .
11 ソフトバンク 33 48 6 8 1 0 0 9 2 4 4 0 0 11 .167
12 ソフトバンク 39 57 6 13 2 0 0 15 3 2 2 1 3 5 .228
13 ソフトバンク 109 427 77 131 22 2 5 172 44 7 2 2 61 59 .307(7位)
14 ソフトバンク 143 571 75 176 22 4 4 218 61 10 3 2 62 61 .308(4位)
15 ソフトバンク 135 506 58 152 22 0 1 177 39 7 9 3 72 47 .300(5位)
16 ソフトバンク 143 488 69 140 21 1 7 184 50 6 9 4 111 53 .287(9位)
17 ソフトバンク 143 511 66 138 19 2 6 179 42 3 14 5 70 57 .270(12位)
18 ソフトバンク 136 506 57 148 28 1 14 220 57 1 3 6 65 68 .292(6位)
                                 
11年 881 3114 414 906 137 10 37 1174 298 40 46 23 444 361 .291