プラレール幻の逸品展示室:その21
−プラレールの?な仲間たち−

今回は、最近手に入れたトミー製のプラレール以外の鉄道おもちゃを2つ紹介します
プラレールもまだ発展途上にあった頃、いずれも姉妹品として企画されたものでしょうか。
題して「プラレールの?な仲間たち」です


アクションプラレール
輸出用として製造されたもののようですが、一部が「アクションプラレール」という名前で国内販売されました。
もともとの製品名「SHUTTLE TRAIN」の上に「アクションプラレール」というシールが貼られています。
組み立てるとかなり大きなセットになります。


車両は、ほぼプラレールと同サイズのSLとクリア成型の積みおろし貨車が2両入っています。
SLは往年の「B6」あたりをイメージしたけっこうイイ感じのものですね。
(カラーリングがちょっと…ですが、ゆうえんち汽車に通じるものがありますのでそれはそれでいいかも)
往復機構が付いていて、屋根のスイッチが往復の切り替えになっています。
(メインスイッチは、煙突に組み込まれており、回してオン−オフを切り替えます)

ターンテーブルからは、引き込み線が3方向伸びており、付属の貨車を留置できます。
引き込み線の入り口の黄色い信号機が、機関車の屋根のスイッチを切り替える仕掛になっています。
ターンテーブルは、もちろん機関車からの動力伝達で回転します。
また、横の2つのボタンで、レールの位置に合わせて止めることが出来るなかなかすぐれものの仕組みです。
貨車は、引き込み線の終端のボタン操作で、自動連結や解放ができます。(すごい!)
レールの規格はプラレールとほぼ同じサイズですので、プラレールのレール上も走行可能です。

引き込み線は3本もあり、堂々としたものとなっている
引き込み線から貨車を引き出し、バックでターンテーブルまで後進し停止、向きを変える
前進で急なスロープを登り、ホッパー上部に到着、積み荷をホッパーにおろすと、後進でスロープを戻る。
ターンテーブルでホッパー下のレールに移動し、ホッパーの下まで来ると、ホッパーが下降し、積み荷を貨車におろす。

取扱説明書で全体の構造を見てみましょう。
組み立てた状態では、かなりの大きさになります。(ほんとにでかいっす!)
輸出用とはいえ、これだけのシステムの鉄道玩具を開発したトミーの技術力は、かなりのものといえましょう。


パノラマレール
こちらも前から気になっていたアイテムだったのですが、最近縁あって入手いたしました。(^O^)
レールと一体になった緑のベースを組み合わせてレイアウトを作っていくもので、情景部品も多数セットされています。
プラレールとはまたひと味違った、箱庭的なレイアウトが作れるおもちゃです。


機関車は、プラレールよりやや小ぶりですが、カラーリングはまさに「ゆうえんち汽車」そのものですね。
プラレールとの深い縁を感じさせます。
もちろん往復機構付きです。(キャブ側面のスイッチが切り替えスイッチです)
ベースプレートは直線の他、ポイントが組み込まれた大きめのものが数種セットされています。
また、貨車が2両付いており、黄色い引き込み線を使って、自動連結や解放が可能です。(すごい!)

今回は、部品の袋が全て未開封でしたので、開封するのは見送らさていただきました。(すみません)
組み立てた状態は、パッケージ写真で見て下さい。

組み立てた状態。なかなかにぎやかなレイアウトになりそう。
情景部品は、プラレールのものと近い物が多数入っている。

このほか、けっこう有名なものでは「フリーレール」というのもありました。
これは、専用のCMまで作られていました。
鉄道模型のフレキシブルレールのように、自在に曲がるレールが入っているのですが、曲げたときにはみ出した部分をカットして使うらしいので、何回も使うとどうなってしまうんでしょうか…