プラレール懐かしのCM:「おもちゃ屋さんと兄妹編」(1972年)

実際のおもちゃ屋さんでロケしたと思われる作品です。

余計なナレーションが無く、映像のみでストーリーを綴っている秀作。

当時のプラレールセットの映像がふんだんに登場するのも見物だが、活気のあった時代のおもちゃ屋の雰囲気を見事に映像に残しています。

当時はどこの街にもあったこんな店が、今はもうどこにもない…懐かしさと寂しさを感じさせるCMです。



制作年代は、「弁慶号セット」「C58てんしゃだいセット」などが新製品として紹介されていることから、1972年と判断いたしました。

バックに流れる「プラレールのうた」は、このCMに収録されていたものを録音したものです。

♪ぷうらぷらぷら ぷ〜ら プラレール
(とある商店街のおもちゃ屋、店内にはおもちゃがぎっしり。そして店頭にはプラレールののれんが飾ってある)

♪ぷうらぷらぷら ぷうらぷらぷら プラレール
(ショーウインドゥを熱心に見つめる子供の姿、中にはプラレールがたくさん走っている。
「ふくせん特急電車セット」「C58てんしゃ台セット」…)


♪トミー!トミー!
(…「ふくせんステーションセット」そして「べんけい号セット」!)

(どうやら欲しいものが決まったようだ)


♪ぷうらぷらぷら プラレール
(店内に駆け込んでゆく子供、お店の主人がにっこり微笑む。「これちょうだい」と指差す子供)


ひとつのセットから
(子供がえらんだのは「べんけい号セット」だった。嬉しそうに箱を抱えて帰ってゆく…そしてしばらくすると)

おおきなプラレールの世界へ
(今度は小さな妹を連れて戻ってきた。ビックリするご主人を後目にプラレールの棚へかけてゆく)

いろんな部品がいっぱい!
(嬉しそうにプラレールの棚を回す兄妹、どうやら部品をいくつか買うようだ)

トミーのプラレールシリーズ!
(嬉しそうに帰ってゆく兄妹、手には「トンネル」やいくつかの部品が。笑顔で見送るご主人)

(プラレールのレイアウトで遊びはじめる兄妹)

♪トミーのプラレールシリーズ!
(カメラがパンすると大きなプラレールのレイアウトが広がる。「トミープラレールシリーズ」の字幕が出る)