リカちゃんのページ 35

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ANAキャビンアテンダントリカちゃんセット
〜ANA 50th Aniversary〜

(TAKARA:2003年)


2003年(平成14年)
ANA(全日空)は開業50周年記念として、プレゼントキャンペーンを実施しました

まぁ、それだけだったら人形者にとって 何ということもなかったのですが…

それまでもタカラとANAは機内限定販売で「キャビンアテンダントリカ」を発売したり
わりといい関係だったのでしょうか、賞品の一つにとんでもねえものが入っちゃいました


それが こいつ↓


応募自体は、決められた期間に搭乗した半券を2枚応募ハガキに貼って送るという
「飛行機に乗った人しか応募できない」というかなりハードなキャンペーンのうえ
賞品も選べない(つまり仕事で乗ったオジサンのところにいきなり「当選で〜す」と
リカちゃんのセットが送られてくるという悲惨な状況も十分ありうる)
飛行機に乗れない人にとっては、ただただ指をくわえて見ているしかないという
もし無理して乗っても、リカちゃんが当たる保証はナイ(他にカニや宿泊券などもあったらしいぞ)

…かなり無茶な、そしてリカちゃんマニアにとってはハードなキャンペーンでした
(ちなみに「キャビンアテンダントリカちゃん」はF賞として1000名の方にプレゼントされたそうですわ)

あ〜あ(溜息)

しか〜し!、現代はネットオークションという便利なものがあったのだ!

案の定「なんか当選して人形が送られてきたけどイラネエヤ」というありがたい方々から
オクに出品があり、なんとかかんとか入手することができました ホホホ
しかし、こんなものを1000人にプレゼントするなんて、ANAも太っ腹よのう (^_^;)


ちなみに「キャビンアテンダント」というのは「客室乗務員」のことです
一昔前なら「スチュワーデス」と呼ばれていたんですが
やはり性差別につながるらしく看護婦→看護士、保母→保育士などと同じように
男女の差なく「キャビンアテンダント」という名前で呼ばれるようになったとか…
もっと昔は「エアホステス」「エアガール」なんて呼ばれていた時代もあるそうな (^_^;)
くわしくはこちらをごらんください
(ドラマでも「アテンションプリ−ズ」とか「スチュワーデス物語」とかありましたよね)
でも、個人的には「スチュワーデスリカちゃん」の方が萌えるわ〜



それではご紹介します〜
箱をあけると、中は何と歴代ANAのキャビンアテンダント8種の人形が入っているという豪華なもの
箱の裏面は歴代の制服の解説が載っています↓
外箱と当選通知↓



…1955年、ANAの前身「日本ヘリコプター(略して「日ペリ)」がDC-3を導入するにあたり
初めて「キャビンアテンダント」を採用したのが始まりとか
それから数えて8代目までの8種の制服を着たリカちゃんが入っています

制服ごとに、人形の髪型・アイプリントなども変えてあり、かなりこだわった出来となっています
箱の裏に、制服ごとに使用時期と、簡単な解説が書いてありますので
それと人形を対比させる形でご紹介します〜



1955年〜1958年↓
空軍の軍服をモチーフにしたミリタリー調なデザインがス・テ・キ



1958年〜1966年↓

シンプルだけど昔は「スチュワーデス」といえば紺色の制服が定番でした



1966年〜1970年↓
明るめのブルーがなかなか素敵なデザイン



1970年〜1974年↓
茶色に黄色のラインはちょっと地味な感じですネ



1974年〜1979年↓
その名も「トライスタールック」だそうで、エアバス導入を記念したものだそうです
トライスターといえば「ロッキード事件」>ピーナツ覚えてるかな



1979年〜1982年↓
ちょっとカジュアルすぎて制服っぽくないですね そのせいか使用期間も短め



1982年〜1990年
キリッとしてスチュワーデスの王道を行くデザインですね



1990年〜2005年
この時期、旅行で何回かANAに乗ったので懐かしいデザインです 個人的には一番好き




実は、今のANAの制服はこのセットが配布後の2005年にモデルチェンジされているので
現在9代目となっています(くわしくはこちら

まあぁ、それはさておいて、これだけの内容のセット
もし仮に市販したとしたらいくら位だったんでしょうね
それ以前の単体のキャビンアテンダントリカがだいたい5000円前後でしたから
5000×8=40000円!?
でもリカちゃんコレクターだったらきっと買っちゃうんだろうな〜


作成年月日2007年2月24日