プラレール幻の逸品展示室:その32
ゆうえんち汽車ピッポートレイン
〜幻のゆうえんち汽車〜


ゆうえんち汽車がやってきたぞ〜
わ〜い 
わ〜い

でもよくみるとちょっと普通のゆうえんち汽車とちょっとちがうぞ〜


…そうこれはただの「ゆうえんち汽車」ではないのだ〜

え、引いてる貨車が違うだけじゃないかって?

ふふふ、甘いな

そんなキミに比較写真を見せてあげよう↓

上が普通の「ゆうえんち汽車」
下が今回紹介する「ゆうえんち汽車」だ

キャブの後が1センチほど長く、ホイルベースも若干長くなっているぞ

延長したキャブ後部をタンク機の石炭置き場として黒塗装処理しているのはなかなかナイス
うしろに何やら笛のようなものがみえるが…


実はこれ、ゆうえんち汽車のシリーズの中でも一番レアとされている
「ゆうえんち汽車ピッポートレイン」と呼ばれるものなんだ

延長した部分に、汽笛のようなサウンドを出すシステムが内蔵されているんだ

それから、牽引する貨車も、プラ汽車のものに似ているが
カプラーがフック側の片方しかついていない(リング側は、シャシーと一体成型)珍しいタイプだぞ



それでは、サウンドシステムの謎にせまってみよう
通常のゆうえんち汽車(左)と並べると、下回りの構造はかなり異なっているようだ

それでは、分解してみよう
モーターまで外すと奥に円形のギアが見える
アップ写真だ
黄色の部分がサウンドシステムへの伝達ギアと思われる↓

これ以上は、屋根のパネルが接着されているので分解できずブラックボックスのままだが
おそらくギアの回転で後部の笛に空気を送り込み、汽笛のような音をだすシステムになっていると思われる

プラレールのすべてにも載っていない「ゆうえんち汽車ピッポートレイン」
プラレール黒歴史にまた新たな1ページが加わった

今回は残念ながら、箱はないが、次回はぜひ箱付のものを入手したいところだ
お持ちの方がいたら、情報を寄せてくれたまへ

待ってるぞ


(2007年9月30日ページ作成)