幻の逸品展示室(その1):ロータリー除雪車雪国セット

数あるプラレール絶版車の中でも超難関品がこのロータリー除雪車ではないでしょうか。生産期間が1973年1年限り、単品の入手でさえ非常に困難なのに、さらにセット品があったとは!残念ながら箱が有りませんが、前の持ち主が子供の頃買ってもらった物をそのまま取ってあったそうで、本体、付属品ともほぼ完全に残っています。客車、トンネル、駅,踏切から立木に至るまで全て雪がつもったイメージで作られています。レールは残っていませんが、もしかしたら白いレールが付いていたのかもしれません。
今回は、そんなイメージに合わせ、ジャスコで販売されているカラーレールの白を組み合わせてみました。

編成アップ
セット一式を使ったディオラマ
カラーレールのみジャスコ製。
セット一式
ロータリー除雪車、C12、客車、踏切、
トンネル、並木、立木
全て白いパーツや白のスプレーで
雪が積もったイメージになっている。
箱、レールが無いのが残念。
車両アップ
ロータリー除雪車、C12、客車
(屋根は白色で
雪が積もったイメージ!)

そして数年たったある日…
ある方からメールが届きました
その方は何と「C12ロータリーじょせつしゃセット」の箱付きの物を持っているとのこと!
早速お願いして、写真をいただきました。
これがその箱の画像です。おそらく日本初公開ではないでしょうか。

まさに国宝級のプラレールです。じっくりご覧になって下さい!


レールは通常の青であることが判りました。
Y型ポイントで白い屋根の田舎の駅をはさみ、途中に白い踏切と雪の積もったトンネルを配します。
客車の屋根ももちろん白、ベースが白い並木と立木も入っています。
スチロールの下箱はなく、ボール紙で仕切られた中に部品が直接入っているようです。
(D51だいてっきょうセットと同じような感じでしょう)

「C12ロータリーじょせつしゃセット」を、箱の写真にあわせて再現してみました!ご覧下さい。



いつかプラレール博物館にも、迎えたい逸品です。