8月27日(月)

私たちの泊まった部屋は運良く部屋の中から
マッターホルンが見えました。
朝、ホテル前の橋のたもとには
ご来光を、拝みにきた別のツアーの方が沢山いてビビりました (^_^;)

ホテルの朝食は、どのホテルもこんな感じでした
朝からカマンベールと生ハム!ヨーグルトも3種類混ぜてその上にベリー類を
たっぷり乗せていただきました

「ツアーは太るよ」と聞いていましたが
このツアー、とにかく歩くので帰ってきてから
体重を量っても同じままでした(減っては・・・いないか (^_^;) )

ツェルマットからテーシュへ1駅戻って、またバスに乗ります。

今日は忙しいよ!

テーシュまで1駅戻ってまたバスに乗ります

移動用のバスは定員50名ほどと思いますが
参加者は36人なので、ゆったりしていました。

途中、スイスワイン(あまり日本には入っていませんね)の産地を抜けて
ドラインブインでトイレ休憩

ドライブイン・セントバーナード なんでこんなの買うの私?

この近くにはグラン・サン・ベルナール峠という峠があります。
日本では首にアルコール入りの樽をつけた救助犬「セントバーナード」の読みで有名ですね!
セントバーナード犬は峠越えの旅人が雪に埋もれたのを助け出す為に
18世紀頃から峠の修道院で飼われ品種改良されたそうです。
修道院を11世紀半ばに創建した聖人ベルナールが地名の起こりとなっています。

家にあった地図を見たら「大ベルナール峠」って表記されていました。
「大菩薩峠」みたい〜

シャモニ

スイスとフランスの国境を通ってシャモニに着きました

標高4807mのモンブランは、イタリアとフランスの国境にそびえるヨーロッパ大陸の最高峰
シャモニは、その北側の麓にあるフランス領の街。

エギュー・デュ・ミディ展望台

途中2回乗り継ぎしながら3842mの展望台を目指します

このモンブランの向こうはイタリアです

登頂証明書
グランドジョラス ひとつ下の展望台

モンブランというとケーキが有名ですが
これはシャモニでケーキ作りの修行をした日本人が作ったそうで
シャモニでは1軒のお店にしか置いてないそうです

アイガー煎餅・マッターホルン最中・モンブラン饅頭
日本ならありそうですよね?
ホント、こっちは、そういった、おみやげがないです。
「マッターホルンへ行ってきました」とかね(笑)

私は、村上 もとかの「岳人列伝」が無性に読みたくなり
帰ってからすぐに読みました。
「北壁」「ザイル」の舞台がこのシャモニ周辺になっています。
読め!

「今日のお昼はサラダ・オイルフォンデュ・デザートです!」
「おぉ!やっとデザートにアイスが出るか!」
「そうだよね〜、揚げ物のあとは冷たいアイスだよね〜」
みなさん、フリータイムでアイスは召し上がったようでしたが
それでもこの暑さに、この料理
「アイス!」「アイス!」とワクワクです。

オイルフォンデュは油鍋の中にサイコロ状の牛肉を串にさして揚げ
薬味やソースをつけていただきます。

バチバチバチバチ!
「うぉ〜!」
6箇所のテーブルで上がる歓声!
思いっきり!油はねやんの!

つけるソースはマヨネーズ・パプリカマヨネーズ・マスタードマヨネーズ・カレーマヨネーズ。
なんかマヨネーズばっかりなんですけど?

テーブルはベタベタ、ちょっと汗なんか、かきながらスリリングなオイルフォンデュが終了

アイスやな?!

そこに運ばれたモノは
そう・・・例えて言うなら病院のお見舞いの時に持参される盛りカゴに入った
むいてないバナナ・洋ナシ・キゥィ・オレンジ・ブドウ・・・。

みなさん、手は油でベトベト・・・目の前に出されたむいてない果物の盛りカゴ・・・

放心状態ながら
「あ〜、私バナナいただいていいですか?」(食べやすいから)
「では、私はキゥイを・・・」

と、皆、何事もなかったかのように
1つずつ果物を手に外のアイスの売店に走って行きました。

そして、アイスを買ったが為に、なるべくならもう手にしたくなかった
フランスフランの硬貨が手元に残ってしまったのでした・・・いと哀れ。


バスへ乗り込み
ジュネーブを目指します!


あんなに見えた山がいつの間にか見えなくなって・・・

ジュネーブ

レマン湖畔に位置するスイス第三の都市。
中世の街並みを残す旧市街と近代的な風景が混在する観光都市。
国際連合欧州本部などの国際機関の中枢が集まる国際都市でもある。

17:00
ホテル着
フリータイム

それでですよ!
明日、帰るからといって、空港近くのホテルの方が都合がよいでしょうが
いくら何でも最後の晩が、横が工事中で、その反対側は空き地というホテルはいかがなものか?

このままではいかん〜!
夕食も自由って・・・食べるトコ
ホテルのレストランしかないじゃないの〜
それもイタリアンだよ・・・!
スイスに来て最後の晩はスイス料理が食いたいよ〜!

よし!キラン!☆タクシーに乗るぞ!
(日本にいるときは1年に2回位しか乗らないです)

太古の昔にフランス語を1年やった私の言葉は通じるのか!?
「おやじ!レマン湖へ行ってくれぃ!」<日本語

5キロ程走ってレマン湖畔に着きました
(約2500円でした)

ど〜ん!
スイス料理の中でも余り知られていない
カルボナードでございます
普段は「ガイドブックなんて見なくたって、行きゃ〜わかる」と豪語する私ですが
「レストラン情報」はチェック!チェック!

カルボナードはスイス風焼き肉です。
網の下には炭火がありまして牛肉を焼いて
マヨネーズ・パプリカマヨネーズ・マスタードマヨネーズ・カレーマヨネーズをつけていただきます
(薬味としてケッパー・ピクルス・らっきょう・オニオン・ガーリック・パセリ)
マヨネーズも嫌いではないけれど・・・あぁエバラ・・・

ヨーロッパには醤油味がないみたい。
道理で「テリヤキ」が流行るはずだわ。
小錦が日本にきて何も食べられずに(でも食べなくちゃいけなくて)
部屋の食事の全てにケチャップをかけて食べていたという話を思い出しましたわねぇ。
ふんふん。
あと、「あんこ」が無いのが個人的にツライ

大噴水

レマン湖畔の南岸に設けられた大噴水
高さ約140mまであがる

湖畔を散策してまたタクシーで帰りました。
湖畔には屋台が出ていて面白かったですよ!

シャモニで買ったマーモットのぬいぐるみ
ハンドパペットです
バスローブを着てゴージャス♪ (^_^;)

うちの子供は奈良県から参加されたご家族の小4の男の子と仲良くなれました。
他のご家族の方も皆さんも時間厳守の方ばかり
バスの中ではお菓子が回ったりと、仲良くご一緒させていただきました。
良かった・良かった!

明日は帰るのねん